みなさん、はじめまして。 宮城地区チューターの畠山紳悟です。
7月22日に、宮城地区定例会が行われました。
会場は、インターン派遣先の (公財)みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)さんの事務所をお借りしました。 はじめての定例会に、宮城地区インターン生7人全員が出席しました。 今回の定例会では、インターン活動報告と自主プロジェクトの話し合いを行います。
最初のアイスブレイクでは近況をお互いに話します。 留学の準備があったり、将棋を始めたりとみんなアクティブです。 財団職員の長沼さんが軽妙なジョークで場を和ませてくださりました。 インターン派遣先の紹介では、 会場をお借りしたMELON職員の山形さんよりお話いただきました。
プロスポーツチームと協力して試合時のゴミ減量を呼び掛けたり、 仙台農塾という大人の食育講座を通じて生産者と消費者をつないだりなど。 市民や行政、地域でネットワークをつくり多面的な環境活動をされていました。 私たち学生も今後かかわっていけるようなアイディアが たくさん盛り込まれたお話をいただきました。
インターン活動報告では、 インターン生がこの一か月間行ってきたインターン活動を紹介しあいました。
冒険遊び場・せんだい・みやぎネットワークのインターン生は、 子どもたちが自由に遊ぶためにベンチをつくったり、 竹を使った道具をつくったりと実践からスタート。 実践や、職員の皆さんとの会話の中から、子どもたちとの関わり方を学んでいるそうです。 オイスカ名取事務所のインターン生は、 今後名取駅で写真展や講演会を実施しようと考えているそうです。 素敵な企画になるようにインターン生同士で協力して進めていってほしいです。
最後は自主プロジェクトの話し合いをしました。
インターン生はみんな大学で環境や子どもの分野を学んでいて、 知識や気になっていることはあるのですが、 こうした場でいきなり企画を考えてと言われても中々アイディアが出てこないものです。
みんながやりたいことってなんだろう?みやぎらしさってなんだろう? そもそもこうしたプロジェクトを行う目的は?誰のためにやるの?
話し合ってみると、意外とみんなが考えていることは 方向性がバラバラで、十分な議論をすることの難しさに気づきます。
ファシリテーターを頑張ってくれたインターン生、今回は消化不良だった様子。 しかしこうした経験を重ねて少しずつ上達していってくれたら嬉しいです。
結論は「学生子供向けに環境意識を広げる。」とまりました。 テーマや手段の案はたくさん出たが、何をするかは十分な検討が必要。
みんなうーんと唸りながらの話し合いで、 何にも決まらなかったようにも思えましたが、 大切なキーワードはたくさん出ていました。
<どんな活動をする?> ・プラスチック繊維をつかった細工、植物を編む ・外来植物で籠やハーバリウムをつくる ・インターン先で広葉樹の枯れた木を再利用したい。 ・蜂の蝋からエコラップづくりをしてみる。 ・インターン生の一人が得意な動画やメディア発信を行う ・研究や調査も興味ある。
<どんなテーマがいい?> 気候変動、ごみの削減、フードロス、SDGs、家庭でのエネルギーの節電、環境教育、地震(防災マップ)
来月以降もインターン生はさらに悩み抜いて良い企画をみんなで形づくっていきます。 応援よろしくお願いいたします。
宮城地区チューター 畠山 紳悟