こんにちは。損保ジャパン日本興亜環境財団の長沼です!
今年度の 市民のための環境公開講座 Part1 『人も生き物も豊かになる水の惑星』も今回がラストです。 今回の講師は沖縄ご出身の呉屋由希乃さん。 『「サンゴに優しい日焼け止め」を作った理由: サステイナブルなツーリズムを考える』というテーマでご講演いただきました。
呉屋さんは、地元でスキューバダイビングを楽しんでいた時に、 仲間のダイバーから投げかけられた「サンゴ死んじゃうよ」 という言葉がきっかけとなり、サンゴの希少性と生態系への貢献度、 そしてそのサンゴが人の手によってどれだけ失われ続けているか、 という事実を知ったそうです。
サンゴを守りたい、という強い気持ちから サンゴを殺さない成分で作られた“サンゴに優しい日焼け止め”を 製造、販売し始めた呉屋さん。 どこのマリンショップからも相手にされない状況から努力を続け、 SNSやメディアを通じ、またSDGsの機運の高まりに乗せて商品の 認知度を高めていった呉屋さんのお話は、 とてもドラマチックなサクセスストーリーでした。
活動はまだ道半ばであるとのことですが、 「一歩を踏み出すことでもう一歩進める」という呉屋さんの言葉が 強く印象に残りました。
市民のための環境公開講座 Part2の第一回は、9月18日(水)18:30~20:00。 『食品ロスに新たな価値を』というテーマで、 (株)日本フードエコロジーセンター 代表取締役の高橋巧一氏にご登壇いただきます。
お申し込みはこちら→ 市民のための環境公開講座申し込み