こんにちは。損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。
11月25日(月)、市民のための環境公開講座(Part3) 「伝える・つなげる仕事」の最終回が実施されました。 今回は、「SDGsのコミュニケーション」と題して 株式会社朝日広告社の石田一郎さんにご講演をいただきました。
石田さんは、今年5月まで朝日新聞社のマーティング本部長を務められており、 その時に取り組みを始めた「SDGsプロジェクト」についてご説明をいただきました。 これまでは問題点を指摘することが中心だったメディアの姿勢も変わりつつあり、 課題解決を模索する報道への転換が求められていとのこと。 朝日広告社に移られた後も、メディアの発信力を活かして、 SDGsを通じて「世の中をよくする活動」に取り組まれています。
また企業の発信力についてもコメントされ、 課題を認識するだけではなかなか動かない潜在層にアクションを促すためには、 人の共感を生み出す「志(パーパス)」が重要であり、 さらに「かっこいい」「楽しい」といった感情を満たすことで 人は自ら活動するとお話をいただきました。 問題を知ることからアクションへつなげることの大切さと アイデアを学ぶ講演となりました。
今回をもって今年の市民のための環境公開講座は終了しました。 お越しいただいた皆さま本当にありがとうございました。 来年もまたよろしくお願いいたします! なお、損保ジャパン日本興亜環境財団のホームページでは 過去の市民のための環境公開講座のダイジェストを掲載しています。 ぜひ、どうぞご覧ください。 市民のための環境公開講座ダイジェストはこちら
みなさん、こんにちは! 関東地区チューターの塚本啓之です。
関東地区Aチームの定例会は10月9日水曜日、 日本自然保護協会(NACS-J)にて行われました。 はじめは会議室の雰囲気に呑まれてか、みんな沈黙... そんな中、アイスブレイクで動物同定クイズを行いました! 動物の同定はNACS-Jが生態系のモニタリング調査のときに実際に行っていることで、 生物の種類や数などから、生態系の変遷を把握することが目的となっています。 クイズでは3チームに分かれて、写真に映る動物が何かを選択式で答えましたが、 これが難しい!特に背面のみの姿や夜間時の写真で判断することは困難でした。 良い具合にみんなの沈黙がなくなった後には、 松井さんから日本自然保護協会について団体紹介をしていただきました。 日本自然保護協会は、自然がわたしたちの生活を支えているだけでなく、 将来世代の生活をも支える大切な基盤であるため自然を守りたいという。 各地域での保護活動に加えて、 自然の開発をさせないためのルールづくりをしています。 ①自然を守る②自然を守る仕組みづくり③守った自然をより良くする という3つの軸を持ちながら活動を行っています。 そのなかの事例として「赤谷プロジェクト」の紹介がされました。 荒廃してしまった人工林を自然の森へ戻していく過程で、 人口減少や生態系による変化を捉えつつ、 地域づくりにも貢献する取り組みの数々には驚きを感じました。 その後インターン生同士で活動状況の報告を行い、 最後に自主プロジェクトについて話し合いをしました。 来年1月に新宿環境活動ネットが開催を予定している「”まちの先生”見本市!」 への出展にむけて、スケジュールの計画を立てていました。 みんなで計画的に進められていたので、順調にやっていけるのではないかと思います。 最終成果が楽しみです。 関東地区チューター 塚本 啓之
11月18日の「市民のための環境公開講座」(Part3)第2回は、 「メディアが考えるSDGsの自分ごと化とメディアの役割」と題して フジテレビCSR推進室部長の木幡美子さんと 講談社のFRaU編集長兼プロデューサーの関龍彦さんのお二人に対談をいただきました。
セミナー形式の市民のための環境公開講座では、対談はあまりない試み。 どのように進行するのか不安もありましたが、 JEEFの鴨川光さんのファシリテーションのもと、 SDGsを伝えることに真剣に取り組むお二人の熱意が伝わる対談となりました。
視聴率が取れるのか懸念する社内を説得して、 番組「環境クライシス」、「フューチャーランナーズ」を制作したところ、 むしろ社内の意識が大きく変化し、登場人物の推薦情報が寄せられるようになったお話しや、 女性雑誌でSDGs特集を発行する際、思った以上に多数の企業のサポートが得られたことなど、 さらに旅行会社と連携したSDGsのツアー企画にまで発展したことなど、 SDGsへの対応が進むメディアの最先端のお話しを頂きました。 SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の中で メディアの力がいかに有効かを実感する対談となりました。
次回第3回は、今年の市民のための環境公開講座の最終回となります。 11月25日(月)18:30~20:00 「SDGsのコミュニケーション」について、 株式会社朝日広告社の石田一郎氏にお話しをいただきます。
お楽しみに!
申し込みはこちら → 市民のための環境公開講座申込み
こんにちは。関東地区チューターの塚本です。 最近は昼夜の寒暖差が大きく、風邪気味になりました。 皆さんも体調管理にはお気をつけて!
今回は関東地区Bチーム11月の定例会がJUON NETWORK (認定特定非営利活動法人樹恩ネットワーク)にて開催されました!
まず、はじめにアイスブレイクとして、いらすとや(著作権フリーのかわいいイラストです) クイズを行いました。あるイラストをみてその名前を当てるゲームです。
このイラストなら「○○○○○○○○○○のイラスト」という問題です。 (著作権フリーなので使わせてもらいました。正解は「ゴミを食べるウミガメ」です。) 一番印象的だったのは、タピオカのイラストですね。みんな頑張って答えていました。 続いて、JUON NETWORKの理事・事務局長の鹿住さんから団体紹介をしていただきました。 JUON NETWARKは、都市と農村漁村の人々のネットワークを結ぶことを通じて、 環境の保全改良や地方文化の発掘と普及、過疎過密の問題解決などを活動の軸として、 1998年に大学生協の支援を受けて誕生した団体です。 現在は、都市と農村漁村が支え合うネットワークを、 森林などをめぐる体験・交流・応援の活動によって広げ、 持続可能な社会を創造することを目的として活動しています。 活動事例として、「エコサーバー」という検定や青年リーダー養成講座などを通じた人づくり、 間伐材の利用を通じた企業・生協の森づくりなどを紹介していただきました。 その後、鹿住さんからCSOラーニング制度について、アドバイスもいただきました。 インターン生に期待していることは「学生・若者ならではの視点」であり、 基本的にインターン生がやりたいことをやりたいだけできる環境にしたいと おっしゃっていました。また、本制度から環境問題の解決のみならず、 何事においても大切な「継続は力」であることを学び取ってほしいと語っていました。 CSO生による活動共有の後に、自主プロジェクトについての話し合いが行われました。 環境財団の斉藤さんから、「最終形を意識して活動を進めてください」とのご指摘。 今までの活動を反省しながら、今後に向けて有意義な改善がなされた模様です。 今後の活動に期待ですね!
関東地区チューター 塚本 啓之