みなさん、こんにちは! 愛知地区チューターの吉田です。
11月の定例会はオイスカ中部研修センターのインターンが幹事で、 会場もオイスカ中部研修センターで行われました。 去年のこの時期もオイスカ中部研修センターで1泊しての定例会だったので、 愛知地区では、毎年恒例?の行事になっているような気がします。 今回の定例会は、一風変わって食事からはじまりました。
ここオイスカ中部研修センターでは、 海外、特にアジア中心の国々から技能実習生として派遣され、 男性の方は農業中心、女性の方は炊事中心に技術を学び 祖国に伝えることを目的の一つとしています。
普段から女性の技能実習生の方たちが中心となって食事は作られています。 今回のメニューは和食中心で、 作ってくださる技能実習生の方々の祖国の料理も食卓に並びました。 料理はどれもやさしい味付けで、とても美味しかったです。
今回の定例会から、それぞれの活動の共有時間を少なめにし、 自主プロジェクトの時間を多くとりました。 最終発表が3月に迫り、刻一刻と本番に近づいて選択肢が狭められてきています。 いま手元にある素材、人材、残りの時間を考えて、 理想的なものばかりでなく現実的に考えて逆算して行動に移す。 そういった部分が自主プロジェクトの難しさであり、面白さであると感じています。 チューターの立場としてどこまで踏み込んでいいのか、 どうアドバイスしていいのか試行錯誤の毎日です。
去年のCSOラーニング制度で、僕の人生が変わったと感じることができた 要因の一つが、この自主プロジェクトだったと思っています。 欲を言えば、愛知地区のインターン生全員にそう思ってもらえるような自主プロジェクト、 さらにはCSOラーニング制度になるように、あと残りの時間を使いたいです。
愛知地区チューター 吉田 凱
こんにちは。損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。
11月25日(月)、市民のための環境公開講座(Part3) 「伝える・つなげる仕事」の最終回が実施されました。 今回は、「SDGsのコミュニケーション」と題して 株式会社朝日広告社の石田一郎さんにご講演をいただきました。
石田さんは、今年5月まで朝日新聞社のマーティング本部長を務められており、 その時に取り組みを始めた「SDGsプロジェクト」についてご説明をいただきました。 これまでは問題点を指摘することが中心だったメディアの姿勢も変わりつつあり、 課題解決を模索する報道への転換が求められていとのこと。 朝日広告社に移られた後も、メディアの発信力を活かして、 SDGsを通じて「世の中をよくする活動」に取り組まれています。
また企業の発信力についてもコメントされ、 課題を認識するだけではなかなか動かない潜在層にアクションを促すためには、 人の共感を生み出す「志(パーパス)」が重要であり、 さらに「かっこいい」「楽しい」といった感情を満たすことで 人は自ら活動するとお話をいただきました。 問題を知ることからアクションへつなげることの大切さと アイデアを学ぶ講演となりました。
今回をもって今年の市民のための環境公開講座は終了しました。 お越しいただいた皆さま本当にありがとうございました。 来年もまたよろしくお願いいたします! なお、損保ジャパン日本興亜環境財団のホームページでは 過去の市民のための環境公開講座のダイジェストを掲載しています。 ぜひ、どうぞご覧ください。 市民のための環境公開講座ダイジェストはこちら
みなさん、こんにちは! 関東地区チューターの塚本啓之です。
関東地区Aチームの定例会は10月9日水曜日、 日本自然保護協会(NACS-J)にて行われました。 はじめは会議室の雰囲気に呑まれてか、みんな沈黙... そんな中、アイスブレイクで動物同定クイズを行いました! 動物の同定はNACS-Jが生態系のモニタリング調査のときに実際に行っていることで、 生物の種類や数などから、生態系の変遷を把握することが目的となっています。 クイズでは3チームに分かれて、写真に映る動物が何かを選択式で答えましたが、 これが難しい!特に背面のみの姿や夜間時の写真で判断することは困難でした。 良い具合にみんなの沈黙がなくなった後には、 松井さんから日本自然保護協会について団体紹介をしていただきました。 日本自然保護協会は、自然がわたしたちの生活を支えているだけでなく、 将来世代の生活をも支える大切な基盤であるため自然を守りたいという。 各地域での保護活動に加えて、 自然の開発をさせないためのルールづくりをしています。 ①自然を守る②自然を守る仕組みづくり③守った自然をより良くする という3つの軸を持ちながら活動を行っています。 そのなかの事例として「赤谷プロジェクト」の紹介がされました。 荒廃してしまった人工林を自然の森へ戻していく過程で、 人口減少や生態系による変化を捉えつつ、 地域づくりにも貢献する取り組みの数々には驚きを感じました。 その後インターン生同士で活動状況の報告を行い、 最後に自主プロジェクトについて話し合いをしました。 来年1月に新宿環境活動ネットが開催を予定している「”まちの先生”見本市!」 への出展にむけて、スケジュールの計画を立てていました。 みんなで計画的に進められていたので、順調にやっていけるのではないかと思います。 最終成果が楽しみです。 関東地区チューター 塚本 啓之
11月18日の「市民のための環境公開講座」(Part3)第2回は、 「メディアが考えるSDGsの自分ごと化とメディアの役割」と題して フジテレビCSR推進室部長の木幡美子さんと 講談社のFRaU編集長兼プロデューサーの関龍彦さんのお二人に対談をいただきました。
セミナー形式の市民のための環境公開講座では、対談はあまりない試み。 どのように進行するのか不安もありましたが、 JEEFの鴨川光さんのファシリテーションのもと、 SDGsを伝えることに真剣に取り組むお二人の熱意が伝わる対談となりました。
視聴率が取れるのか懸念する社内を説得して、 番組「環境クライシス」、「フューチャーランナーズ」を制作したところ、 むしろ社内の意識が大きく変化し、登場人物の推薦情報が寄せられるようになったお話しや、 女性雑誌でSDGs特集を発行する際、思った以上に多数の企業のサポートが得られたことなど、 さらに旅行会社と連携したSDGsのツアー企画にまで発展したことなど、 SDGsへの対応が進むメディアの最先端のお話しを頂きました。 SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の中で メディアの力がいかに有効かを実感する対談となりました。
次回第3回は、今年の市民のための環境公開講座の最終回となります。 11月25日(月)18:30~20:00 「SDGsのコミュニケーション」について、 株式会社朝日広告社の石田一郎氏にお話しをいただきます。
お楽しみに!
申し込みはこちら → 市民のための環境公開講座申込み