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2024
12,16
16:43
【CSOラーニング制度】2024年度12月 関東地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!関東地区チューターの遠藤瑞季です。
12月になり、寒い日が増えてきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は朝、布団から出られない日々が続いております!

さて、12月11日(水)18:00~19:30に12月のオンライン定例会を実施しました!
今回の定例会では、

1. 活動発表
2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ

を行いました。

1. 活動発表
前回に引き続き、インターン生による派遣先での活動発表を実施しました。
派遣先の活動内容も紹介しつつ、これまでで最も印象的だったCSO先での活動エピソードを
1つ紹介していく形になります!

① オーシャンファミリー(今野さん)
オーシャンファミリーは、海の環境教育に関する事業を行い、地球環境の保全と持続可能な
社会づくりを目的に活動している認定NPO法人です。来年度の夏から自然環境と海をテーマに、
遊ぶだけではなく学びの場としてビジターセンター事業をはじめるそうです!

今野さんは子どもや家族を対象としたマリンアクティビティの運営を通して、持続的な
環境保全への意欲を持たせるには、「好き」や「守りたい」といった根本的な思いを育む
ための、実体験を通して考える機会が重要と考えるようになったそうです。

そして、感想と反省として、参加する子どもに正解を聞かれたときすぐに答えるのではなく
「どうしてそうなるのか?」といった想像力を養わせる返答が大事だと考えるようになった
そうです。実体験を次に活かそうとする姿勢が素晴らしいと感じました!



② 環境エネルギー政策研究所(川口さん、菅原さん)
環境エネルギー政策研究所は、持続可能なエネルギー政策の実現を目的とし、政府や産業界から
独立した第三者として活動する認定NPO法人です。

菅原さんは、印象に残っている活動として、環境エネルギー政策研究所が委託を受けた品川
区役所八潮地区の町づくり事業に関しての議事録作成やワークショップ開催を挙げていました。
当初は品川区が事業を委託する意義や方向性が漠然としていたそうですが、品川区の方と実際に
お話しし、企画から事業に移すまでの経緯など企画者にしか分からない思いを聞くことで
地域住民の方が望む現実的な町づくりを行う意志や重要性を感じたそうです。

川口さんは、様々な活動の中でも電気自動車に関するセミナーで誰もがきいたことがあるような
大企業が参加しているのを見て、気候変動や電気自動車転換への関心の高さを実感した
そうです。そして、政策提言やセミナー、まちづくりなど幅広い活動に携わることでエネルギー
政策以外のこともたくさん学ぶことができたと述べていて、充実した活動を行っている様子が
よく分かりました!



③自然環境復元協会(栗原さん、望月さん)
自然環境復元協会は「多様な生き物と共に暮らす社会」をビジョンに掲げ活動を行う
認定NPO法人です。様々な活動を行う中でもお二人は、環境保護団体とボランティア希望者を
つなぐレンジャーズ活動に力を入れていました。

望月さんは、印象に残った活動として大阪レンジャーズを挙げていました。
関東と関西の二つの拠点があるという自然環境復元協会の特徴を活かして大阪での活動に参加
することで、場所は違えど環境を守りたいという人がたくさんいることを実感したそうです。
また、関東と関西両方で活動を行うことで、その地域に合った環境保全が重要であると考えるようになったそうです。

栗原さんは、学生レンジャーズ活動での学生主体の企画や打ち合わせの実施を挙げていました。
レッドリストに携わっている人をお呼びした環境保全への関わり方の講演を実施し、専門的だが
かみ砕いた説明でよい反応・評判を得ることができたそうです。
一方、準備への取組は難航したようで、打ち合わせでは意見や認識が一致しているか丁寧に確認
することが大事と考えるようになったそうです。そして、環境保護団体とボランティア希望者の
マッチングに携わることで、色々な環境保全活動はあるが認知度や参加度が低く、環境保全の
考えを浸透させることが難しいと感じたそうです。



④ 日本環境協会(足立さん)
日本環境協会は国と自治体、企業や関連団体と連携し、環境教育や情報提供、人材育成を行う
公益財団法人です。足立さんはこどもエコクラブの活動支援やエコマークの運営サポート
および広報に携わっています。

足立さんが印象に残っているのは、12月4日から6日に開催されたアジア最大級の環境展示会
であるエコプロに参加したことです。ブースを考える機会があり、子供に環境への興味を
もってもらうため、おみくじ形式で環境活動のアイデアを伝える企画を考案し1500枚のカードが
不足するほど大盛況になったそうです。自分で最初から企画をして大成功を収めることが
できたのは本当にすごいと思います!
一方、反省点として裏方業務に時間がかかりすぎてしまったこと、自分で完遂しようとして
いたがもっと早く相談すればよかったことを挙げていました。
そして、情報共有とコミュニケーション、分からないときに積極的に関わることが大事と
述べていました。



⑤森づくりフォーラム(井上さん、浜田さん)
森づくりフォーラムは、各地の森林ボランティア活動をネットワークでつなぐ実践的な組織
として活動するNPO法人です。情報発信や啓もう活動を通した「森とともに暮らす社会」の
創出に取り組んでいます。

浜田さんが印象に残っている活動として挙げていたのは、11月24日に実施した「秋の森づくり
体験WITHたき火」の開催です。8月頃から準備をしており、当日は親子や若い世代と間伐、
火起こし、焼き芋や焼き林檎づくりをおこなったそうです。
朝は寒さもあり緊張感があったようですが、一緒に作業をする中で雰囲気が明るくなりスタッフ
の楽しむ様子が参加者にも伝わり好循環を生むことができたそうです!
そして、場を提供した地域の方や小さい子が木を切る土台を作成したボランティアの定例参加者
といった関係者が森林ボランティア活動には必要不可欠だと実感したそうです。

井上さんは、Microsoftの社員が参加する「定例会WITH MICROSOFT」を印象に残った活動
として挙げていました。道づくりの工程の楽しさや鉈の扱いや整備作業の難しさを実感する
とともに、企業の方と交流することで貴重なお話を沢山伺うことができとても楽しかった
ようです。
そして、チームワークや自然環境への配慮そして持続可能性への理解を今後の学びとし、
就職後も活かしたいと述べていました。素晴らしい心がけだと思います!



⑥ECOPLUS(佐藤さん)
ECOPLUSは自然、異文化、地域社会をテーマに体験活動を実施するNPO法人です。
環境教育に力をいれており、西太平洋上の島であるヤップ島でのプログラムや小学生の農業
体験活動、大学での講義などを行っています。

佐藤さんが印象に残っている活動は「田んぼのイロハ」というイベントです。
団体の方が所有する新潟県魚沼市にある無農薬田んぼのイベントで、佐藤さんは9月の稲刈りに
参加したそうです。社会人なりたての方や外国人の方も含めて老若男女が参加しており、
みんなで体を動かす中で、難しいことは考えずとりあえず体を動かして触れてみるという
環境教育のあり方やつくられ方を学ぶことができたようです。



どのラーニング生も特徴的かつ個性豊かな経験や学びを得ており、価値あるインターン生活を
送っていることがよく分かりました!


2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ
前回に引き続き、ミニプロジェクトについての打ち合わせも実施しました。
生物多様性部門が実際に成果物をメーリングリストで公開したり、エシカル消費部門が
Instagramのアカウントで推しエシカル商品の紹介を行ったりと実行に移している班も
みられました。皆さん、ぜひチェックしてください!

どの班も実行の追い込みフェーズに入っており、12月であることも相まってバタバタするとは
思いますが、最後までやり切ってほしいと思います!

今回の報告は以上になります。
12月も中旬に入り、もうすぐ年越しか...と月日があっという間に経つのを感じております。
皆さまよいお年をお迎えください。
最後までお読みいただきありがとうございました!

関東地区チューター
遠藤瑞季

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2024
12,05
13:54
【CSOラーニング制度】2024年度11月 関西・愛知・宮城・福岡地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!宮城地区チューターの奈良拓実(ならたくみ)です。
11月に入り、かなり冷え込んできました。

私が住んでいる仙台では、気温が0℃近くに達しそうな日も出てきました。
特に寒い日は慌てて布団を出すこともあります。

さて、11月20日(水)に関西・愛知・宮城・福岡地区の合同オンライン定例会が
開催されました。前半はラーニング生それぞれの派遣先と活動内容の紹介、
後半はミニプロジェクト(CSOラーニング生だけで行う独自プロジェクト)の
打ち合わせと進捗報告を行いました。

〇CSO派遣先紹介

活動紹介では4つの派遣先が紹介され、それぞれがとても興味深く、皆さんが頑張って
いることを感じました。発表をしてくれたのは以下の団体で活動している皆さんです。

・里山保全活動団体 遊林会(後川さん)
・びわこ豊穣の郷(南部さん)
・緑の地球ネットワーク(小林さん)
・オイスカ中部日本研修センター(小川さん、宮本さん、宗像さん)



中でも特に印象的だったのは、小学校の子どもたちを対象としたイベント企画です。
活動自体や子どもたちと関わることは楽しい反面、子どもたちに対する危機管理が
十分でないと感じるとの話がありました。しかし、その点をどこまで主張すべきか
迷って発言できていないとのことでした。

私自身も昨年の活動では、NPOにお邪魔している立場を考えると、どこまで意見を
言うべきかの線引きが難しいと感じた経験があり、とても共感しました。
ただ、学生の視点からの意見も重要だと思うので、ぜひ積極的に発信してほしいと感じます。


また、同じく子どもを対象とした企画を進めているラーニング生からは、「子どもの
友達のような存在」と「危機管理を担う大人の立場」の二つの役割を両立させる難しさ
についても話がありました。

私は直接子どもと関わる活動をしていないため、そうした視点は新鮮で、学びがありました。
ラーニング生自身が活動を通じて多くのことを学び、それを共有できる環境は
本当に素晴らしいと改めて思いました。

 
〇ミニプロジェクトの打ち合わせと進捗共有

私が担当する宮城では、企画がようやく形になりつつあります。
先月のブログでも触れましたが、私たちは宮城にある「みちのく潮風トレイル」(環境省の
数百キロにわたる自然環境内の遊歩道)で仙台から行けるモデルコースを作るプロジェクトを
進めています。
このプロジェクトは、一見環境を破壊するように見えますが、集まった資金を使って環境を
保護する取り組みで、環境省のプロジェクトの一環です。10月に一度下見を行い、11月にも
もう一度下見を実施しました。そして、来月はいよいよ本番を迎える予定です。

また、非常に面白いと感じたのは、愛知地区が計画している「2月に大学生を対象とした
国際協力をテーマにした一泊二日の合宿プロジェクト」です。
ここ2年で合宿形式の企画は聞いたことがなく、非常にチャレンジングだと思います。
その分、苦労も多いかもしれませんが、ぜひ最後までやり切ってほしいです。

  

今月の報告は以上です。ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました。
何か困ったことや相談したいことがあれば、いつでも頼ってください。
私たちも全力でサポートします!これからも頑張りましょう。応援しています!

宮城地区チューター
奈良拓実

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2024
11,18
15:49
【CSOラーニング制度】2024年度11月 関東地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!

関東地区チューターの松本慧叶です。
11月になり肌寒さを感じる日も増えてきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、11月14日(火)18:00~19:30に11月のオンライン定例会を実施しました!
今回の定例会では

1. 活動発表
2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ

を行いました。

今回からインターン生による派遣先での活動発表が始まります。
これから1月まで3回にわたって活動発表を行っていきます!


1. 活動発表

派遣先の活動内容も紹介しつつ、これまでで最も印象的だった CSO 先での活動エピソードを
1つ紹介していく形になります!

① オイスカ(村上さん、田中さん)




お2人はオイスカの活動地の成果や現状を目で見ることを目的として何とタイに渡航し、
小学校での授業や植林活動を行ったとのことです!

村上さんは、活動の中で様々なイレギュラーにも遭遇する中で、どんな場面でも柔軟に対応し、
違いを楽しむことが大切だと感じたそうです。また、田中さんは実際に海外に行き、その国の
理解を深めるには”日本ではどうなのか?”と、まずは日本に関する知識を持つことが大切である
と感じたそうです。

タイ渡航ですが、行ってみたいという声を挙げたことから実現したとのことで、お2人が発表
の中でも言っていた「自分から行動を起こす」「とりあえずやってみる」ことの大切さを
私も非常に感じました!


② 環境文明21(フリシラさん)



フリシラさんにとって最も印象的だったエピソードは、【今こそ、まっとうな気候政策を
つくろう】キャンペーンです。気候変動を止めるために具体的な行動をしている人が少ない
現状がある中で、正しい科学的な情報や向き合い方を伝えることの大切さを非常に感じた
とのことです!

また実際にシンポジウムやセミナーにも参加され、その中でより知識を深め、さらにその
知識について考えることが環境問題やその周辺理解に繋がると感じたそうです。
知識を身につけるだけでなく、その知識は何を意味していてどう使えるのか、深堀していく
ことが大切ですね!


③ JUON NETWORK(佐藤さん、藤井さん)



佐藤さんは里山森林ボランティア講座が最も印象に残っているとのことで、森林について
学びつつ活動を楽しんでもらう企画を考え、スライドの作成なども行ったそうです!
今後は実際にフィールドに出て講座を行うとのことなので、その様子も楽しみですね!

藤井さんは樹恩割り箸の広報に最も力を入れ、樹恩割りばしを使用している60以上の
大学生協に向けた資料やリーフレット作成を行ったそうです。
また森林の楽校にも参加し、次の世代に林業を知ってもらう為に、どのように若い世代に
参加してもらうかを考えるきっかけになったとのことです。林業の担い手不足は深刻なので、
どのように若い世代にアプローチすればいいのか、非常に難しいですが考えていかなければ
ならない重要なトピックですね!


④ 日本自然保護協会(若山さん)



若山さんは日本版ネイチャーポジティブに関する活動が最も印象に残ったそうです。
日本版ネイチャーポジティブはその地域ごとに異なる生物多様性を考慮し、市町村ごとに
実現されるとのことです。まだ試行段階とのことですが、実際に自然調査や協議会、
指標整理にもかかわったということで、最前線で学びを得られていて良いなと思いました!

また活動を通して、地方自治体やNGOなどの関連団体だけでなく、企業の参画・支援も
巻き込み、より経済的にも持続可能な仕組みを構築する姿勢が自然保全には必要であると
感じたとのことです!


2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ

気候変動×○○、SDGsイベントへの出店など、今まではなかったプロジェクトも企画されて
います。今年もアウトプットの形が多様で面白いですね!
この1ヶ月でかなりプロジェクトが前に進んだ班もあり、各班順調に進んでいる様子でした!



CSOの活動もあと3ヵ月を切りました!
ラーニング生の皆さん、派遣先の活動と合わせてミニプロジェクトもあり少し大変かも
しれませんが、ラストスパート頑張ってください!

最後に「やりきった」「この制度に応募してよかった」「成長できた」と思える8ヵ月間に
なると良いなと思います!

それでは、皆様体調に気をつけてお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました!

関東地区チューター
松本慧叶

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2024
11,14
11:35
2024年度市民のための環境公開講座第9回
CATEGORY[市民のための環境公開講座]
皆さま、こんにちは。
SOMPO環境財団の斉藤です。

「Re-Think サステナビリティ~“ゆたかな”暮らしの9つのヒント」と題して
オンラインセミナー形式でお届けしてきた2024年度市民のための環境公開講座も、
11月13日に無事終了いたしました。


第9回は、「“ゆたかさ”の再構築‐継承×創造性で暮らしをシフト」のタイトルで、
ReBuilding Center Japan 代表取締役の東野唯史さんと、
一般社団法人unisteps 共同代表理事の鎌田安里紗さんにご登壇いただきました。



東野さんには、空家と古材で暮らしを豊かにするというお話しをしていただきました。
長野県諏訪市にあるリビルディングセンターのお店では、
古材やレスキューした食器や家具などを取り扱っているそうです。

鎌田さんは、服のたねという、服の原料となる綿を育てるプロジェクトを立ち上げ、
ご自身もプランターで綿を育てているとのことです。

現在、お二人の講演のダイジェスト記事を作成中です。
近日中にSOMPO環境財団のホームページにて公開しますので、
ぜひどうぞご覧ください。




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2024
10,30
19:52
2024年度市民のための環境公開講座第8回
CATEGORY[市民のための環境公開講座]
皆さん、こんにちは。
SOMPO環境財団の斉藤です。
本日は、「カカオを通してつくるAll-winな社会の実現に向けて」のタイトルで、
Dari K株式会社経営戦略部の足立こころさんにご講演いただきました。



カカオといえばアフリカ産だけかと思っていたのですが、
インドネシアでも栽培されていることを知りました。

2024年度市民のための環境公開講座も、残すところ後1回となりました。
まだ参加募集をしておりますので、ぜひご参加ください!

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