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2018
10,01
09:40
【チューターレポート】9月の関西地区定例会
CATEGORY[CSOラーニング制度]

こんにちは。関西地区チューターの岡です。

皆様、台風被害などは大丈夫でしょうか?
少し遅くなってしまいましたが、9月28日に行われた
関西地区の定例会についてレポートします。

9月定例会の幹事は「びわこ豊穣の郷」と「安曇川流域・森と家づくりの会」で
インターンをしている二人でした。
会場にはびわこ豊穣の郷の事務所を使わせていただきました。

 
早めに集まり、まずは自主プロジェクトについての話し合いを行いました。

関西地区では「環境配慮行動をとらない学生の行動を変える」という趣旨で
プロジェクトを進めていて、 幾つかの大学生協にレジ袋の有料化ができないか
という企画を持ち込むことになりました。
大学と連携して企画を行うというのは大変ですが、
実際にイベントを開催できればとてもおもしろい取り組みになりそうです。

プロジェクトの話し合いの後は、2つのCSOの方からお話をいただきました。

安曇川流域・森と家づくりの会
では、森林保有者、家のつくり手、住まい手、
地元行政をつなぎ、 安曇川流域で育った木を利用して家をつくるという事業を通じて、
環境を守る活動をされています。

元気な森を維持しながら、それを利用することでそこで働く人や地元も元気でいられる。
地域資源を循環させる”地産地消の家づくり”というのは、私にとって新鮮でした。
みんなが元気になるというのはとても素敵ですね。
会のブログ「もりいえ便り」にインターン生の山本さんのレポートが載っているので、
皆さんもぜひ覗いてみてください!

もりいえ便り(ブログ)
 

びわこ豊穣の郷は、赤野井湾を中心に水質改善や豊かな生態系を取り戻すために
活動をされています。

新しく始まった赤野井湾の底をさらう活動では、
おびただしい量のプラスチック類が引き上げられたそうです。
その多くが農業関連のものだったことから、今後自治会長さんなどと協力して、
上流地域の農家さんに問題を認知してもらえるように活動していくとのことです。
団体の設立から22年、地元の方とのつながりも強く、
住民の皆さんと地域の環境を長く守って来られたのだということがよくわかります。

定例会の後は、豊穣の郷の皆さんが用意してくださったおでんと、
会で作られた新米をいただきました(しあわせ〜!)。ありがとうございました!!


関西では先週の頭くらいから金木犀が香り始め、秋だなあと感じています。
ずいぶんと肌寒くなってきましたので、体調管理には気をつけたいですね。

岡 英里奈

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2018
09,28
13:35
市民のための環境公開講座Part2-3
CATEGORY[市民のための環境公開講座]

みなさん こんにちは。
損保ジャパン日本興亜環境財団の佐藤です。

市民のための環境公開講座(パート2)では、
3回に分けて「消費とごみの問題から環境を考える」をテーマにお送りしてきました。
パート2の最後となる9月25日は、早稲田大学教授で、
NPO法人エコプラス代表理事の高野孝子さんに、
「石貨の島から見える日本と世界のごみ問題」をテーマにご講演をいただきました。

ミクロネシア連邦の自然豊かな小島ヤップ島は、
かつて石のお金(石貨)が流通した島として有名。
冒険家としても著名な高野さんは、1992年以降ヤップ島において、
日本の若者が現地の生活を体験する「ヤップ島プログラム」を実施したり、
現地の若者を日本に招待する交換留学を実施しています。

美しい海と珊瑚礁に囲まれた南の島も、近年は現代文明の”恩恵”の影で、
プラスティック等の廃棄物が問題化し、埋め立て処分場が不足したり、
近隣の河川が汚染されるなど深刻な問題が広がっている様子が紹介されました。

紹介された、大量のプラスティックを飲み込んで死んだ海鳥の映像は
とてもショッキングでしたが、プラスティックごみ問題の深刻さ・重大性が実感できました。
かつてヤップ島プログラムで来日し、日本のごみ埋め立て処理の問題を学んだ
ヤップ島の女子高生が、10年後に環境行政の担当官となってプラスチックレジ袋の
禁止に取り組んだお話しには素直に感動を覚えました。
自分に何ができるか考えさせられる内容でした。

講演の概要は近日中にHPに公開予定ですので少々お待ちください。

次回は、パート3「私たちの暮らしをシフトする」をテーマに、3回シリーズをお送りします。
パート3の第1回目は、11月6日(火) 18:30~
「SDGsについて『知る』ことで、新しい暮らしをデザインする」と題して
東京都立武蔵高校生物科教員の山藤旅聞氏にご講演いただきます。

お楽しみに!

★ご講演の後、高野さんにメッセージをいただきました。
「Follow your dreams 」

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2018
09,28
10:47
【チューターレポート】9月の愛知地区定例会
CATEGORY[CSOラーニング制度]

こんにちは!愛知地区チューターの岸です。

今月は、19日に名城大学ナゴヤドームキャンパスで定例会を行いました。
今年から新しくCSO団体に加わった南遊の会が幹事で進行していきました。


南遊の会は南山大学の藤本先生が代表で、
主にベトナムでマングローブを植えるという活動をしている団体です。
近年、マングローブ林は伐採により数を減らしています。
ベトナムは、他のマングローブ林とは違いベトナム戦争時に消失しました。
そのマングローブを再生しようと立ち上がったのが南遊の会です。
マングローブの専門家である藤本先生中心に、現地の森林管理局と協力し、
ベトナムの環境にあったマングローブを育成・研究しています。


そのスタディツアーが8月に行われましたので、この活動をメインに報告してもらいました。
マングローブを植えることはもちろん、現地のベトナム学生との交流など
とても楽しそうな様子が伝わってきました。
またCSOの方より南遊の会についての歴史についても学びました。
私も思わずベトナムでマングローブを植えるスタディツアーに参加したくなりました。

他にも各々活動報告共有してもらい、皆さん順調に活動しているようです。

最後に全国合宿で決めた自主プロジェクトの話し合いをしました。
愛知地区は国際色豊かで、みんな英語が得意!ということで、
愛知に住んでいる外国人の方々にお話しをうかがい、様々な問題を調査していきます。
次回までにやることを自分達で決め、今回は解散しました。
この自主プロジェクトの進行にも期待しています!!

岸 晃大

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2018
09,21
10:49
【定例会レポート】9月の関東地区定例会
CATEGORY[CSOラーニング制度]

はじめまして。
国際自然大学校でインターンをしている世森と申します。
9月の定例会はチューターがお二人とも都合が合わなかったということで、
代わりに幹事団体の中から私が代表してブログを書くことになりました。
いきなりの抜擢で少し驚いていますが、どうぞよろしくお願いします。


9月の関東地区定例会は、私が活動している国際自然大学校と
パブリックリソース財団、OISCAの3団体で幹事を行いました。

会場は国際自然大学校の事務所を使わせていただきました。
国際自然大学校の事務所は建物の中が木造でできていて、
ゆったりとした心地の良い環境になっています。
 
   
 
幹事団体の活動紹介は、パブリックリソース財団、OISCA、
国際自然大学校の順でしていきました。

パブリックリソース財団の活動は、NPO法人や地方創生に取り組む団体など、
社会貢献に力を入れている財団に援助を行っている団体です。
お金だけではなく、本やDVD、土地など何でも寄付ができるという話が興味深かったです。


OISCAは人間の生命に不可欠な3大要素である、産業、精神、文化の調和を目指し、
人材育成や海外開発協力を通して、私たちが生活している地球という「ふるさと」を
守り育てていくことを理念としている団体です。
OISCAの活動拠点が世界34か国と非常に多いことから、
持続可能な社会を形成してく上で最も影響力が大きい団体の1つではないでしょうか。


国際自然大学校は、自然教育をコンセプトとして、
outfitter(自然や人とのかかわりの中で人生を前向きに生きていける人)を
育てていくことを理念としているNPO法人です。
派遣先CSO団体の中では数少ない課外活動メインの団体なので、
キャンプの面白さ、自然で遊ぶことの楽しさが伝えられるように意識しています。
 
   
 
次に、派遣先CSOの話として、国際自然大学校理事長の佐藤さんから
主に団体設立当時の話をしていただきました。
国際自然大学校で活動している私も初めてお会いしたので
お話を聞くことができてとても光栄でした。

国際自然大学校はNPO団体の中でも珍しい、お金をいただいてサービスに
還元する(自然教育をする)団体です。
NPO団体はボランティアで活動しているところもあるので、
初めはほかのNPO団体や周りに受け入れてもらえなかったそうです。
それでもあきらめずに自分のやりたいこと、子供たちに自然の楽しさを伝えたい
という熱意をもって取り組んだ結果、同じ考えを持った仲間が増え、
今では全国に拠点をもつ団体になったということでした。

私は、佐藤さんのお話にでてきた「失敗は失敗と思わない限り、失敗とは言わない。」
という言葉が印象的でした。
自分の限界を決めていたのは自分自身でしかないと改めて感じました。
 
   
 
自主プロジェクトの話し合いでは、第1回全国合宿に参加できていなかった
ラーニング生も参加し、より活発な話し合いができたと思います。

関東地区の自主プロジェクトには、以下の3グループがあります。

・認証マーク班
・プラスチックごみ班
・地方、過疎班

全体に共通して言えることは、全国合宿からあまり進展がなく、
次回までにアクションを起こしたいということでした。
私はプラスチックごみ班に所属しているのですが、
この定例会で自主プロジェクトの発信方法を固めることができたので、
来月までに外に出て取材か視察をしていきたいと思っています。

今回の定例会は合宿後ということもあり、和気あいあいと進行することができました。
これから自主プロジェクトを進めていくうえで
さらに仲良くなっていきたいと強く願っております...。



9月の関東地区定例会のレポートは以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


世森 正宗

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2018
09,20
10:17
市民のための環境公開講座Part2-2
CATEGORY[市民のための環境公開講座]
こんにちは。
損保ジャパン日本興亜環境財団の近藤です。

吹く風がすっかり秋めいてきて、
そろそろ衣替えの季節ですね。
お布団も夏物から、あったかい羽毛布団に変える時期でしょうか。
(ちょっと早い?)

そんな、生活になくてはならない『羽毛』について
「羽毛のリサイクルを通じた新価値創造」と題して、
一般社団法人Green Down Project理事長の長井一浩氏に講演いただきました。

リサイクルの羽毛と聞いて、最初は誰かが使ったものなんて・・・と思っていましたが、
特殊な技術で洗浄することで、新しい羽毛よりさらに綺麗になって生まれ変わることができるとのこと。
リサイクルすることで、焼却によって発生する二酸化炭素の削減に貢献することはもちろん
原材料となる水鳥の飼育環境の改善や、障害者雇用、パートナーシップの重要性など
まさに「SDGs」を体現されている事業で、とても奥が深かったです。

本講演の概要については、近日中にHPに公開予定ですので、
楽しみにしていてくださいね。

次回は9月25日(火)18時30分~
「石貨の島から見える日本と世界のゴミ問題」と題して、
早稲田大学教授、NPO法人エコプラス代表理事の高野孝子氏に講演いただきます。
北極からアマゾンまで、地球をめぐってこられた冒険家の高野さんの
お話をぜひ聞きにきませんか?

申込はこちらから→市民のための環境公開講座申込み


★ご講演後、長井さんに一言いただきました!



「共感と参加」長井一浩氏


素敵なご講演ありがとうございます!


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