こんにちは。 損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。
11月11日から市民のための環境公開講座(Part3) 「伝える・つなげる仕事」を開始しました。 第1回は、「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題」と題して 芸人の滝沢秀一さんにご講演をいただきました。
滝沢さんはお笑いコンビ「マシンガンズ」として活躍する一方、 7年間ゴミ清掃員としても働いています。 毎日のゴミ収集作業の中で気がついた「ゴミ清掃あるある」をつぶやいたツイッターが、 SNSで大きな話題となり、コメントをまとめて奥様のイラストとともに出版した本が 反響を生むなど、大活躍されています。
ゴミ収集時の苦労や、その過程で見えた地域格差の問題、 さらに廃棄物を調べる中で知ったゴミ先進国スウェーデンの取り組みなど、 話題は多岐に及び、会場は笑いが絶えませんでした。 また、平均すると全国のごみ処理場はあと20年でいっぱいになる、 ゴミの量を減らすことに本気で取り組むべきと重要性を強調されるなど 深刻な問題を認識した講演となりました。 第2回は 11月18日(月)18:30~20:00 「メディアと考えるSDGsの自分事化とメディアの役割」と題して、 株式会社フジテレビジョンの木幡美子氏、 講談社FRaU編集長の関龍彦氏に対談をいただきます。お楽しみに!
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こんにちは。損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。
10月2日の市民のための環境公開講座(Part2)第3回は、 「地球をケアする”コスメティックレボリューション”」と題して 株式会社ラッシュジャパン アースケアスーパーバイザーの窪田とも子さんに ご講演をいただきました。
イギリスに本拠を置き、世界49か国で化粧品の製造販売を行うLUSHでは、 「地球でビジネスをさせてもらっているので、地球を守りたい」をミッションに掲げ 「化粧品のための動物実験へNO!」、「パッケージは可能な限り使用せず、 使用する場合も最小限度にとどめる」など、 環境への配慮を常にビジネスの中心においています。
今回の講座では、特にプラスチックの大量消費が引き起こしている深刻な海洋汚染、 生態系破壊、気候変動への影響についての危機意識と、 ネイキッド商品の開発・販売や、容器の回収、再生利用など その解決に向けたLUSHの取り組みを詳しく説明いただきました。
「すべてのプラスチック使用を今止めることはできない。 小さくてもいいので自分たちでできることはやってみよう。」 というメッセージは、参加者に確実に響いたと思います。
11月から新たにPart3「伝える・つなげる仕事」が始まります。 第1回は 11月11日(月)18:30~20:00 「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題」と題して 芸人の滝沢秀一氏にご講演をいただきます。お楽しみに!
9月25日の市民のための環境公開講座(Part2)第2回は、 「イノベーションは辺境から~地産地消型エネルギーから電子マネーまで~」と題して 日本植物燃料株式会社 代表取締役の合田真さんにご講演をいただきました。
合田さんは、2000年に日本植物燃料株式会社を設立、 主にアジア・アフリカで化石燃料の代替となる植物燃料を販売する事業を展開されています。 また、社会起業家として、先進国のようなインフラが整備されていないアフリカの村で、 太陽光発電、携帯電話、ドローン、電子マネーなど最新のテクノロジーを用いて、 地産地消型再生可能エネルギー、食糧生産、金融サービスの提供に取り組まれています。
そのダイナミックな活動の原点は、二宮尊徳が説いた「心田開発」 (一人ひとりの心を育てることがコミュニティー全体を強化することにつながる)とのこと。 日本の農村を再興した心と先端テクノロジーを使って、 アフリカの人々を支えたいという熱い気持ちが伝わる講演でした。
次回パート2の第3回目は、10月2日(水)18:30~20:00 「地球をケアする”コスメティックレボリューション”」と題して 株式会社ラッシュジャパン アースケアスーパーバイザーの窪田とも子氏にご講演をいただきます。 お楽しみに!
こんにちは。損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。 市民のための環境公開講座 Part2「豊かな生活と環境の共生」がスタートしました。 9月18日の第1回は「食品ロスに新たな価値を」と題して、 株式会社日本フードエコロジーセンター代表取締役の高橋巧一さんにお話をいただきました。
日本では、一日約5万トンの食品(25メートルプール100個分!)が廃棄され、 税金を使って焼却処分されているとのこと。獣医師でもある高橋さんは、 独自技術で食品廃棄物から液状の飼料を作り、 畜産事業者に提供するビジネスモデルを構築され、 社会問題となっている食品ロスの削減にビジネスの視点を用いて取り組まれています。
単に食品廃棄物を加工して飼料として販売するだけでなく、 大手食品スーパー等とタッグを組んで、 リサイクル飼料を食べて育った豚を「環境にやさしい豚肉」として販売するなど、 真の食品リサイクル・ループの構築を目指されていました。
開発した技術の特許をとらず、皆でリサイクル・ループの構築を進めてほしいと語る 高橋さんの環境を思う熱い気持ちに驚き、感動しました。
次回第2回目は、9月25日(水)18:30~20:00 「イノベーションは辺境から~地産地消型エネルギーから電子マネーまで~」と題して 日本植物燃料株式会社 代表取締役の合田真氏にご講演をいただきます。
損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。
8月24日(土)、東京の新宿中央公園において、 市民のための環境公開講座(特別講座)としてフィールドワークショップ 「昆虫や生き物を観察して、イラストにしてみよう!!」を開催しました。
この特別講座は、7月24日に「生物多様性と私たちの生活」についてご講演いただいた、 国立環境研究所生態リスク対策室長の五箇公一先生による 実践編スピンオフ講座として開催したものです。
当日、小さいお子さんを含めた約25名の参加者は、 昆虫の専門家である五箇先生のお話を聞きながら、 実際に手で虫を捕まえて観察し、色鉛筆でイラストを作成しました。 【大人も】 【子どもも】 【落ち葉の下にも】 【みんな虫取りに夢中です】 【何を捕まえたのかな?】 【五箇先生に質問タイム】 都会の真ん中の公園にもたくさんの昆虫がいることに参加者一同驚きましたが、 五箇先生によると、今年は梅雨が長く夏が短い異常気象の影響もあり、 短期間に大量に羽化したセミが多く、 また十分に成長していないバッタが目立つなど異常がみられるそうです。 【都会の真ん中の公園です】 身近な公園の虫を観察して楽しむ中にも、 異常気象や地球環境の変化について考える一日となりました。
【真剣にスケッチ】 【じっくり観察中】 【五箇先生に絵を見ていただきました】 【最後はみんなで記念撮影】 市民のための環境講座(通常講座)は9月18日(水)から パート2「豊かな生活と環境の共生」が始まります。 第1回は(株)日本フードエコロジーセンターの高橋巧一さんに 「食品ロスに新たな価値を」と題してお話しいただきます。 お楽しみに!