2021 08,13 11:01 |
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こんにちは!
関東地区チューターの古田崚馬です。
ラーニング制度は、開始から2ヶ月が経とうとしています。
依然としてオンラインが中心ですが、皆さん活動に慣れてきた頃かと思います。 さて、2021年8月10日(火)に第2回定例会が開催されました。
前回と同様に、約6人1組のグループでのディスカッションが主です。内容は次の2つです。
①環境版キリンメーター(数字当てゲーム)
②海外の方に伝える日本の環境問題の内容とその手段
①環境版キリンメーター(数字当てゲーム)
このゲームは最初の緊張ほぐしも兼ねて行いました。
ゲームの内容は、環境問題に関する5つの数字穴埋め問題です。
そして、その5つの問題の中から、最大の数字と最小の数字を選ぶ、というものです。
身近な手がかりを頼りに6人で知恵を出し合いますが、なかなか難しかったようです。
②海外の方に伝える日本の環境問題の内容とその手段
本日のメインテーマです。オリンピックの開催年ということもあり、国際的なテーマです。
海外の人に日本のどんな環境問題を伝えるか。そして、どのような方法で伝えるか。 このテーマを通じて、ラーニング生に期待されているであろう「情報発信」について考えます。 結論が出来るだけ具体的であることと、結論に至った理由が明確であることがポイントです。 グループごとの結論は以下の通りです。
【グループ1】
■テーマ:日本の森林問題とそれに関連した環境問題
アマゾンなどの森林開発に対して、日本の森林問題は、手入れが届かず放置されていること。
森林の未利用は、海外材の輸入、プラ問題、災害等の問題につながる。
□方法:観光やアニメでの発信。ポジティブな内容で。
日本に興味のある観光客に、空港で発信、国産材の箸の提供、木造建築の魅力発信。
海外で人気のアニメとのコラボ、SNSでの発信との併用。 【グループ2】
■テーマ:日本の固有種保全、外来種対策
島国である日本にとって重大な問題。
□方法:20代の若者を対象に、各国から代表を日本に招く。
オンラインと対面で。対面では、保全の現場を見てもらう。
日本と各国での固有種の保全について双方向の情報交換。 【グループ3】
■テーマ:ゴミ問題
日本にはプラスチックの過剰包装、食べ歩きのゴミ、食品ロス問題がある。
□方法:オンラインで先進国同士の議論。
双方向にフィードバックを行い、解決策を模索。環境意識の高低は世代を問わないので
参加者は全世代の人。 サーマルリサイクル(ゴミ燃焼時の熱回収)や「もったいない」など、日本のみの価値観がある。 【グループ4】
■テーマ:海洋プラスチック問題
日本はプラごみ大量排出国。島国なので海洋環境保全が重要。
□方法:東南アジアで、企業を対象にオンライン発信、意見交換会
東南アジアはプラゴミ問題が深刻。企業を対象にすることで、生産者から変革を促進し
影響力を大きくすることができる。 内容は、ゲストスピーカーによる講話、企業の取り組み、被害状況の発信。 企業のCSR活動にもつながるのではないか。 各グループ、テーマ選定の理由や方法を、論理的かつ具体的に提示していました。
課題と目的とを的確に把握し、自分たちのテーマの軸に沿って、発展的に議論が 進められていたと思います。 特に、「皆さんはそう考えますが、私はこう考えます。なぜなら…」というように、 自分の視点で意見交換をしていた所が良かったと思います。 どのテーマも深掘りしてみたいものでした。 もちろん内容も重要ですが、定例会で情報発信したい、意見交換がしたいという 純粋な気持ちが大切です。1つ1つの交流の機会を実りあるものにしたいですね。 9月は、オンライン合宿、定例会、インドネシアとの交流と、行事が目白押し!
熱中症や感染症に気をつけて、頑張りましょう!! |
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