2022 12,12 15:34 |
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こんにちは!
関東地区ミニプロジェクト6班です。
わたしたちは、12月5日に損保ジャパン本社ビルにて、ミニプロジェクト
「わたしと森とあなたと。」を開催しました。 本イベントは、
学年や専攻が異なる皆さんと、環境問題について語り合いたい! 環境問題について興味を持つ皆さんともっと交流したい!
という想いから、わたしたちの暮らしに身近な「森林」を舞台に、環境問題について 自由に知識や意見を交換する会にしました。 「①生活圏」「②社会・経済圏」「③生物圏」の3つのテーブルに分かれて、
15分ずつ各テーブルを周り、テーマに沿って話を展開させていきました。 第一部では、各自が考える森林を通した環境問題の課題について挙げていき、 第二部では、それぞれが持つ知識や自由な発想をもとに、第一部で出た課題に対する
解決策について意見を出し合いました。 準備段階では、定例会を含めた全8回のオンラインミーティングを実施し、
・事前アンケートの作成 ・アンケートの集計
・日本の森林に関する勉強会
から初め、内容を徐々に深めていきました。 イベントまでの短い期間の中、メンバーそれぞれが意見を出し合い、より良いものに
するために試行錯誤した成果を、紹介させていただきます。 1. プログラムの内容
【アイスブレイクの様子】
アイスブレイクでは、
・バースデーライン ・自己紹介(+意気込み発表)
を行いました。 バースデーラインでは、1分以内に誕生日順に並べるかどうかで今日のイベントが上手く
いくかどうか決まる!とのことだったので、みんなで協力して並びました。 結果は… 見事、1分以内に成功!幸先の良いスタートを切ることができました。
その後の自己紹介では、並べ変えた順に名前、所属、意気込みを発表していただきました。
こちらもとても盛り上がりました。 【インプットトーク】
今回の企画には、森林に詳しい学生もそうでない学生も参加していたため、
初めに以下のようなインプットトークを行いました。 ①「森林ってどんなイメージ?」
参加者の皆さんに「森林」とはどのような場所であるのかをイメージして貰うために、
班員がイメージする森林を写真と共に紹介しました。 ②「日本の森林ってどんな状況?」 日本の森林について、面積や樹木の種類を説明することで、森林についてのイメージを
深めて貰いました。 ③「私たちの暮らしを支える森林からの(恩恵・機能)をイメージしてみよう!」 今回の企画の趣旨である「森林から環境問題を考える」ためには、森林だけのことを
考えるだけではなく、「森林とわたしたちとの関係性」についても考える必要があります。 わたしたちの暮らしに関わる森林のさまざまな機能を紹介することで、「わたしたちと 森の関係性」についてイメージして貰いました。 ④「わたしと森とあなたと。」 最後は、「わたしと森とあなたと。」というタイトルに沿って、
・現在、「わたし」たちは「森林」とどのように関わっているか? ・「森林」は「わたし」たちに何を与えてくれているか?
・「わたし」たちの周りの「森林」はどんな姿をしているか?
・その姿は、「あなた」の目にはどう映るか?
と、この企画を通して考えてほしい4つの問いをお伝えして、インプットトークを 終了しました。 【イベントの進め方:WORLD CAFEの説明】
今回は、WORLD CAFEという方法を使って企画を行いました。参加者のほとんどが
WORLD CAFEには初参加であったため、初めに進め方の説明を行いました。 ① テーブルを3つに分けて、15分ずつ話し合いをおこなう。
② 自分の意見を付箋に書いて大きな模造紙に張り付ける。
③ラウンドの最後に近い内容の付箋を集めてグループをつくる。
④次のテーブルに移動。
⑤テーブルオーナーが前のラウンドで出た意見を説明する。
この手順を3回繰り返すことで、意見と議論を引き継ぎながら話し合いを行うことが
できます。 【成果物】
①生活圏:
身近な食べ物や暮らしから、気候変動による影響や資源利用、管理、自然体験など、
生活圏といっても幅広い視点から「森林」について考えることができました。 行政による規制や促進の働きかけ、そして市民レベルでの活動の必要性が挙げられ、
それぞれの立場で求められるものについても意見が出ました。 ②社会・経済圏:
開発や教育、生態系サービス関連など様々な課題が出ました。そして、それぞれの
課題に対する解決策(労働者と雇用者を繋ぐ、知らないことを知ろうとする等)を 話し合いを通じてアイデア出しをすることができました。 様々な意見の掛け合わせで、より良い解決策を出すことができました。 ③生物圏:
写真からも分かる通り、”生物圏ならでは”というような課題および解決策というものは
少数でした。今回は便宜的に3つの圏に分けてディスカッションを行いましたが、 その境界は極めて不明確であり、なおかつ、そこで発生する問題は様々な物事と 関連していることがよく分かりました。森林に限らずですが、環境問題のその複雑性と 総合性が改めて実感できるかと思います。 【全体共有会】
第一部、第二部の終わりには、各グループで話し合った内容を全体で共有しました。
短い時間にも関わらず、内容を上手くまとめて説明していただきました。 全体共有会を行うことで、知らないことやわからない点を共有することができ、 活発な議論に繋がったのではないかと思います。 2.イベントを終えての感想
イベントを通して、様々な方と交流できました。準備段階からイベント当日まで、
多くの方と意見交換でき、学びの機会になりました。また、環境問題をより自分ごと として捉えることができました。今回のイベントでの経験を、今後に活かして いきたいと思います。ありがとうございました! (井上) 私にとってすごく学びのあるイベントになりました。イベントを通して、環境問題に
関する知識をより深められただけでなく、交流をする中で、みんなの活動的な姿や、 環境問題に対する意識の高さに強い刺激を受けました。また、イベント企画の大変さを 改めて実感し、これからはイベントひとつひとつをもっと大切にしていきたいと 思うようになりました。 ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
(尾鷲) 多方面に興味関心をもった方々が集まってくださったため、色々な視点から考える
ことができ、とても勉強になりました。同じCSOラーニング生として、私自身も 刺激され、有意義な時間でした。 オンラインでしかお会いしたことがなかったので、対面でのイベントを開催することができ、
嬉しく思います。参加者の方々のご協力と、損保環境財団の皆様に多大なるお力添えを いただき、無事に開催することができました。この場をおかりして御礼申し上げます。 (田中) 多様な参加者が集まっていたため、様々な意見や自分の知らない知識に短時間で
たくさん触れることができました。また、ときに突っ込みあって自由闊達な意見交換、 情報交換ができ、大変密度の濃い時間だったように感じています。このような体験は、 画面上の世界でとどまらざるをえないオンラインのワークショップなどでは決して 味わえないものであったのではないかと思います。最初から対面を前提に進められた 本企画の企画者には賛辞の拍手を止めることができません。 (西川) 大学やインターン先ではそれぞれ異なることを勉強している皆さんと、「森林」を
テーマにして話をできたことはとても刺激的でした。自分で勉強しているだけでは 思いつかない発想や、意見がいくつもあり、森林や環境問題について考える際の視野を 広げることができました。また、オンラインでしか集まれない中でのイベントの企画も 大変でしたが、班員のみんなで意欲的に話し合うことができた結果よい企画を行うことが できたと感じています。協力してくださった班員・参加者の皆さんにとても感謝しています。 (松田) CSOラーニング制度に参加して初めて対面で他のラーニング生の方と交流することができ、
本当に充実した時間を過ごすことができました。私自身、森林についてあまり詳しく なかったのですが、知識がなくても楽しめたと同時に、多くの学びを得ることができました。 グループの方をはじめ、SOMPO環境財団の皆様、ご参加いただいた皆様、
貴重な休日にもかかわらずご協力いただき本当にありがとうございました。 (村越) 3.今後について
イベント自体はひと段落つきましたが、ここで終わりにせず、
・参加者アンケートの実施 ・メンバー同士のフィードバック
等々、進めていきたいと考えておりますので、乞うご期待下さい!! この度は、ご協力いただいたCSOラーニング制度関係者の皆様、
本当にありがとうございました。 関東地区ミニプロジェクト6班
井上遥・尾鷲凌子・田中茉里咲・西川聖哲・松田森樹・村越友理佳 |
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