こんにちは、関西地区チューターの岡です。 これが最後の定例会レポートになってしまいました。本当に時間の流れが早いですね…。 報告が遅くなってしまいましたが、関西地区は1月22日に定例会を行いました。 場所は谷町四丁目から徒歩7分の街中にある、 地球環境市民会議(CASA)の事務所をお借りしました。
まずこれまでの自主プロジェクト進行度について情報共有を行ったのち、 出席者が揃ったところでCSOの紹介をCASAの土田さんにしていただきました。 (CASA ホームページ) https://www.bnet.jp/casa/
CASAは設立から30周年を迎えるNPO法人で、 現在は国連の経済社会理事会(ECOSOC)に登録されています。 多くの国際会議に出席して提言などを行っているそうで、 昨年12月に行われたCOP24にも参加されたそうです (『カトヴィツェ通信6』で報告されているので、ぜひ読んでみてください https://www.bnet.jp/casa/2/54.html#N543)。 土田さんはNPOの役割を次のように考えておられるそうです。 「政府など、公的な機関の手の届かないところに入って、 問題の発見・問題意識の形成→シェア→社会化→行動→解決を担うのがNPO。」 また、情報に精通した活動的な市民、 つまり市民が当たり前に行動できるのが理想だとも仰っていて、その通りだと感じました。 この8か月間、定例会でそれぞれのCSOの方から 色々な活動とその背景にある問題や思いをお聞きして これまで知らなかった問題や社会の変化に関心が向くきっかけになり、 改めて「知る」ということの重要性を認識しました。
また、パリ協定合意までの流れがわかる本として、 土田さんから『 地球温暖化は解決できるのか/小西雅子』を勧めていただきました。 さっそく購入して読んでいるところです!皆さんも是非手に取ってみてくださいね。 オンライン書店Honya Club com https://www.honyaclub.com/shop/g/g18053670/
次に、活動報告とこれまでの活動を振り返っての感想を共有しました。 ラーニング制度をきっかけに環境問題に興味を持つようになり 地球温暖化などについてたくさん学ぶことができたという人がいたり、 問題があるから解決するというのとは少し違って「自然っていいよね」 だから守りたいという動機での活動が新鮮でいい経験になった、という人がいたり。 一つの「環境」というテーマで集っているわけですが、 学んだことも感じたことも本当に多様で、それがとても面白いと思いました。
最後に自主プロジェクトの今後の役割分担などについて話し合いを行い 定例会は終了しました。みなさんお疲れ様でした。 修了レポートや3月の全国合宿での発表で、 皆さんがどんなことをして何を考えたのかを知るのがとても楽しみです!
岡 英里奈