皆さん、こんにちは。気候危機を止めたいと思いつつも、 寒い冬は苦手なCSOラーニング関東地区チューターの塚本啓之です。 今年も寒い季節がやってきましたね…
今回は12月10日に損保ジャパン日本興亜本社ビル環境財団会議室において、 関東地区Bチームの12月定例会が行われました。
はじめは合同会社LIMONE代表の緒方さんより、 会社のエシカルに関する取り組みについて説明していただきました。 緒方さんはボルネオ保全トラストジャパンのインターンシップに参加して、 現地でのプランテーション農業が及ぼす生態系への悪影響を実際の目で体験しました。 そこから、エシカルな消費活動に取り組むことの重要性を感じて 「自分で選べるものは自分で選ぼう」と決意。 しかし、日常の生活のなかで「エシカル」の選択肢がないことに気づき、 自ら会社を設立。WEBやIT技術を駆使し、選択肢を消費者に提示する側として活動中。 LIMONEでは、主に3つの事業を展開していますが、特に印象に残った事業が、 緒方さん自身がエシカルな商品を使用して、 その使用体験を消費者目線で紹介する「Ethical Gift」です。 消費者が心配しそうな点や、各商品の細部まで善し悪しを紹介している本サイトは、 消費者には大変ありがたい情報源になると感じました。 情報社会で多くの情報が混沌とする現在、 消費者は「本物」を求めているため、有効な手段だと思いました。
また、一度はエシカル商品の購入を頑張ってみようと決めたものの、 エシカルな商品はそうでないものと比較して値段が高いために、 続けられなくなってしまう可能性があるのではないかという質問に対して、 「そのような辛い意識で消費を選択するのではなく、 自分のなかで値段的価値よりも環境配慮の価値が上回った時に変えればいいし、 自分のなかでゆずれないものやマインド (私の場合は気候危機対策→自宅の電力の再エネ化)を情報発信していけばいい。 それぞれが発信することで、個人の接点が広がっていくと思う」という回答に、 焦っていた自分の気持ちに変化がありました。 できる取り組みから、行動と普及を地道に続けていきたいと思いました。
後半は、自主プロジェクトについての話し合いがありました。 緒方さんのお話を踏まえつつ、それぞれの班(WEB班、インスタグラム班、ツイッター班)が 締め切りや最終目標を設定しました。
CSOラーニングも残すところ僅かですが、 今日の定例会はエシカルの普及・啓発に取り組むBチームにとって、 有意義な時間となったのではないかと思います。
関東地区チューター 塚本 啓之
みなさん こんにちは! 関西地区チューター 谷玲花です。
12月13日にCSOラーニング制度 関西地区の12月定例会が 関西地区派遣先である認定NPO法人びわこ豊穣の郷の事務所で行われました。 入ってすぐのところにwelcome!と書かれたボードを発見!! とてもアットホームな雰囲気で心温まりました。
最初に、びわこ豊穣の郷の金崎さんから活動内容などについてお話をいただきました。 琵琶湖を守るために中洲を作ったり泥を運んだりしているとのこと。 このような活動に、子どもから大人まで取り組んでいるそうです。 地元の環境保全にみんなが関心を持っていることが、 とても素敵なことだと思いました。 それと同時に、除去しきることが難しい湖底ゴミや 継続可能なNPO法人を目指すなど、課題がたくさんあることもわかりました。
次に、自己紹介とアイスブレイクをしました。 それぞれの活動報告をしたあと、インターン先を選んだ決め手を発表しました。 初心にかえる良い機会となりました。
最後に、自主プロジェクトに向けて話し合いをしました。 (関西地区は12月18日に学生向けの環境問題についてのワークショップをします。) 何人かが内容をパワーポイントで考えてきてくれたり、 当日の役割分担が決まったりと、着々と準備が進んでいます。 来週の本番に向けてラストスパートです! 頑張りましょう!
関西地区チューター 谷 玲花
みなさん、こんにちは。 愛知地区チューターの吉田です。
今回で6回目となる定例会は、 またもや淑徳大学のCCCで行われました。
今回の定例会は、いきなり自主プロジェクト中心で始めました。 2019年度CSOラーニング制度も終盤に近づいており、 自主プロジェクトも調整の段階に入ってきています。
12月中に南山大学をお借りしてのイベントを計画しているので 当日のプレゼンを考える組と、 当日のイベントの内容を煮詰める組に分かれて作業をおこないました。
今回の漁網を使ったイベントを、 どう環境問題に絡めて多くの人に伝えていくのか。 CSOラーニング制度のインターン生ならではの どんな工夫を加えて発表につなげていってくれるのか、 チューターとしては完成がとても楽しみです。
定例会終了後、「バンチャガル」というインド・ネパール料理屋に行って カレーを食べながら懇親しました。 偶然ではありますが、去年のCSOラーニングでの自主プロジェクトの際に、 取材に訪れたお店で、久しぶりに美味しいカレーが食べられて個人的にも満足でした。
残り少ないインターン活動、楽しみながら活動し、 今年のインターン生らしい発表に仕上げていってほしいです。
愛知地区チューター 吉田 凱
みなさん、こんにちは! 愛知地区チューターの吉田です。
11月の定例会はオイスカ中部研修センターのインターンが幹事で、 会場もオイスカ中部研修センターで行われました。 去年のこの時期もオイスカ中部研修センターで1泊しての定例会だったので、 愛知地区では、毎年恒例?の行事になっているような気がします。 今回の定例会は、一風変わって食事からはじまりました。
ここオイスカ中部研修センターでは、 海外、特にアジア中心の国々から技能実習生として派遣され、 男性の方は農業中心、女性の方は炊事中心に技術を学び 祖国に伝えることを目的の一つとしています。
普段から女性の技能実習生の方たちが中心となって食事は作られています。 今回のメニューは和食中心で、 作ってくださる技能実習生の方々の祖国の料理も食卓に並びました。 料理はどれもやさしい味付けで、とても美味しかったです。
今回の定例会から、それぞれの活動の共有時間を少なめにし、 自主プロジェクトの時間を多くとりました。 最終発表が3月に迫り、刻一刻と本番に近づいて選択肢が狭められてきています。 いま手元にある素材、人材、残りの時間を考えて、 理想的なものばかりでなく現実的に考えて逆算して行動に移す。 そういった部分が自主プロジェクトの難しさであり、面白さであると感じています。 チューターの立場としてどこまで踏み込んでいいのか、 どうアドバイスしていいのか試行錯誤の毎日です。
去年のCSOラーニング制度で、僕の人生が変わったと感じることができた 要因の一つが、この自主プロジェクトだったと思っています。 欲を言えば、愛知地区のインターン生全員にそう思ってもらえるような自主プロジェクト、 さらにはCSOラーニング制度になるように、あと残りの時間を使いたいです。