SOMPO環境財団ブログ
公益財団法人SOMPO環境財団の公式ブログです。 財団の活動について発信いたします。
プロフィール
HN:
SOMPO環境財団
性別:
非公開
カテゴリー
未選択(0)
CSOラーニング制度(152)
市民のための環境公開講座(70)
学術研究助成(3)
環境保全プロジェクト助成(3)
その他(4)
インドネシアラーニング(2)
最新記事
今年も始まります!市民のための環境公開講座2025
(05/20)
2025年度「学術研究助成」の募集を開始しました
(05/01)
2025年度CSOラーニング制度インターン募集中!
(04/09)
2024年度CSOラーニング制度修了式を開催しました!
(04/09)
【CSOラーニング制度】2024年度1月 関西・愛知・宮城・福岡地区定例会を開催しました!
(01/28)
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
リンク
管理画面
新しい記事を書く
P R
2023
01,17
17:46
【CSOラーニング制度】2022年度1月 関西・愛知・宮城地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
関西地区チューターの石部です。
いよいよ2023年が始まりました。皆様好調にスタートできていますでしょうか!
さて、先日1月11日(水)、2022年度ラーニング制度最終回となる、
関西・愛知・宮城地区合同定例会が開催されました。
今回の定例会も、前回と同様のプログラムです。
①CSOでの活動で最も印象に残っていること についての発表
②ミニプロジェクトの話し合い
①CSOでの活動で印象に残っていることの発表
前回に引き続き、派遣先ごとに、これまでの活動期間を通して最も印象的だったこと
についての発表をしていただきました。発表内容について、順にご紹介します。
〇気候ネットワーク(江角さん、岡田さん)
こちらは、地球温暖化問題に関して社会全体の変容を促すべく、情報発信や
その他様々な活動を行っている団体です。
江角さんは、Instagramでの情報発信などに取り組まれたそうです。
普段大学などでは環境問題について学ぶことはない中で、自ら積極的に学び、
周りに発信していく主体性、行動力がすばらしいと思いました。
ぜひ今後も続けていただきたいです。
岡田さんは、都エコロジーセンターにて、環境教育についてのヒアリングしたそうです。
岡田さんは、大学でも環境系のことを学んでいらっしゃるようですが、環境問題に
取り組む人の生の声を聞く、ということは、学校の授業では得られない、
CSOラーニング制度ならではの貴重な経験だっただろうと思います。
お二方とも、バックグラウンドが大きく異なっているものの、それぞれ自分なりの
課題意識を持ちながら、互いに協力し、学び合いながら活動なさってきたのだろうな
という様子がうかがえました。
〇遊林会(大関さん、山田さん)
こちらは、滋賀県にある「河辺いきものの森」にて、子供を対象にした環境教育、
自然体験活動を行っている団体です。
子供たちと一緒に自然の中で、夏は水辺、秋冬には落ち葉あそびや焚火など、
四季折々の活動に参加なさったことをお話してくださいました。
子供たちの成長を間近に感じながら、とにかく楽しく活動されていた様子が
伝わってきました。
里山について研究する海外の方に、「里山の理想型だ」と言ってもらえたという
「河辺生きものの森」。私もぜひ一度伺ってみたいです!
〇びわこ豊穣の郷(片淵さん)
こちらは、琵琶湖流域の水質改善やゲンジボタルの再生を主な目的として
活動している団体です。
片淵さんは、実際に小学校で環境問題(海洋プラスチックごみ)に関する授業を
されたそうで、その様子は新聞・テレビにも取り上げられたそうです!
ラーニング制度に参加する目的意識を明確に持ち、活動の中で、環境問題や
ご自身の環境問題への関わり方についてしっかりと考察を深めようと取り組まれて
きたことが伝わりました。
〇オイスカ中部日本研修センター(加々美さん、寺田さん)
全国に複数拠点を持つ団体ですが、中部日本研修センターでは農業研修生や
技能実習生の育成、また農作物の出荷を行っているそうです。
加々美さんからは、外国人実習生と農作業を行う中での学びについてお話し
いただきました。ただ農業についての知識を得るだけでなく、外国の方との交流を
通じて異なる文化についても学ぶことができたというのは、とてもいい経験だった
だろうなあと思います。
寺田さんは、外国人実習生への日本語指導についてのお話を伺いました。
3ヶ月という短期間で、仕事が出来るレベルの日本語力をつけなければならないという
切実なニーズに応えないといけない状況で指導を担当するのは、かなり責任感・
プレッシャーも大きかったのではないかと思いました。
②ミニプロジェクトの話し合い
すでにイベントを実施したグループ、これから実施するグループ、情報発信を
より強化するグループなど、進捗は様々でしたが、どのグループも活発に話し合いが
できていたと思います。
なかには、企業や環境省と連携したかなり本格的なプロジェクトを実施したグループも
ありました!イベントの様子については、財団ブログにも記事が上がっていますので、
ぜひご覧ください!
8ヶ月あったラーニング制度も、あっという間にのこりわずかとなってしまいました。
定例会で西脇さんもおっしゃっていましたが、毎月定例会や報告書で皆さんの活動の
様子をうかがっていて、皆さんがどんどん学びを吸収して進化なさっていく様子がわかり、
自分ももっと頑張らないと!と、とても良い刺激をいただいていました。
8ヶ月間本当にお疲れさまでした!
とはいっても、まだ修了までにはもう少し時間がありますね。
やり残すことがないように、精一杯、楽しんで、最後まで頑張ってください!
石部沙季
コメント[0]
2023
01,10
15:21
(ミニプロジェクト)イズミヤ多田店で「タダ飯イベント」を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
関西ミニプロジェクト1班です。
(メンバー:北村、岡田、瀬尾、平井稜一)
簡単にはなりますが、昨年の12月24日(土)にミニプロジェクトでイベントを実施
しましたので、レポートいたします。
イベントはイズミヤ多田店の貸しスペースにて、「タダ飯イベント」として
12時~14時の間に行いました。
具体的な内容としては、フードロスとなってしまう食品・食材を集めて料理を作り、
それを無料で配膳し、その際フードロスに関して普及啓発活動(今回の場合は
解説チラシの配布、アンケート調査)を行うというものです。
ちなみに今回のメニューは「おでん」でした。
イベント実施までの経緯
イズミヤ多田店での「タダ飯」企画は、イズミヤを運営するエイチ・ツー・オー
リテイリング㈱が主体となり、産官学で協働した環境省採択のモデル事業の一環です。
(
https://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20220630592680/pdfFile.pdf
)
私たちのグループのテーマである「食品ロス」について、メンバーの平井さんが所属する
学生団体を通して知り合った食品業界に携わる社会人数名や、大阪公立大学の教授より
アドバイスをいただき、本企画を主導する向井さん(合同会社ディスコント代表社員)を
紹介していただきました。
向井さんと協議を重ねていくうちに、イズミヤにおける「タダ飯」イベントに関わらせて
いただけたというのが、イベント実施までの経緯です。
今回は既存の企画に乗っかる形になりましたが、私たちとしては主体的にイベントを
実施したいという思いがあり、今回学んだノウハウを生かして、1月中に2回目の
イベントを実施する予定で準備を進めています。
イベント当日の様子
当日は朝10時頃から食材の準備を始めました。開始の12時前にはお客さんがすでに
2~3人ほどいらっしゃっていました。
12時になると最初は小さな列ができるほどにたくさんの方が興味を持って下さり、
14時までに約30名弱の方に立ち寄っていただきました。
なお、当日使用した食材はイズミヤ多田店で使用、販売しているものです。
今回のためにイベントの数日前から一般ゴミと食材を分けて回収していただき、
食材を集め、保存していました。
来場者に食後に答えていただいたアンケート結果からは、
・食品ロスという言葉自体はかなり浸透しているものの、改善に向けての行動はあまり
できていないこと
・行動のヒントとして、自分の生活の延長線上で取り組めること(食材をまとめ買いした
際に役立つ長期保存方法など)だと取り組むハードルが低い
といったことがわかりました。
次回は1/29(日)にイベントを行う予定です。
メニュー等は未定ですが、今回を踏まえてより良いイベントになるよう試行錯誤して
いきたいと思います!
ミニプロジェクト関西1班
コメント[1]
2022
12,22
16:38
【CSOラーニング制度】2022年度12月 関東地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは。
関東地区チューターの吉田美波です。
ワールドカップの興奮冷めやらぬまま、クリスマスと年末を迎え、
2023年はもうすぐそこまで迫っています。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、12月22日に関東地区で第6回目の定例会を開催しました。
(以下写真の、スクリーン上にフロート表示されている瀬川さんに注目)
今回の定例会は前回に引き続き、
1.派遣先団体での印象的だったことの発表
2.ミニプロジェクトの話し合い
の二部構成で行われました。
1.派遣先団体で印象的だったこと
今回は6団体11名のラーニング生から発表がありました。
【アサザ基金:伊藤さん、鳥井さん】
アサザ基金が所有し、CSOラーニング生が管理に携わっている“かっぱん田”の意義、
背景から丁寧に説明していただき、わかりやすい発表でした。
活動を通して、自分の中で“熱意”を感じることができるようになったとおっしゃられて
いました。
熱意は意図的に作ることができないので、とても良い経験をされたなと思いました。
かっぱん田のイベントに参加された前原さんのコメントで、都市住民はなかなか農業に
参加する機会がないので良い機会だったとおっしゃられていて、都市近郊でアサザ基金の
ような活動をする意義を改めて感じました。
【オーシャンファミリー:鈴木さん、高橋さん】
オーシャンファミリーの概要や活動理念を説明していただいた後、それぞれの学びに
ついての発表がありました。
鈴木さんは、どの年齢になっても注意を怠ってはいけないということを報告してください
ました。現場主義的なオーシャンファミリーだからこその気づきだと思います。
高橋さんは、子供との海でのワークを通して、以下の内容を報告してくださいました。
高橋さんは、自分のオーシャンファミリーでの経験を、しっかり言葉でまとめられている
印象を受けました。よく考えて活動されてきたことが伝わってきます。
【コンサベーションインターナショナルジャパン:西川さん】
出だしからジョークをかましてきて、掴みがばっちりでした。
イベント参加レポートをブログにするという一連の流れが印象に残っているということで、
このプロセスを通じて以下のような気づきがあったようです。
今回の発表の中では、ブログでは削除された項目である「100年スケールで考えること
への疑問」までお話してくださって、興味深かったです。
また、ブログ執筆にあたって、文章のクオリティと執筆時間のトレードオフを考えなければ
いけないお話は、とても共感しました。
【JUON NETWORK:田中さん、納富さん】
同じ団体に所属するお二人でも、毛色の異なる活動をされていたようです。
田中さんが印象的だった活動はプロボノプロジェクト。
Twitterのアカウント分析のお話は、現代でSNSに力を入れる大切さが伝わってきました。
企画の流れや広報の仕方、自分で発信することの大切さを学ばれたようです。
一方、納富さんは主に「里山・森林ボランティア入門講座の企画、運営、広報」に
携わられていました。しかし、印象に残っているのは、エコプロ2022への参加
だったようです。
イベントを通して、“正しい自然の利用を通した楽しさの享受”を来場者にお伝え出来た
ことに、達成感を感じたと報告してくださいました。
内容を齟齬なく相手に伝えることは難しいことなので、伝えたいことを伝えられたことは
とてもすごいことだと思います。
【新宿環境活動ネット:池田さん、北村さん】
池田さん、北村さんは、環境日記の活動についてお話してくださいました。
今年の環境日記は、戦争やゼロカーボンのお話が多かったようです。
提出された環境日記の中から選ばれた作品の制作者に対して、オンライン授賞式を開催。
受賞者との交流では、受賞者がその日記を書いた裏エピソードを聞けたようで、
とても気になります。
河合さんが発表を聞いたコメントの中で、子供の環境日記を見た大人たちへの影響に
注目されていました。それを聞いていて、いろんな情報に誰でもアクセスできるように
なった今、子供の想像力と適切な情報を組み合わせたら、もはや“子供”とくくって捉える
べきではない、子供たちの思想や事象はたくさんあるなと感じました。
今後、インターン初期から準備していたワークショップを開催されるということで、
最後まで頑張ってください!
【日本環境教育フォーラム:尾鷲さん、嶋田さん】
日本環境教育フォーラムの皆さんは、特定のフィールドはありませんが、様々な団体と
協力して多岐にわたる活動をされています。
尾鷲さんは、下記イベントで様々な国籍の人々との交流を通して、ご自身が
CSOラーニング制度に参加した目的である、海外の方との交流をするということを
しっかり達成できたようです。
嶋田さんは、自然体験と様々な方との出会いが印象に残ったそうです。
今まで経験したことのないことの連続で、実り多い2泊3日だったことが発表から
伝わってきました。
11月の定例会での発表を一度見て雰囲気掴んだからか、全体的にみなさんスムーズに
お話しされていた印象でした。まだ発表されていない皆さんのお話を聞くのが楽しみです。
2.ミニプロジェクトの話し合い
いくつかのグループは既にプロジェクトを実施していたため、その反省やフィードバックの
仕方を検討するグループ、これから行うプロジェクトの大詰めを迎えているグループ、
それぞれがしっかり話し合いを行っていました。
財団ブログには、実施したイベントのレポートも上がっていますので、
是非チェックしてみてください。
最後に瀬川さんから嬉しい報告が。
3月16日の修了式は対面で開催される予定です!
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
それではまた。
よいお年をお迎えください。
関東地区チューター
吉田美波
コメント[0]
2022
12,22
16:10
【CSOラーニング制度】2022年度12月 関西・愛知・宮城地区定例会を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!関西地区チューターの石部です。
あっというまに12月ですね!寒さも厳しくなってきましたが、皆さんお元気でしょうか?
12月14日(水)に、関西・愛知・宮城地区定例会 第6回 が開催されました。
今回の定例会のプログラムは 前回と同様以下の2つです。
1.派遣先での活動で最も印象的だったことについてのプレゼン
2.ミニプロジェクトの話し合い
1.派遣先での活動で最も印象的だったこと
前回に引き続き、派遣団体ごとに、それぞれの活動の中で特に印象に残っていることに
ついてのプレゼンをしていただきました。今回発表していただいた5グループを順に
ご紹介します。
①大阪自然環境保全協会:平井鈴音菜さん
こちらは、里山・農空間保全、調査・提言、市民向けイベントなど、自然環境保護に向け
様々な取り組みを行っている団体です。平井さんは、植生や絶滅危惧種(カヤネズミ)の
調査、水田の保全活動、生物多様性保全に関するオンライン会議でのファシリテーションなど、
幅広く活動に参加されているそうです。
私も昨年同じ団体で活動し、植生調査にも参加したのですが、存在していた種がいなく
なってしまったことがわかってショックだった気持ち、とても共感できました・・・。
②CASA(地球環境市民会議):安さん、中島さん
こちらは地球環境問題・エネルギー問題にフォーカスし、普及啓発などの活動に取りくんで
いる団体です。安さんが参加なさった成ヶ島の海岸のプラごみ拾いでは、30年以上も前の
ごみが見つかったということを聞き、改めてプラスチックごみの問題の深刻さを改めて
実感しました。
また、中島さんは、ちきゅうCafé(気候変動問題についてのワークショップ)で、
「食と気候危機問題」について、自らデータや資料を集めてプレゼンをなさったそうです。
身近に感じづらく、内容も複雑な問題について、わかりやすく、聞き手の心に訴えるように
伝えることは本当に難しいことだと、昨年自分も活動していて感じました。
③ウミガメ協議会:瀬尾さん、平井稜一さん
こちらは、ウミガメ調査に携わる人々のネットワーク作りを行い、ウミガメとその周りの
生態系保全に取り組む団体です。ウミガメの卵の調査は、ライトをつけることが出来ず、
足下も不安定な中で行われているそうで、私が想像していたよりもずっと過酷な状況で
行われているのだと知り驚きました。
また、色々な人の協力があって調査が継続できているということを学んだとおっしゃって
いましたが、私自身も昨年、調査や環境保全活動に参加していてるときに同じことを
感じました。どの団体で活動なさっている方も共感できたのではないかと思います。
④アジア保健研修所:藤田さん
こちらは、健康や保健に関わる取り組みを行っている団体です。病院など医療機関への
アクセスがない地域の人々に医療を広げていくために“地域ワーカー”を育成する事業や、
健康についての市民向け普及啓発イベントなどを開催しておられるそうです。
環境問題にも言えることですが、保健、健康といったテーマも、普段改めて考える機会は
なく、人々に興味を持ってもらったり、わかりやすく伝えることが難しいように思います。
だからこそ、全身を使って体験できるすごろくで健康について考えてもらうという
アイデアは、キャッチーかつ誰でも参加でき、素晴らしいと感じました。
⑤杜の伝言板ゆるる:小原さん
こちらは、NPOやボランティア活動の情報収集・提供など、中間支援を主として様々な
活動を行う団体です。高校生が夏休み期間NPOでボランティアを体験する企画では、
小原さん自ら参加高校生に取材をし、新聞記事を執筆なさったそうです。
取材をする中で、活動に参加する前後で高校生の価値観や視野の広さに大きな変化があったと
お聞きし、今後主体的に社会課題に取り組む人材を増やしていく上では、やはり学校教育の
段階でどのような経験をするかが重要になってくるのだろうなと感じました。
2.ミニプロジェクトの話し合い
どのグループも、前回よりもさらに本格的に企画が進んでいるようでした。
なかには近々イベントを行うグループもあるようです。
InstagramやTwitter、noteをつかって情報発信を行っているグループもありますので、
皆さんぜひ見てみてください!
ラーニング期間もいよいよ残り約1ヶ月となってしまいました!
ラーニング生の皆さんには、残りの貴重な期間を存分に活用して、たくさんの経験、
学びを得てもらえたら良いなと思います。
それでは、皆さん良いお年を!
石部沙季
コメント[0]
2022
12,12
15:34
ミニプロジェクト「わたしと森とあなたと。」を開催しました!
CATEGORY[CSOラーニング制度]
こんにちは!
関東地区ミニプロジェクト6班です。
わたしたちは、12月5日に損保ジャパン本社ビルにて、ミニプロジェクト
「わたしと森とあなたと。」を開催しました。
本イベントは、
学年や専攻が異なる皆さんと、環境問題について語り合いたい!
環境問題について興味を持つ皆さんともっと交流したい!
という想いから、わたしたちの暮らしに身近な「森林」を舞台に、環境問題について
自由に知識や意見を交換する会にしました。
「①生活圏」「②社会・経済圏」「③生物圏」
の3つのテーブルに分かれて、
15分ずつ各テーブルを周り、テーマに沿って話を展開させていきました。
第一部では、各自が考える森林を通した環境問題の
課題
について挙げていき、
第二部では、それぞれが持つ知識や自由な発想をもとに、第一部で出た課題に対する
解決策
について意見を出し合いました。
準備段階では、定例会を含めた全8回のオンラインミーティングを実施し、
・事前アンケートの作成
・アンケートの集計
・日本の森林に関する勉強会
から初め、内容を徐々に深めていきました。
イベントまでの短い期間の中、メンバーそれぞれが意見を出し合い、より良いものに
するために試行錯誤した成果を、紹介させていただきます。
1. プログラムの内容
【アイスブレイクの様子】
アイスブレイクでは、
・バースデーライン
・自己紹介(+意気込み発表)
を行いました。
バースデーラインでは、1分以内に誕生日順に並べるかどうかで今日のイベントが上手く
いくかどうか決まる!とのことだったので、みんなで協力して並びました。
結果は…
見事、
1分以内に成功!
幸先の良いスタートを切ることができました。
その後の自己紹介では、並べ変えた順に名前、所属、意気込みを発表していただきました。
こちらもとても盛り上がりました。
【インプットトーク】
今回の企画には、森林に詳しい学生もそうでない学生も参加していたため、
初めに以下のようなインプットトークを行いました。
①「
森林
ってどんなイメージ?」
参加者の皆さんに「森林」とはどのような場所であるのかをイメージして貰うために、
班員がイメージする森林を写真と共に紹介しました。
②「
日本の森林
ってどんな状況?」
日本の森林について、面積や樹木の種類を説明することで、森林についてのイメージを
深めて貰いました。
③「私たちの暮らしを支える森林からの
(恩恵・機能)
をイメージしてみよう!」
今回の企画の趣旨である「森林から環境問題を考える」ためには、森林だけのことを
考えるだけではなく、「森林とわたしたちとの関係性」についても考える必要があります。
わたしたちの暮らしに関わる森林のさまざまな機能を紹介することで、「わたしたちと
森の関係性」についてイメージして貰いました。
④
「わたしと森とあなたと。」
最後は、「わたしと森とあなたと。」というタイトルに沿って、
・現在、「わたし」たちは「森林」とどのように関わっているか?
・「森林」は「わたし」たちに何を与えてくれているか?
・「わたし」たちの周りの「森林」はどんな姿をしているか?
・その姿は、「あなた」の目にはどう映るか?
と、この企画を通して考えてほしい4つの問いをお伝えして、インプットトークを
終了しました。
【イベントの進め方:WORLD CAFEの説明】
今回は、WORLD CAFEという方法を使って企画を行いました。参加者のほとんどが
WORLD CAFEには初参加であったため、初めに進め方の説明を行いました。
① テーブルを3つに分けて、15分ずつ話し合いをおこなう。
② 自分の意見を付箋に書いて大きな模造紙に張り付ける。
③ラウンドの最後に近い内容の付箋を集めてグループをつくる。
④次のテーブルに移動。
⑤テーブルオーナーが前のラウンドで出た意見を説明する。
この手順を3回繰り返すことで、意見と議論を引き継ぎながら話し合いを行うことが
できます。
【成果物】
①生活圏:
身近な食べ物や暮らしから、気候変動による影響や資源利用、管理、自然体験など、
生活圏といっても幅広い視点から「森林」について考えることができました。
行政による規制や促進の働きかけ、そして市民レベルでの活動の必要性が挙げられ、
それぞれの立場で求められるものについても意見が出ました。
②社会・経済圏:
開発や教育、生態系サービス関連など様々な課題が出ました。そして、それぞれの
課題に対する解決策(労働者と雇用者を繋ぐ、知らないことを知ろうとする等)を
話し合いを通じてアイデア出しをすることができました。
様々な意見の掛け合わせで、より良い解決策を出すことができました。
③生物圏:
写真からも分かる通り、”生物圏ならでは”というような課題および解決策というものは
少数でした。今回は便宜的に3つの圏に分けてディスカッションを行いましたが、
その境界は極めて不明確であり、なおかつ、そこで発生する問題は様々な物事と
関連していることがよく分かりました。森林に限らずですが、環境問題のその複雑性と
総合性が改めて実感できるかと思います。
【全体共有会】
第一部、第二部の終わりには、各グループで話し合った内容を全体で共有しました。
短い時間にも関わらず、内容を上手くまとめて説明していただきました。
全体共有会を行うことで、知らないことやわからない点を共有することができ、
活発な議論に繋がったのではないかと思います。
2.イベントを終えての感想
イベントを通して、様々な方と交流できました。準備段階からイベント当日まで、
多くの方と意見交換でき、学びの機会になりました。また、環境問題をより自分ごと
として捉えることができました。今回のイベントでの経験を、今後に活かして
いきたいと思います。ありがとうございました!
(井上)
私にとってすごく学びのあるイベントになりました。イベントを通して、環境問題に
関する知識をより深められただけでなく、交流をする中で、みんなの活動的な姿や、
環境問題に対する意識の高さに強い刺激を受けました。また、イベント企画の大変さを
改めて実感し、これからはイベントひとつひとつをもっと大切にしていきたいと
思うようになりました。
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
(尾鷲)
多方面に興味関心をもった方々が集まってくださったため、色々な視点から考える
ことができ、とても勉強になりました。同じCSOラーニング生として、私自身も
刺激され、有意義な時間でした。
オンラインでしかお会いしたことがなかったので、対面でのイベントを開催することができ、
嬉しく思います。参加者の方々のご協力と、損保環境財団の皆様に多大なるお力添えを
いただき、無事に開催することができました。この場をおかりして御礼申し上げます。
(田中)
多様な参加者が集まっていたため、様々な意見や自分の知らない知識に短時間で
たくさん触れることができました。また、ときに突っ込みあって自由闊達な意見交換、
情報交換ができ、大変密度の濃い時間だったように感じています。このような体験は、
画面上の世界でとどまらざるをえないオンラインのワークショップなどでは決して
味わえないものであったのではないかと思います。最初から対面を前提に進められた
本企画の企画者には賛辞の拍手を止めることができません。
(西川)
大学やインターン先ではそれぞれ異なることを勉強している皆さんと、「森林」を
テーマにして話をできたことはとても刺激的でした。自分で勉強しているだけでは
思いつかない発想や、意見がいくつもあり、森林や環境問題について考える際の視野を
広げることができました。また、オンラインでしか集まれない中でのイベントの企画も
大変でしたが、班員のみんなで意欲的に話し合うことができた結果よい企画を行うことが
できたと感じています。協力してくださった班員・参加者の皆さんにとても感謝しています。
(松田)
CSOラーニング制度に参加して初めて対面で他のラーニング生の方と交流することができ、
本当に充実した時間を過ごすことができました。私自身、森林についてあまり詳しく
なかったのですが、知識がなくても楽しめたと同時に、多くの学びを得ることができました。
グループの方をはじめ、SOMPO環境財団の皆様、ご参加いただいた皆様、
貴重な休日にもかかわらずご協力いただき本当にありがとうございました。
(村越)
3.今後について
イベント自体はひと段落つきましたが、ここで終わりにせず、
・参加者アンケートの実施
・メンバー同士のフィードバック
等々、進めていきたいと考えておりますので、乞うご期待下さい!!
この度は、ご協力いただいたCSOラーニング制度関係者の皆様、
本当にありがとうございました。
関東地区ミニプロジェクト6班
井上遥・尾鷲凌子・田中茉里咲・西川聖哲・松田森樹・村越友理佳
コメント[0]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>