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2025
11,25
15:03
【CSOラーニング制度】2025年度 11月関西・愛知・宮城・福岡地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!
関西地区チューターの後川です。
寒さが厳しくなってきていますが、体調崩さず過ごせていますか?

11月17日(月)に、CSOラーニング制度の関西・愛知・宮城・福岡地区定例会をオンラインで実施しました。

今回の定例会の内容は以下の2つです。
① インターン先での活動の発表
② ミニプロジェクト打合せ

① インターン先での活動の発表
今回の定例会から何度かに分けて全てのCSOラーニング生に、自分が派遣されている活動先で
どのような活動をしているのかを発表してもらいます。

 
1. 愛のまちエコ倶楽部 (坪根幸平さん)
愛のまちエコ倶楽部は、地域における資源循環の取り組みと農村資源を仕事につなげ、
様々な人を呼び込む活動をされている団体です。

坪根さんはNPO法人を設立したいという思いがあり、普段の活動に加えて理事会に参加する
などしてNPO法人の運営のノウハウを学んでいるそうです。
どのような理念を掲げてどのような関係者の方々と関わるのか、そしてそれを現実的に
実現するための経済的な基盤のつくりかたなど実際に中に入って見ないと分からないことを
多く吸収されているようでした。

2. 里山保全活動団体 遊林会(林亜優さん)

遊林会は管理している林地の保全や、そこを活用した子供たちへの環境教育を行っている
団体であり、幼稚園や小学校の課外学習も受け入れています。

林さんは活動を通して、自然が子供たちへの環境教育の場や大人たちが作業を通じて
交流する場になっていることを感じ、活動の中で自然に対する見方が変わったそうです。
遊林会で人々が自然を楽しんでいるように他の誰かも自然を好きになれるようなきっかけを
つくりたいとのことでした。

四季を通じて子供たちが自然と触れあう様子を近くで見て、自然の中で年齢を問わず
みんなが楽しんでいるところに一緒になれるのはとても良い経験だと感じました。

3. アジア保険研修所(村上奈央さん、飯田祐美さん)

アジア保健研修所はアジアの人々の体・心の健康や生活環境の改善を目指して、
課題解決のために行動できる人を育てている団体です。

村上さんと飯田さんは課題解決やリーダーシップのスキルを学ぶための国際研修に運営の
立場として参加し、イベントの司会や進行なども担当されました。
その際に、司会としての柔軟な対応力や通訳を介して行う会話の方法など実務的な課題を
感じたそうです。

当日の仕事もさることながら、それまでの準備にもかなりの労力を割かれたことだと思います。
お疲れさまでした。


4. オイスカ名取事務所(柴﨑翔吾さん、柚原結女さん)

オイスカは、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全を実現するための人材育成に
30年以上にわたって取り組んでいる団体です。
その中でも宮城県にある名取事務所は津波被害を受けた海岸林を再生するプロジェクトを
行っている部門です。

柴﨑さんと柚原さんは植林されたあとの海岸林の育成を行う作業に参加した際のことを
発表してくれました。

柚原さんは、葛刈りや間伐といった作業を多くの人数で行う際に活動の目的や意義を全体で
共有していることが印象的だったそうです。
全体として共通の意思を持っておくことはモチベーションや活動の質の向上につながります。

柴﨑さんは、作業を行う前に熱中症やハチに刺された人が出るといった様々なトラブルを
想定してあらかじめ対策と情報共有を行っていたことが印象的だったそうです。
大人数で野外で活動を行うときは、屋内とは違ったリスクがあり、それを想定したうえで
臨むということはとても大切だと感じました。


5. 循環生活研究所(浅川ひよりさん)
循環生活研究所は身近にできる循環型社会への一つの形として地域スケールでの食に関する
循環と人々の結びつきを高めようとする活動を行っています。
生ごみを堆肥に変えるコンポストを普及する活動もその一環として行っています。
CSOラーニング制度の派遣先としては今年からになります。

浅川さんは、イベントのチラシ作成や、コンポスト普及と高齢者見守りを同時に行う
事業に参加した経験などから、循環生活研究所が行っている活動の良い点や問題点に
気が付いたそうです。
そこから、社会課題の解決に関わりたいと感じ、自分発の新しい企画の提案をしたそうです。


② ミニプロジェクト打合せ
グループによって状況が異なる中で、様々な相談がされていました。
これからイベントを行うグループで集客のための広報の詳細を詰めていたり、
既にイベントなどをやり終えたグループでは反省や今後の発表について話し合ったり
していました。ミニプロ終了後の報告会が楽しみですね!


インターン生としての活動も終わりに近づいてきていますが、活動期間でどのようなものを
得ることができているでしょうか。
活動を通して今後の人生に少しでも活きるような経験や時間の過ごし方ができるといいですね!

また来月お会いしましょう1

関西地区チューター
後川 耕太郎

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2025
11,18
10:30
【CSOラーニング制度】2025年度 11月関東地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!
関東地区チューターの松澤です。

いよいよ、11月になり、今年残り1ヶ月となりました!
皆さんは、どうお過ごしでしょうか?

今回の定例会は11月10日(月)にオンラインで実施しました!
実施内容は以下の2つです。
① インターン活動発表
② ミニプロジェクトの打ち合わせ

今回の定例会から、順次派遣先でのインターン活動について発表していく予定です!


①インターン活動発表
派遣先の紹介、インターン活動内容、印象的なエピソードを発表してもらいました!

1. オイスカ (八木さん、渡邊さん)  
オイスカは、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全を実現するための
人材育成に取り組む団体です。
今回はオイスカの名取事務所が行っている海岸林再生プロジェクトに参加した際の
エピソードを発表してくれました。

八木さんは、ボランティアに参加していた社会人の方々と話す中で、第一三共ではボランティア
参加者を抽選で選ぶほど、多くの社員が自然保全やボランティア活動への関心を持っている
ことを知り、その姿勢に深く感銘を受けたそうです!

渡邊さんは実際にオイスカの活動を体験したことで、オイスカの海岸林の管理が大規模であり、
かつ限られたリソースで運営するNGOの難しさを実感したそうです!

私自身もインターン活動中にNGOやNPOにおける予算の効率的かつ効果的な使い方の問題は
難しくも、一般企業にない面白い部分であると感じました!

2. オーシャンファミリー (亀田さん、楠見さん)
オーシャンファミリーは、人・自然・社会をテーマに海と子供を繋ぐレジャーが多く
行われている団体です!
亀田さん、楠見さんは活動を通して、オーシャンファミリーの理念である「人と自然と
社会をつなぐ」を実感したそうです!

楠見さんは、シュノーケリングが苦手な男の子が海での動き方を習得して、
徐々に楽しんでいく様子を見たことで、自然と人がつながる瞬間を目の当たりにできたことが
印象的だったそうです!

亀田さんは、海で遊ぶと一口に言っても、多種多様な遊び方、自然との関わり方があることを
活動中に感じ、印象に残っているそうです!

3. 環境エネルギー政策研究所 ISEP(鈴木さん、内田さん)

ISEPはこれまで紹介した派遣先とは異なり、今注目のエネルギーに力を注いでいる団体です!

鈴木さんは八潮祭りのお手伝いをする中で、地域の人との交流がISEPの理念でもある
「地域主導のエネルギー利用」に繋がるとことを気づくことができたそうです!

内田さんは活動の中で、社会人としてのスキルとして大切な「自分の言葉で誰にでも伝わる
表現」の重要性を学んだそうです!

また、2人は秋学期の授業が始まったことで、夏休み期間のような活発な活動が難しくなった
ことを次の課題としていました。
この課題は他の派遣先でも出てくると思うので、皆さんも、それぞれ十分に活動できているか、
改めて自分たちの活動の振り返りと目標を見直してみましょう!

4. CDP Worldwide-Japan (植野さん)

CDPもISEPと同様、直接保全活動をするのではなく、企業の与える環境への影響や取り組みの
情報を開示する団体です!

植野さんは、CDP Japanで実施されたパーティーの運営に携わったそうです!
パーティーに企業の方を招待する上で、言葉遣いなどの社会人としてのルール、
また、書類作成に必要なExcelの効果的使用など、今後必要になるビジネススキルを習得する
第一歩になったそうです!

5. JUON NETWORK (石井さん、加藤さん)

JUON NETWORKは生協と協力して森林などの環境保護に力を注いでいる団体です。
間伐が必要な森に手を加え、得られた木材を障がい者のスタッフとともに割り箸に変えることで、
森林保護と消費の循環を維持しているそうです!

加藤さんは、生協に置くPOP作りで試行錯誤していく中で、見る人に伝わりやすいフォントを
使用するなど、「情報を受け取る側の目線」が重要であることを学んだそうです!

石井さんは、大学生が森林保護などについて、ディスカッションするミーティングの運営に
携わったようです!
運営するなかで、アイスブレイクなどの活発な議論の土台作りを学んだようです!

6. 日本自然保護協会 (今川さん、佐藤さん)

日本自然保護協会は、絶滅の危機にある野生動物や自然の保護を目的に活動している団体です!

今川さんは、派遣先で発行している雑誌の取材に同行したそうです!
これまで知らなかった取材の裏側を知り、かつ取材の要である「話の引き出し方」を
学ぶことができたそうです!

佐藤さんは引率者として高校生とともにため池づくりのプログラムに参加したそうです!
最初はあまり意欲的でなかった高校生たちが、自然と触れ合う中で次第にその魅力に
引き込まれていく姿が、とても印象的だったようです!


②ミニプロジェクトの打ち合わせ
自然とつながる「サツマイモほり」や生物多様性カードゲームなど、
さまざまなプロジェクトが立ち上がっています。
去年とは異なるタイプのプロジェクトが多いので、楽しみですね!

以上、関東地区11月の定例会でした!
最近は、一気に冷え込み、体調も崩しやすい時期ですが、
無理せず残り数ヶ月も楽しんで欲しいです!
「しんどいなあ」と感じる時は、周りの人を頼ってみてください!
それでは、次の定例会で会いましょう!!

関東地区チューター
松澤 天稀

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2025
11,13
14:46
CSOラーニング制度の25周年記念イベントを開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは。SOMPO環境財団の瀬川です。

2000年に開始したCSOラーニング制度は、おかげさまで25周年を迎えました。

その節目を記念し、先日、これまで制度を支えてくださった皆さまにお集まりいただき、
記念イベントを開催しました。
当日は、修了生、受入団体の皆さま、歴代の財団OB・OGなど、幅広い参加者に
ご参加いただき、温かい雰囲気の中で25年の歩みを振り返る時間となりました。
第1部のシンポジウムでは、財団の西澤理事長からのご挨拶、中村専務理事からの
「制度の歩みと現状のご報告」を行い、その後は来賓の環境省環境教育推進室黒部室長より、
現在の環境教育を取り巻く状況や環境人材育成の意義について講演いただきました。

また、後半には修了生をパネリストとしたパネルディスカッションを行い、事前のアンケートで
修了生の皆さんから寄せられた声を通じて、制度のこれまでを振り返りました。

パネリストの皆さんは年代も職業も異なるものの、異口同音に「制度での経験が今の活動に
生かされている」エピソードを語っていただき、CSOラーニング制度が環境人材育成
プログラムとして果たしてきた役割を、改めて認識する機会となりました。

最後に、当時の地球環境室のメンバーとして制度の立ち上げにも関わった、
SOMPOホールディングスの酒井グループCSuOから制度への思いを語っていただき、
参加者全員で次の25年、50年も制度の継続を目指すことを誓い合って閉会となりました。
その後の第2部では、立食パーティーによる交流会を実施。世代や分野を越えたつながりが
自然と生まれ、25年間にわたるネットワークの広がりを実感できる場となりました。
なお、制度に関わる新たなトピックスとして、「修了生コミュニティ」の立ち上げを報告しました。

修了生だけが参加できるクローズドのSNSで、修了生同士がいまどこで何をしているのかを知り、

共通の関心を持った仲間と簡単に繋がることができるプラットフォームです。

こうした新しいツールも活用しながら、修了生同士のネットワークを更に活性化し、
制度に新たな付加価値を創造できるよう、取り組んでいきたいと思います。

改めて、この制度を支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
CSOラーニング制度は、これからも若い世代が社会課題の解決に向けて踏み出す、
「最初の一歩」を後押しし続けます。

(壁画制作:OVER ALLs)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


SOMPO環境財団・瀬川

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2025
11,13
10:53
2025年度市民のための環境公開講座【第8回】
CATEGORY[市民のための環境公開講座]
皆さま、こんにちは!
SOMPO環境財団の斉藤です。
朝晩はだいぶ冷え込むようになってきて、温泉が恋しい季節になりました。

さて、10月29日に「市民のための環境公開講座」の第8回として、
NPO法人土湯温泉環境協会会長で、株式会社元気アップつちゆ代表取締役CEOの
加藤貴之さんより、「サステな観幸地の創造へ」のタイトルでご講演いただきました。



福島県の山間にある土湯温泉が、震災と原発事故を乗り越えながら取り組んできた
持続可能な温泉観光地づくりの実践や、再エネ事業・地域循環モデル、
発酵文化を活かした食のブランディングについてお話しいただきました。



講演のダイジェスト記事を近々当財団ホームページにて公開する予定です。
ぜひそちらもご覧ください!

SOMPO環境財団ホームページ


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2025
10,22
16:20
【CSOラーニング制度】2025年度 10月関西・愛知・宮城・福岡地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
愛知地区チューターの柳原琢馬です。

10月16日木曜日に、CSOラーニング制度地方地区(宮城・愛知・関西・福岡地区)の
インターン生による定例会をオンラインで行いました。

その内容をブログにて紹介したいと思います。
【内容】

①グループディスカッション

 ・日本で「環境問題」といえば?

 ・環境問題に関心のある人ない人の意識格差を埋めるには?

 ・環境問題解決に向けて、企業にどんなサポートを期待するか?

②各チームごとにミニプロジェクトの話し合い

【話し合った内容】

①グループディスカッション



9月に、SOMPO環境財団の職員とCSOラーニング制度の修了生が大阪・関西万博の
インドネシアパビリオンでパネルディスカッションを開催した際に、
トークテーマとして挙げられたテーマを題材にディスカッションを行いました。

話し合いの中では、身近な問題として熊やイノシシなどの野生動物が市街地に出没してくる
頻度が高まったことや、太陽光発電のソーラーパネル設置による森林伐採などについて
話題が出ていました。

また、海洋プラスチック問題や食品ロスなど、具体的な問題を提示されて話し合う場合は
話を広げやすいが、環境問題について話し合うとなると、何が環境問題となるのかが
頭に浮かばず、話を広げにくいとの意見も出ていました。

さらに、近年は時代の変化の流れが速く、それに適応する力が養われているため、
環境の変化も「問題」としてではなく「身近なこと」として捉えてしまう傾向があります。
その結果、環境問題を深刻な課題として認識しにくくなっているのではないかという
意見も挙げられました。

水俣病や四日市ぜんそくなど、過去に起きた環境問題については話を広げやすい一方で、
現在進行している環境問題については、何が「環境問題」といえるのか分かりにくく、
話し合いが難しいという意見もありました。

数年後に振り返って初めて環境問題だったと気づくこともあるのではないか、
今まさに起きている出来事が問題なのかどうかを判断する力を身につける必要がある、
という内容も話し合いに挙げられていました。

環境問題の意識格差については、それぞれの幼少期の体験や価値観などが違うため、
大人になってから意識を変えるのは容易なことではないのではないかとの意見が
多く出ていました。

ただ、関心を持つためには楽しくレジャーや体験などを通して学ぶことが必要では
ないかとの意見があり、特にこどもが楽しく学べる場を多く作る中で、親世代の
大人がともに学び合いながら意識を高めていけるのではないかと話をまとめていました。

②ミニプロジェクト



どのチームもプロジェクトの内容が決まり、実現に向けて話し合いを行っている様子が
見られました。

また話し合う頻度がこれまで以上に多くなっており、来月の定例会までに進捗のスピードが
上がるのではないかと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

愛知地区チューター
柳原 琢馬

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