はじめまして。 国際自然大学校でインターンをしている世森と申します。 9月の定例会はチューターがお二人とも都合が合わなかったということで、 代わりに幹事団体の中から私が代表してブログを書くことになりました。 いきなりの抜擢で少し驚いていますが、どうぞよろしくお願いします。 9月の関東地区定例会は、私が活動している国際自然大学校と パブリックリソース財団、OISCAの3団体で幹事を行いました。
会場は国際自然大学校の事務所を使わせていただきました。 国際自然大学校の事務所は建物の中が木造でできていて、 ゆったりとした心地の良い環境になっています。 幹事団体の活動紹介は、パブリックリソース財団、OISCA、 国際自然大学校の順でしていきました。
パブリックリソース財団の活動は、NPO法人や地方創生に取り組む団体など、 社会貢献に力を入れている財団に援助を行っている団体です。 お金だけではなく、本やDVD、土地など何でも寄付ができるという話が興味深かったです。
OISCAは人間の生命に不可欠な3大要素である、産業、精神、文化の調和を目指し、 人材育成や海外開発協力を通して、私たちが生活している地球という「ふるさと」を 守り育てていくことを理念としている団体です。 OISCAの活動拠点が世界34か国と非常に多いことから、 持続可能な社会を形成してく上で最も影響力が大きい団体の1つではないでしょうか。
国際自然大学校は、自然教育をコンセプトとして、 outfitter(自然や人とのかかわりの中で人生を前向きに生きていける人)を 育てていくことを理念としているNPO法人です。 派遣先CSO団体の中では数少ない課外活動メインの団体なので、 キャンプの面白さ、自然で遊ぶことの楽しさが伝えられるように意識しています。 次に、派遣先CSOの話として、国際自然大学校理事長の佐藤さんから 主に団体設立当時の話をしていただきました。 国際自然大学校で活動している私も初めてお会いしたので お話を聞くことができてとても光栄でした。
国際自然大学校はNPO団体の中でも珍しい、お金をいただいてサービスに 還元する(自然教育をする)団体です。 NPO団体はボランティアで活動しているところもあるので、 初めはほかのNPO団体や周りに受け入れてもらえなかったそうです。 それでもあきらめずに自分のやりたいこと、子供たちに自然の楽しさを伝えたい という熱意をもって取り組んだ結果、同じ考えを持った仲間が増え、 今では全国に拠点をもつ団体になったということでした。
私は、佐藤さんのお話にでてきた「失敗は失敗と思わない限り、失敗とは言わない。」 という言葉が印象的でした。 自分の限界を決めていたのは自分自身でしかないと改めて感じました。 自主プロジェクトの話し合いでは、第1回全国合宿に参加できていなかった ラーニング生も参加し、より活発な話し合いができたと思います。
関東地区の自主プロジェクトには、以下の3グループがあります。 ・認証マーク班 ・プラスチックごみ班 ・地方、過疎班
全体に共通して言えることは、全国合宿からあまり進展がなく、 次回までにアクションを起こしたいということでした。 私はプラスチックごみ班に所属しているのですが、 この定例会で自主プロジェクトの発信方法を固めることができたので、 来月までに外に出て取材か視察をしていきたいと思っています。
今回の定例会は合宿後ということもあり、和気あいあいと進行することができました。 これから自主プロジェクトを進めていくうえで さらに仲良くなっていきたいと強く願っております...。 9月の関東地区定例会のレポートは以上です。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
世森 正宗