2022 12,22 16:10 |
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こんにちは!関西地区チューターの石部です。
あっというまに12月ですね!寒さも厳しくなってきましたが、皆さんお元気でしょうか?
12月14日(水)に、関西・愛知・宮城地区定例会 第6回 が開催されました。 今回の定例会のプログラムは 前回と同様以下の2つです。 1.派遣先での活動で最も印象的だったことについてのプレゼン 2.ミニプロジェクトの話し合い
1.派遣先での活動で最も印象的だったこと 前回に引き続き、派遣団体ごとに、それぞれの活動の中で特に印象に残っていることに
ついてのプレゼンをしていただきました。今回発表していただいた5グループを順に ご紹介します。 ①大阪自然環境保全協会:平井鈴音菜さん
こちらは、里山・農空間保全、調査・提言、市民向けイベントなど、自然環境保護に向け 様々な取り組みを行っている団体です。平井さんは、植生や絶滅危惧種(カヤネズミ)の 調査、水田の保全活動、生物多様性保全に関するオンライン会議でのファシリテーションなど、 幅広く活動に参加されているそうです。 私も昨年同じ団体で活動し、植生調査にも参加したのですが、存在していた種がいなく なってしまったことがわかってショックだった気持ち、とても共感できました・・・。 ②CASA(地球環境市民会議):安さん、中島さん
こちらは地球環境問題・エネルギー問題にフォーカスし、普及啓発などの活動に取りくんで いる団体です。安さんが参加なさった成ヶ島の海岸のプラごみ拾いでは、30年以上も前の ごみが見つかったということを聞き、改めてプラスチックごみの問題の深刻さを改めて 実感しました。 また、中島さんは、ちきゅうCafé(気候変動問題についてのワークショップ)で、 「食と気候危機問題」について、自らデータや資料を集めてプレゼンをなさったそうです。 身近に感じづらく、内容も複雑な問題について、わかりやすく、聞き手の心に訴えるように 伝えることは本当に難しいことだと、昨年自分も活動していて感じました。 ③ウミガメ協議会:瀬尾さん、平井稜一さん
こちらは、ウミガメ調査に携わる人々のネットワーク作りを行い、ウミガメとその周りの 生態系保全に取り組む団体です。ウミガメの卵の調査は、ライトをつけることが出来ず、 足下も不安定な中で行われているそうで、私が想像していたよりもずっと過酷な状況で 行われているのだと知り驚きました。 また、色々な人の協力があって調査が継続できているということを学んだとおっしゃって いましたが、私自身も昨年、調査や環境保全活動に参加していてるときに同じことを 感じました。どの団体で活動なさっている方も共感できたのではないかと思います。 ④アジア保健研修所:藤田さん
こちらは、健康や保健に関わる取り組みを行っている団体です。病院など医療機関への アクセスがない地域の人々に医療を広げていくために“地域ワーカー”を育成する事業や、 健康についての市民向け普及啓発イベントなどを開催しておられるそうです。 環境問題にも言えることですが、保健、健康といったテーマも、普段改めて考える機会は なく、人々に興味を持ってもらったり、わかりやすく伝えることが難しいように思います。 だからこそ、全身を使って体験できるすごろくで健康について考えてもらうという アイデアは、キャッチーかつ誰でも参加でき、素晴らしいと感じました。 ⑤杜の伝言板ゆるる:小原さん
こちらは、NPOやボランティア活動の情報収集・提供など、中間支援を主として様々な 活動を行う団体です。高校生が夏休み期間NPOでボランティアを体験する企画では、 小原さん自ら参加高校生に取材をし、新聞記事を執筆なさったそうです。 取材をする中で、活動に参加する前後で高校生の価値観や視野の広さに大きな変化があったと お聞きし、今後主体的に社会課題に取り組む人材を増やしていく上では、やはり学校教育の 段階でどのような経験をするかが重要になってくるのだろうなと感じました。 2.ミニプロジェクトの話し合い
どのグループも、前回よりもさらに本格的に企画が進んでいるようでした。
なかには近々イベントを行うグループもあるようです。 InstagramやTwitter、noteをつかって情報発信を行っているグループもありますので、 皆さんぜひ見てみてください! ラーニング期間もいよいよ残り約1ヶ月となってしまいました!
ラーニング生の皆さんには、残りの貴重な期間を存分に活用して、たくさんの経験、 学びを得てもらえたら良いなと思います。 それでは、皆さん良いお年を!
石部沙季 |
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