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2025
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【CSOラーニング制度】2024年度1月 関東地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!
関東地区チューターの松本慧叶です。
厳しい寒さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、1月15日(水)18:00~20:00に1月のオンライン定例会を実施しました!
今回の定例会では
1. 活動発表
2. ミニプロジェクトの成果発表
を行いました。
今回が今年度のCSOラーニング制度の最後の定例会となります!
1. 活動発表
先月までと同様に派遣先の活動内容も紹介しつつ、これまでで最も印象的だった
CSO先での活動エピソードを1つ紹介していく形になります!
①アサザ基金(福羽さん、橋田さん)
福羽さんは田んぼの雑草取り&ホタル鑑賞会が一番印象に残ったそうです。
ゲンジボタルとヘイケボタルのどちらも見れたとのことで、すごいですね!
参加した子ども達の記憶にも鮮明に残ったと思います!
橋田さんは収穫&おだかけが一番印象に残ったそうです!
おだかけとは稲を「おだ」と呼ばれる竹や間伐材で組んでつくった物干し竿の
ようなものに掛け、稲を天日干しし乾燥する作業のことです。
初めての農作業で大変だった点もあったとのことですが、最後は非常に達成感を
得られたとのことです。
橋田さんがおっしゃっていたように、耕作放棄されてしまった場所で昔ながらの
農作業体験や昆虫観察ができるといった付加価値の創出をしていくことは
非常に大切だと私も感じました。
②NPO birth(湯浅さん)
湯浅さんは練馬区で行われた「Tsutsuji Park Cafe」というイベントが最も印象的だったそうです!
公園のスタッフさんのマルチタスクさに感動したとのことで、イベントを企画・実施
するにあたって「イベントの一体感を出すこと」や「常に利用者側から考えること」、
「物事の優先順位を考えること」など様々なポイントを得られたとのことです。
湯浅さんがおっしゃっていたように、”マルチタスクさ”は日常生活や社会人になってからも
非常に大切な能力ですね!
③国際自然大学校(高階さん)
高階さんは年末ホットキャンプ・年の瀬クラフトキャンプが最も印象に残り、子どもたちの
没頭する力のすごさやキャンプという限られた時間の中での子どもたちの大きな成長を
感じたとのことです。
また、大人だからと俯瞰するのでなく、大人も子どもと同じように全力で楽しむことが
大切だと感じたそうです。子どもと同じ目線と気持ちでイベントに参加することは
子どもにとっても大人にとっても良いことですね!
④コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(野本さん、伊藤さん)
野本さんは半導体メーカーの工場拠点調査&マッピングが最も印象に残ったそうです。
業務への責任が生じるからこそ、計画性を持って取り組むことの大切さを非常に感じた
とのことです。
ラーニング制度は活動の中で責任が生じるからこそ、仕事をする中でやりがいだけでなく
難しさも実感できる点が魅力ですね!
伊藤さんは日本国内での淡水生態系の保全活動を支援するプロジェクトのためのリサーチが
最も印象に残ったとのことです。
調べる中で、サスティナビリティレポート等からだけでは分からない企業の実態を
捉えることができただけでなく、自分で調べることの大切さを非常に感じたとのことです。
⑤CDP Worldwide Japan(大谷さん、大岡さん)
大谷さんはCDPサプライチェーンサミット・ジャパンが一番印象に残ったそうです。
日本にだけ目を向けているとどうしても視野が狭くなってしまいがちな中で、
様々な企業やグローバルヘッドの方のお話を通して、グローバルで一体となって
環境問題に取り組んでいるという実感を得たとのことです。
そういったつながりを感じることは自分の活動への励みにもなりますね!
大岡さんはCDPの社員さんとの交流が印象に残ったそうです。
様々なバックグラウンド・興味を持っている社員さんが集まっているからこそ、
様々な知見やアドバイスを得ることができたとのことです。
ラーニング制度を通して派遣先の方々から学ぶことは本当にたくさんあると思います!
⑥樹木・環境ネットワーク協会(酒井さん、神子さん)
酒井さんは山林の保全活動が印象に残ったそうです!
実際に山林に入る中で気候変動の影響や生態系の崩壊を実感したとのことで、
ボランティアレベルの介入では山林の維持は困難なフェーズまで来ていると感じたそうです。
神子さんは海の森子どもレンジャーでの活動が印象に残っているとのことです。
子どもの知識や興味関心の強さを感じただけでなく、実際に活動する中で多くの人の協力が
必要であると感じたそうです。
神子さんがおっしゃっていた「1人の100歩より100人の1歩」という言葉は環境保全において
とても大切なキーワードですね!
⑦新宿環境活動ネット(高野さん、早川さん、山内さん)
3人は新宿区環境日記コンテストが印象に残っているとのことです。
環境日記を継続して書くためのポイントや家族と一緒にエコ活動を実施することによる
効果を非常に感じたそうです。
また、「子どもエコ広場新宿」では講座の目的を明確にし、効果的な構成を作成する
重要さとそのテクニックを学んだとのことです。
1月26日のエコ広場ではラーニング生の3人が企画したワークショップを実施するとの
ことなので、是非頑張ってください!
⑧WWFジャパン(相原さん、松澤さん、岩瀬さん)
相原さんは中高生向け気候変動WSに取り組み、開催の為の効果的な宣伝方法・魅力の
伝え方や、ワークショップの中でどのように参加者のオリジナリティーを引き出せるかを
学んだとのことです。
ワークショップの参加者の考えや想いを十分に引き出すことは、結果としてより良い
ワークショップの実現にも繋がりますね!
松澤さんはGLOBAL FESTA JAPAN 2024での活動が印象に残っているとのことです。
ファンドレイザーとしてサポーターの方々との交流ができただけでなく、非常に規模の
大きいフェスに参加することで環境に関心が高い人々の実像をつかめたそうです。
自分が考えるだけでなく、他の人が何を考えていて、どんな行動をしているのか実際に
足を運んで積極的に参加することが非常に大切ですね!
岩瀬さんは就活生サスティナビリティ塾の活動に参加する中で集客の難しさを感じ、
開催時期や時間、集客タイミング等様々なポイントを十分に考える必要があると感じた
とのことです。
あまり環境に興味がない人を集客することも難しいですが、環境に興味がある人を
集客することも、媒体が多様化し多くの情報が回っている現代だからこその難しい点が
あると思います。
⑨日本環境教育フォーラム(太田さん、小池さん)
2人は清里ミーティングでの活動が印象に残っているとのことです。
太田さんは発表を通して伝え方や言葉の選び方などの難しさを感じたものの、「自分の
言葉で素直に伝えること」や「とりあえずやってみる」ことの大切さを感じたそうです!
小池さんは、学生だからこその意見を発信したい自分たちと学生ならではの意見を聞きたい
大人との間でマッチした交流ができたことから、自身の所属やTPOに応じた発表を行う
ことが大切であると感じたとのことです。
自分ならではの意見を共有することがお互いの学びにもなりますね!
⑩パブリックリソース財団(高さん)
高さんは寄付者名簿の整理や審査会に参加する中で、オンライン寄付の意義を深く理解できた
とのことです。
オンライン寄付により物理的・空間的な制限がなくなった為、環境だけでなく様々な分野に
おける寄付がさらに活発になると良いですね!
2. ミニプロジェクトの成果発表
それぞれの関心に基づいたチームに分かれて8月末の夏合宿から5か月近くにわたる
ミニプロジェクトの成果発表を行いました。
①かっぱん田グループ
かっぱん田グループは今年度限定で作成されたグループになります!
かっぱん田を自然共生サイトに登録することを目的に、「ゆたかな生物多様性」
「田んぼと人とのかかわり」というかっぱん田の魅力を実際に申請書を作成しながら
まとめたとのことです。
かっぱん田を様々な視点から分析していて、非常に興味深い内容でした!
②エシカル消費グループ
エシカル消費グループは「子どもと親御さんにエシカル消費を認知してもらう」を目的に、
12月21日に行われた新宿SDGsフェスにブース出店をしました。
シードペーパーや身近なチョコレートを使ってエシカル消費を伝えるだけでなく、
「サンタさんにメッセージを書く」という季節に合った子どもが楽しめる内容で実施しており、
当日私もブースに行ったのですが、とても盛況で多くの参加者が楽しんでいました!
限られた時間の中で企画を進めてイベントの出店を実現しただけでなく、Googleフォームの
結果を用いた活動の振り返りまで行ったとのことで、素晴らしいですね!
③気候変動グループ
気候変動グループは「気候変動×〇〇」を題材としてメンバーがそれぞれテーマを設定し、
オンラインリーフレットを作成しました。
防災・生物多様性・ジェンダー平等・経済・再生可能エネルギー・心理学・移動手段・
株式価値という幅広い8つのテーマで展開されていて、「気候変動」とそれぞれがどのように
関係しているのか、多くの読者に響く非常に興味深い内容になっています!
また、数字や図を使うだけでなく、色合い・レイアウトも検討を重ね、説得力があり
読みやすい成果物になるよう工夫したとのことです。
私も実際に読みましたが、非常に分かりやすく引き込まれる内容でした!
④フードロスグループ
フードロスグループは、11月24日に「秋の森づくり体験withたき火」というイベントを実施し、
間伐体験・火起こし体験・焚火でおやつ作りの3つを行いました。
農家さんから、規格外のものや食べきれないりんご、さつまいも、みかんを集め、焚火で
おやつ作りの中で焼きリンゴや焼きいもにするなどして食べたとのことです。
近所の農家さんやCSO派遣先の関係者の方など、様々な方々の協力を得ていて非常に
すばらしいですね!
食材も規格外品ですがとてもおいしかったとのことで、日の目を見ず廃棄されてしまっている
食材が有効に活用されるシステムの実現を目指したいですね!
⑤生物多様性グループ
生物多様性グループは「企業の持つフィールド~生物多様性との向き合い方~」をテーマに、
企業の持つフィールドにおける生物多様性について3つのグループに分かれて調査を行い、
報告書を作成・発信しました。
東京ポートシティ竹芝・サンシティの森・アークヒルズ仙石山森タワーの3か所を調査し、
それぞれどのような特徴があり、どのような活動が行われているのか、インタビュー取材
などによって非常に詳しくまとめられています。
フィールドの違いなども分かる為、それぞれ読み比べてみると様々な視点を得られて
非常に面白かったです!
以上、ミニプロジェクトの成果発表でした!
派遣先での活動と並行してミニプロジェクトもやり抜いたラーニング生の皆さんに拍手です!
活動発表とミニプロジェクトの成果発表と盛りだくさんでしたが、今月のブログはお楽しみ
いただけたでしょうか?
最後になりますが、私も3月の修了式でチューターを卒業します。ブログで皆さんにお会い
するのは今回が最後かと思います。
今年度はチューターとしてこの制度に参加させていただき、ラーニング生の活動から多くの
刺激を受けながら、昨年度とはまた違った視点で活動することができました。
より環境問題やCSOの活動に関する知見を深められただけでなく、改めてCSOラーニング
制度のすばらしさを感じた8ヶ月となりました。
昨年度も含めてこの2年間で得たことを今後の活動に存分に活かし、環境問題の解決に
貢献できる人材を目指してまいります。
最後に昨年度からお世話になりましたSOMPO環境財団の皆さま、CSO関係者の皆さま、
そしてブログを読んでいただいた皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
同じく関東地区のチューターの遠藤さんからのご挨拶です。
お世話になっております。関東地区チューターの遠藤です。
昨年度はインターン生として、今年度はチューターとしてCSOラーニング制度に関わらせて
いただきました。
定例会での発表などを通じてラーニング生の皆さんが苦労や楽しさを共有してくださる中で、
私自身もインターン生だった頃のことを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
同時に皆さんが多くの経験を積み成長されたのだと感銘を受けました。
本当にお疲れさまでした。
また、この場をお借りして、SOMPO環境財団の皆さま、CSO関係者の皆さま、そして
ブログを読んでくださった皆さまにも心より感謝申し上げます。
不慣れな点や至らない部分も多々あったかと思いますが、温かく支えていただき
ありがとうございました。
ここで得た貴重な経験を糧に、環境問題の解決に挑み、社会で活躍できる人材を目指して
今後も精進してまいります!
1年間、お読みいただきありがとうございました!
読んでくださった皆さんに少しでも新たな学びや気づきがあったら嬉しいです!
関東地区チューター
松本慧叶
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