2021 12,01 18:04 |
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こんにちは!
愛知地区チューターの岸拓実です。
11月18日に関西、愛知、宮城3地区合同の定例会が開催されました。
今回の定例会から1月まで以下の2部構成になります。
1.CSOラーニング制度で印象に残った活動について派遣先ごとの発表
2.関心テーマについてのディスカッション
1.CSOラーニング制度での活動についての発表 今回は以下の5団体が発表してくれました。簡単に発表内容も紹介します。
①大阪自然環境保全協会 生物多様性や農・農空間に関する大きなイベントで司会を務めたことが貴重な体験であり、
とても緊張したそうですが、たくさんのことを学んだそうです。 生物多様性や自然環境の保護・保全活動を普及していく上での課題が見え、情報共有や
意見交換にとどまらず、よりアクティブに参加できる取り組みを考えていきたい、という 感想を述べてくれました。 ②こども環境活動支援協会(LEAF) 以下の画像に示したような農地実習と講義形式のイベントで、子どもたちが生産活動を体験し、
穂から落ちたお米一粒ずつをもったいないと拾い、その一粒が食事の時に茶碗に残すものと 同じであることに気づいたことがあったそうです。 その様子からイベントの意義を感じたと話してくれました。 今後はプレゼンやパネル展示を行う機会があるため、そこで学びをまとめ、活動の集大成と
したいそうです。 また、ブログ発信もしてくれているのでチェックしてみてください!
③びわこ豊穣の郷 生き物観察教室という、自分たちで採集した生き物を標本にし、スケッチするという幼児から
小学生向けのイベントが印象に残ったそうです。参加者の学年を超えた交流により、環境意識を 高めることができたようです。 環境教育活動として、生き物に興味がある・生き物が好きという気持ちを入口に、それを
取り巻く環境問題を知ることが大切であると学んでもらえました。 ④アジア保健研修所 先日行われた、日本とバングラデシュにいる日本語学校の先生及び地図の専門家とを
リアルタイムで繋ぎ、現地の暮らしなどについてお話を伺うイベントについて発表して くれました。CSOの職員の方と一緒に企画、広報、司会を行い、以下のような学びを 得たようです。 貧しい地域でも家族とのつながりで幸せを感じることがあるという話が印象的でした。
⑤みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON) 日本キリバス協会のケンタロ・オノさんによるキリバス環境出前講和について発表して
くれました。 講話からの学びとして、日本だけでなく世界で起きている変化に関心を持ち、グローバルな
視点で物事を考えること、学んだことを発信して語り継いでいくこと、相手に合わせた内容・ 話し方の工夫をすることが重要であると考えてくれました。 各団体それぞれの学びがあり、良い経験となっていることが分かりました。 発表者以外のラーニング生も積極的に質問をしている姿が印象的でした。
お互い良い刺激となったと思います。残りの発表も楽しみです。 2.関心テーマについてのディスカッション 設定テーマは以下の通りです。
・気候変動 ・生物多様性 ・エネルギー問題 ・ゴミ問題 ・食糧問題 ・エシカル消費
人数の関係から、気候変動とエネルギー問題、生物多様性とエシカル消費が同じグループで 議論をしました。テーマを選んだ理由やどのような問題意識を持っているかということを 各グループで共有しました。 私は食糧問題のグループに参加しましたが、食品ロスや食料自給率、農業補助金についてなど、
様々な問題についての意見が出ていました。同じ問題に関することでも、自分の持っていない 視点からの意見を得られ、とても参考になりました。 来月は問題解決に向けた取り組み方法を議論します。1月には発表の場もあるので、 他のグループの内容も楽しみにしています! 最近とても寒くなってきたので、皆様風邪をひかないようにお気を付けください。 愛知地区チューター 岸拓実 |
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