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2018
08,21
14:02
【チューターレポート】8月の関東地区定例会
CATEGORY[CSOラーニング制度]

はじめまして。2018年度関東地区チューターの冨塚です。
昨年度は日本環境教育フォーラム(JEEF)にてインターンを行っていました。
チューターとして、約8か月間、関東地区CSOラーニング生のサポートができるよう、
自分がCSO生だった時のことを思い出しつつ積極的にアドバイスしていきます。
どうぞよろしくお願いします。

定例会は、アイスブレイクのあと派遣先の活動紹介をしました。
今回はアサザ基金と、会場を貸してくださったJUON NETWORKの2団体が行いました。

アサザ基金は、基本的に屋外活動をメインにしている団体で、
他のCSOと比べてすこし珍しい団体なので、フィールド活動が好きな
学生が集まっている印象でした。
また、損保ジャパン日本興亜環境財団と協働で、耕作放棄地を再生した
「かっぱん田」の管理をしており、イベントを企画運営して楽しむことを通じて、
自然環境を学ぶことができる団体です。

JUON NETWORKは、大学生協の支援を受けてできた認定NPO法人です。
森に行きフィールドワークを通じて人と森の共存を感じる森林(もり)の楽校や、
高齢化による農業を担う人員不足を解消するため、農家さんのお手伝いをする
田畑の楽校などの活動が印象的でした。
 

 
その後、JUON NETWORKの事務局長である鹿住さんがお話ししてくださいました。
鹿住さんは、都市と農村におけるお金や人のつながりの循環を促進することが
JUON NETWORKの役割だとおっしゃっていました。
一例として、過疎地域の廃校を利用したセミナーハウスを開催しているそうです。

また、大分遡りますが阪神淡路大震災の際には、使えなくなったテニスコートを
無料で提供してもらい、間伐材でプレハブの仮設住宅をつくったそうです。

日本の木材の自給率は約30%で、都市と海外とのつながりはあるものの
農村とつながっていない事が課題であると、鹿住さんはおっしゃっていました。
このような実体験があってこそ、両者をつなげることを大事にしているだと感じました。



最後に、プロジェクトの提案をグループに分けて行いました。

・ホットな話題であり、若者からも発信すべきオリンピックの環境問題、
・都市にいる大学生は実感しづらいが全国合宿でもヒアリングできそうな過疎地域の問題
・就職が待ち構えている2,3年生が多いという特徴を生かした、
 企業の環境への取り組みや環境ビジネスについてのイベント

など、個々のテーマ案が被ることなく積極的に意見が出せた様子でした。



今月末にある全国合宿以降、今回出た案を行動へのフェーズに持っていけるように
チューターとして手伝えることは最大限行っていきます。

また、個々のCSOでのインターンについても、
自分がなんのためにこのインターンをやっているのか、
もう一度見つめなおして、日々の活動の中でも目的を意識して
取り組んでいってもらいたいと感じています。

冨塚 由希乃

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