こんにちは。 損保ジャパン日本興亜環境財団、事務局長の佐藤です。 4月7日(日)、ジャカルタで開催されたNGOラーニング制度 (インドネシア版CSOラーニング)の定例会に参加してきました。 今年2月からスタートしたジャカルタのNGOラーニング制度。 日本と同様に月一回定例会を開催しています。 第2回となる今回は、派遣先NGOのInSWA (Indonesia Solid Waste Association) で開催されました。 当日は15名の学生が参加。 3名の学生がそれぞれのインターン活動内容についてプレゼンしました。 あるインターン生は、絶滅危惧種の野生生物の違法取引の摘発に従事するなど、 インドネシアならではの活動を紹介していました。
その後、NGOの代表からジャカルタにおける廃棄物問題 (1000万人以上が済むジャカルタには ごみ処理場がない!) について講義をいただきました。 ゴミ問題は経済発展の副産物であり、 経済成長と同時に解決していく必要があること、 法律を作るだけでは不十分で、 市民の意識を変える啓発活動が重要である、と熱く語りました。
参加学生はそれぞれのNGOの活動について語ったり、 互いに質問・意見交換し合うなど、 とてもよい学びができている様子でした。
皆さん、こんにちは。 損保ジャパン日本興亜環境財団、事務局長の佐藤です。 日本で2000年から実施しているCSOラーニング制度。 2019年2月から新たにインドネシア・ジャカルタで実施することになりました。 インドネシアは近年急速な経済発展を遂げる一方で 過剰な森林伐採、廃棄物処理など多様な環境問題を抱えています。 環境人材育成の一助になればという思いから初の海外開催となりました。
20名の募集に対して41大学・142名の応募があり、書類審査・面接の結果、 第一期生20名が選抜され、インターン活動を開始しました。
<制度の概要> ●名称:NGO Learning Internship Program in Indonesia ●募集対象:インドネシアの大学生・大学院 20名 ●派遣先NGO:インドネシアに所在する環境NGO(10団体)に派遣 ●期間:2019年2月~9月まで8か月間
参加学生は日本と同様に、NGOでのインターン活動に参加し 環境保護の実務を経験すると同時に、 定例ミーティングを開催し、活動内容等の情報交換・懇親を図ります。
2月6日、ジャカルタで現地政府関係者、日本大使館を来賓に迎え、 参加学生、受入先NGOを集めてキックオフ式典を開催しました。
二宮財団理事長あいさつ
来賓 環境林業省Jo Kumala局長 参加学生代表のあいさつ 参加学生代表のあいさつでは、 「このプログラムを通じて環境問題に携わるNGOで体験を得られると同時に、 環境問題に関心を持つ新しい仲間と出会えることが魅力。積極的に参加したい。」 と話していました。