お久しぶりです!関東地区チューターの五十嵐です。寒い日が続き、すっかり冬。 ラーニング生もインターンの終わりが近づいているのを意識し始める時期となりました。
少し更新が遅くなってしまいましたが、 ]今回は11月末に行われた関東地区定例会の様子を紹介します。
11月定例会は、日本環境教育フォーラム、通称:JEEF(ジーフ)の事務所で行いました。 幹事を担当したのは、JEEFと共存の森ネットワーク、 エコプラスでインターンをしているラーニング生たちです。
まずは、幹事がそれぞれ活動報告を発表。 みんな、内容が濃い…! これまでのインターン活動で、イベントの運営に関わったり、 事務所で広報のお仕事をしたり、派遣先CSOの理解がとても進んだように感じました。
そのあとは、JEEFの職員さんから講演をいただきました。
JEEFは、「清里ミーティング」の運営、 高校生に成長の場を与える「若武者育成塾」のファシリテーションや、 科学と数学をテーマにしたGEMS(ジェムズ)という環境教育の指導者育成など、 「環境教育」を軸に様々な活動をしているNGOです。
今回は、職員の方がGEMSのイベントをやるときに実際に子供たちとやっているという お弁当トランプを使ったゲームを全員で行いました。
ゲームで伝えたかったメッセージは、学校現場での先生の役割に対する疑問。 英語で「classroom」のことを、日本語では「教室」と訳しています。その訳し方には、 先生は生徒に教える存在であるという上下関係が透けて見える、と職員さんは語りました。
「自分の仕事は、日本にclassroomを増やすこと」
つまり、このゲームのような学び合い場を提供することがしたいのだとお話くださいました。 わたし、感動しました。チューターとして、先輩―後輩の関係ではなくて、 学び合う関係としてラーニング生と関われているのか、問い直す機会をいただきました。
長くなってしまいましたが… 11月定例会のチューターレポート、いかがだったでしょうか?
ブログには書ききれませんが、ラーニング生は自主プロジェクトのため 定例会以外でも時間をつくって活動しています…!
インターン終了まであと1か月半ほどです。 最後まで頑張って無事修了してほしいです。
五十嵐 円夏
皆さん、こんにちは。 損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。 12月4日、新宿において、第9回「市民のための環境公開講座」を開講しました。
今年度最終回となる今回は、 「市民工房=ファブラボから始める解決モデル~専門家にならないススメ~」と題し 鹿児島でエネルギー自給自足の生活をしている ヒッピーのテンダーさん(小崎悠太さん)にご講演いただきました。
テンダーさんは23歳の時に原発問題について考えるため 青森県六ケ所村に一年間滞在したのをきっかけに、 知恵と技術を求めて米国ネイティブアメリカンのトラッカーズ(猟師)スクールで学んだり、 各地を放浪されたそうです。
現在は電気・水道・ガス契約なしで鹿児島の山中で生活をされていますが、 決して原始的な暮らしではなく、太陽光発電で電気で作ったり、 ファブラボを開設して3Dプリンターを使って工作機械をこしらえるなど、 環境負荷をかけなくても可能な「現代的」な生活の一端をご紹介いただきました。
また、メディア情報の受け売りでなく、 自分で経験して自分の頭で考えることの大切さを力説されるなど、 我々の生き方を考え直すヒントを提供していただいたと思います。
今回をもちまして今年度の市民のための環境公開講座は終了となります。 一年間ありがとうございました。 来年も、「認識から行動へ」つながるような学びの機会を提供してまいりたいと思います。 お楽しみに!
みなさんどうもお久ぶりです。 愛知地区チューターの岸です。もう12月に入ってしまいましたね。 私も研究活動やらその他活動に追われていてまさに師走です。 そんな僕はさておき、11月も愛知地区は定例会を開催しました。 今回は、オイスカ中部研修センターにて27日から一泊で行いました。 オイスカは、海外の農業技能実習生や家政実習生を受け入れる機関です。 日本では中部だけではなく、関西、四国、西日本の4つの研修センターがあり、 フィリピンやマレーシア、パプアニューギニアなどの国から多くの研修生が学びに来ています。 この日も約20名ほどの研修生が居て、定例会の前にご飯をご一緒させて頂きました。 家政研修に来ているお二人の心のこもったご飯、とても美味しかったです。 さて、本題の定例会では、みなさんの活動はだいたいわかってきたので 今回は自主プロジェクトについて多く時間を費やしました。 改めまして愛知地区の自主プロジェクトは、 愛知県に住んでいる外国人に困っていることなどを調査し 外国人にとってより住みやすい街にすることを目的としています。 先月よりも多く各大学を周りアンケート調査を重ねました。 様々な困った声があるなかでどれかに絞るのか否かそれとも全部見ていくのか議論し、 結果、宗教や食べ物問題に着目することになりました。 また、ターゲットを愛知県に住み始めた人に絞りました。 私たちはこの愛知県に住み始めた人たち向けに 手書きでマップを作ることをゴールとしています。 今後はラーニング生自ら、外国人にとっての住みやすい街を調査していきます。 (例えば食べ物関連だと、実際にベトナム料理店に行ってオススメ料理を聴いたり、 写真を撮らせてもらったり。) マップが完成するのが楽しみですね。
定例会のあとはオイスカのことを知る貴重な体験をしました。 研修センターにはいれば私たちも研修生と一緒。 朝は、日の出前から朝礼がありそれぞれ自分のお国の旗を挙げます。 そしてみんなでラジオ体操を行います。 研修生はすごくキビキビしており、私たちも見習わなければという気持ちになりました。 そのあとは部屋に帰って掃除や洗濯をし、 美味しい朝御飯を食べたあとボランティアで春菊の出荷準備を手伝いました! 普段スーパーに並んでいる袋詰めの野菜はこうやって作られているのだ、 ということを実際に体感でき良い機会となりました。 また、職員さんの話を聞き、やはり人手不足が1番の問題だそうです。 日本が抱える大きな社会問題。これから解消されるといいのですが。。。 私も春菊をいくらかいただき、お家ですき焼きにして食べましたが 研修生やボランティア職員さんが手塩にかけて育ててくれた野菜は本当に美味しかったです。
岸 晃大