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2025
01,28
17:54
【CSOラーニング制度】2024年度1月 関西・愛知・宮城・福岡地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
みなさん、こんにちは!
福岡地区チューターの渡邊です。
1月22日に関西、愛知、宮城地、福岡地区で最後のオンライン合同定例会を開催しました。
今回の定例会では、内容が盛りだくさんで、参加者全員がインターン先での経験や成果を
振り返る有意義な時間となりました。
<定例会の主な内容>
1. 活動発表
2. ミニプロジェクト成果発表
1. 活動発表
① 気候ネットワーク (田上さん・関西地区)
気候ネットワークは地球温暖化による気候活動を止めるために「提案×発信×活動」する
団体です。
インターン期間は、主に発信活動やイベント運営補助を担当したそうです。
特に印象に残った活動は、COP29開催前に作成したインタビュー記事だそうです。
記事では、COPへの関心を集めることや、論点をわかりやすく伝える工夫を凝らしたそうです。
専門用語が多く、難解な内容に感じられやすいCOPですが、その中で意識的に発信を工夫する
取り組みは素晴らしいですね!
② 日本ウミガメ協議会 (北口さん、本森さん・関西地区)
日本ウミガメ協議会はウミガメ類の調査・研究結果をもとにウミガメを取り巻く生態系全体も
含めて保全する団体です。
インターン期間は事務所で会員の方々へファングッズの発送準備、イベントの運営補助、
ウミガメの産卵調査、データ集計・分析など多岐にわたる業務に携わったそうです。
中でも印象に残ったのは、和歌山県で実施したウミガメの産卵調査とのこと。
夜20時から始まるパトロールでは、ウミガメの産卵に少量の光でも影響があることを学び、
大変貴重な経験だったそうです。
また、宮崎県で開催された 第35回日本ウミガメ会議にも参加したそうです。
地元住民も交えたオープンな会議は非常に刺激的だったとのこと。
活動を通じて、生態系保全の重要性を深く感じたそうです。
③ NGOアジア保険研修所 (柳原さん・愛知地区)
アジア保険研修所はアジア各地の村々で人々の健康を守るために活動する現地の
保健ワーカーを育成しているNGO団体です。
インターン期間は夏に国際研修を行ったそうです。
研修では、以下のような活動が行われました:
・Fact (事実) と Opinion (意見) のゲーム:相手の発言を事実か意見か見極める練習。
・ウェルカムパーティや交流会(ジャンケン列車なども!)。
さらに、柳原さんは 出前授業 にも挑戦!多くの人の前で授業をする姿は、とても素敵ですね。
これからも引き続き活動を頑張ってください!
④ NPO法人環境会議所東北(染谷さん・宮城地区)
環境会議所東北は「みちのくEMS」、「省エネ事業」、「環境甲子園」、「みやぎGPN
(グリーン購入の啓発)」という4つの事業に取り組み、企業の環境経営+環境意識の高い
人材の育成を目指す団体です。
インターン期間は、「みちのくEMS」、「省エネ事業」での公演における資料の作成、
「環境甲子園」の参加校の募集を行いました。
中でも印象に残ったのは 「省エネ事業」に携わったこと です。専門家がどのような点に
注目しているか、公共施設の資金繰りの課題について学ぶなど、普段なかなか触れることの
できない実務に携われたことが貴重な経験だったそうです。
特に「省エネ」といった環境に優しい取り組みは、コスト面での課題が多いですが、
それをどう解決するのかまで学べたそうです。
⑤ グリーンシティ福岡 (宮嵜さん、山田さん・福岡地区)
グリーンシティ福岡は「自然体験や環境教育の企画・運営」、「対話の場づくりと
ファシリテーション」、「環境保全活動のコーディネート」などを実施している団体です。
インターン期間は、お二人は生き物観察会など様々な課外活動に参加しました。
山田さんが印象に残った活動は「秋の里山観察会~草木染~」です。
1歳から5歳までの小さな子どもたちと過ごし、どうすれば危険を回避できるか、
どんな声かけが効果的かを考える貴重な経験となったそうです。
子どもの立場で物事を考える重要性を学びがあったそうです。
宮嵜さんが印象に残った活動は「むしむし団地」というイベントです。
木箱の中に作られた穴にドロバチが巣を作り、その様子を観察するというイベントで、
半年以上にわたり巣箱の状況を見守り、2回のイベントを通して多くの発見があったそうです。
親子連れの参加者との交流や空気感を掴む経験も、今後の活動に活かせそうですね!
⑥山村塾 (李さん、叶さん・福岡地区)
山村塾は都市と農山村の住民が農山村の復興、環境の保全、食物の安全、健康ひいては
持続可能な社会の構築に寄与することを目的とする団体です。
主な活動として、稲作コース、山林コース、棚田米プロジェクト、講座・研修、
合宿ボランティアなどを行っています。
インターン期間中、李さんはチェーンソー基礎講座に参加しました。
この講座では、チェーンソーの仕組みと基本操作、整備、伐倒の基礎技術を学び、
丸太を使ったトレーニングや反省会を通じて実践的な知識を深めたそうです。
また、叶さんは収穫祭に参加しました。
山里料理や鴨の丸焼き、丸太切り競争など、地域の人々との交流ができるイベントで、
多くの経験を得られたとのこと。この経験は今後の活動に役立つことでしょう!
2. ミニプロジェクトの活動報告
(1)エネルギー問題グループ (関西地区)
このグループは、メンバーが通う大阪公立大学の脱炭素に向けたワークショップを開催しました。
大学の再エネ導入にばらつきがある現状や、学生の脱炭素意識の低さを背景に、
ワークショップを企画したとのこと。
ワークショップの後には、イベント内容や学生の意見をまとめた提言書を大学に提出
していますが、この提案には他大学の教授など、多くの反響があったそうです。
しかし、苦労もありました。特に、参加者が6人と少なかったことに課題を感じたとのこと。
計画的な集客ができなかった点が反省点として挙げられます。
それでも、イベントを実施し、提言書を形にするまでの努力は本当に素晴らしいですね!
(2)生物多様性保全グループ(関西地区)
このグループは、学童に通う小学生を対象に、身近な生物多様性を感じる出前授業を
実施しました。
植物観察やトレーディングカード作り、フィールドワークを通じて植物のスケッチや採集を行い、子どもたちが自分だけのMY図鑑を作成しました。
遠隔のメンバーとの役割分担が難しく、外部事業者と協働する際の課題も多かったそうです。
実施後は「子どもたちが本当に楽しそうに取り組んでいた。他の教室でもぜひ実施して
ほしい!」という嬉しい声もいただいたとのこと。
この経験を今後の環境教育に活かし、さらに広めていきたいという熱意が伝わってきますね!
(3)CSOの相互訪問(愛知地区)
愛知地区では、派遣先の活動を共有し合あう、顔の見える関係づくりに取り組みました。
インターン生同士が活動の一環として、オイスカに関するクイズ、干潟とごみ問題について
考える勉強会、アジア保健研修所の訪問など、それぞれが活動するCSOの方にご協力を
いただきながら実施しました。
顔を合わせて意見交換を行うことで、新たな視点を得られる貴重な機会になったそうです。
この取り組みをきっかけに2月に合宿イベントも企画されているということで、ますます
交流が広がりそうですね!
(4)みちのく潮風トレイルの新規ルート提案 (宮城地区)
宮城地区の皆さんは、青森県八戸市から福島県相馬市までの1000kmに及ぶ「みちのく潮風
トレイル」の新ルートを提案しました。
大学生をターゲットに、自然に親しみながら環境意識を高めることを目的に企画。
2024年1月に実施したイベントでは、松島、塩釜水産物仲卸市場、鹽竈神社、加瀬沼、
多賀城南門といった観光名所を巡るルートを設定しました。
自分たちでルートを作成し、参加者に楽しんでもらえたという達成感が伝わってきます!
環境保全と地域の魅力発信を兼ねた素敵な企画ですね。
(5)イベント紹介とリスクアセスメント(福岡地区)
福岡地区では、それぞれが派遣先で参加したイベントごとのリスクアセスメントを
紹介してくれました。
イベントには楽しさだけでなく、運営者として常に気を配らなくてはいけない危険もあります。
そのリスクを最大限想定し、適切に対応するための計画を立てることが重要です。
このプロジェクトを通じて、リスクを考慮することでイベント内容が大きく変わることも
あることを学びました。
インプットだけでなくアウトプットを重ねていく大切さが実感できる取り組みですね!
今回は、各団体での活動発表と各ミニプロジェクトの活動報告をご紹介しました。
どの団体でも、またどのプロジェクトも、個性豊かで魅力的な活動がたくさんあり、
多くの学びや挑戦が詰まっていましたね!
少し長い内容となりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
寒い日が続きますので、どうぞ体調には十分お気をつけください。
3月の修了式で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
福岡地区チューター
渡邊 翔大
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