はじめまして。2018年度関東地区チューターの冨塚です。 昨年度は日本環境教育フォーラム(JEEF)にてインターンを行っていました。 チューターとして、約8か月間、関東地区CSOラーニング生のサポートができるよう、 自分がCSO生だった時のことを思い出しつつ積極的にアドバイスしていきます。 どうぞよろしくお願いします。
定例会は、アイスブレイクのあと派遣先の活動紹介をしました。 今回はアサザ基金と、会場を貸してくださったJUON NETWORKの2団体が行いました。 アサザ基金は、基本的に屋外活動をメインにしている団体で、 他のCSOと比べてすこし珍しい団体なので、フィールド活動が好きな 学生が集まっている印象でした。 また、損保ジャパン日本興亜環境財団と協働で、耕作放棄地を再生した 「かっぱん田」の管理をしており、イベントを企画運営して楽しむことを通じて、 自然環境を学ぶことができる団体です。
JUON NETWORKは、大学生協の支援を受けてできた認定NPO法人です。 森に行きフィールドワークを通じて人と森の共存を感じる森林(もり)の楽校や、 高齢化による農業を担う人員不足を解消するため、農家さんのお手伝いをする 田畑の楽校などの活動が印象的でした。 その後、JUON NETWORKの事務局長である鹿住さんがお話ししてくださいました。 鹿住さんは、都市と農村におけるお金や人のつながりの循環を促進することが JUON NETWORKの役割だとおっしゃっていました。 一例として、過疎地域の廃校を利用したセミナーハウスを開催しているそうです。 また、大分遡りますが阪神淡路大震災の際には、使えなくなったテニスコートを 無料で提供してもらい、間伐材でプレハブの仮設住宅をつくったそうです。 日本の木材の自給率は約30%で、都市と海外とのつながりはあるものの 農村とつながっていない事が課題であると、鹿住さんはおっしゃっていました。 このような実体験があってこそ、両者をつなげることを大事にしているだと感じました。 最後に、プロジェクトの提案をグループに分けて行いました。 ・ホットな話題であり、若者からも発信すべきオリンピックの環境問題、 ・都市にいる大学生は実感しづらいが全国合宿でもヒアリングできそうな過疎地域の問題 ・就職が待ち構えている2,3年生が多いという特徴を生かした、 企業の環境への取り組みや環境ビジネスについてのイベント など、個々のテーマ案が被ることなく積極的に意見が出せた様子でした。 今月末にある全国合宿以降、今回出た案を行動へのフェーズに持っていけるように チューターとして手伝えることは最大限行っていきます。 また、個々のCSOでのインターンについても、 自分がなんのためにこのインターンをやっているのか、 もう一度見つめなおして、日々の活動の中でも目的を意識して 取り組んでいってもらいたいと感じています。
冨塚 由希乃
こんにちは。 損保ジャパン日本興亜環境財団の近藤です。 先日市民講座第2回目を開催しました。 今回は本パートテーマの「生きものの変化と気候変動を知る」を 「生きもの」の視点から、取り上げました。 皆さま、「ヤマネ」ってご存知ですか? ネズミの仲間なのだそうで、わたしも見たことがないのですが、 写真で見る限り、目がくりくりしていて、とても可愛い! そんなヤマネをずっと研究されている ニホンヤマネ保護研究会会長の湊秋作氏に講演いただきました。 ご講演は、湊氏の『ヤマネ愛』溢れるトークがさく裂。 ヤマネ愛に触れて、思わず優しい気持ちになる。そんな講演でした。 本講座の概要については、近日中にHPに公開予定ですので、 楽しみにしていてくださいね。 次回は、8月7日(火)18時30分~ 『生き物が直面する環境変化』と題して、 世界最大規模の自然環境保全団体である、 WWFジャパンの市川大悟氏に講演いただきます。 世界的NGOとして、彼らが感じる気候変動と生き物の変化について ご講演いただきます。 当日のお申込みも大歓迎です。 申込みはこちら→市民のための環境公開講座申込み ★ご講演の後、湊さんに一言メッセージをいただきました! 「ヤマネを守ることは森を守りみんなを守る」湊秋作氏 素敵なご講演をありがとうございました!
こんにちは!宮城地区チューターの内川裕稀です。
7月20日に宮城地区第一回定例会を開催しました。 当日はみやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)さんに場所をお借りしました。 宮城地区は仙台市・名取市に派遣先CSOがあり、仙台を中心に活動をしています。 ですが、集まった学生は必ずしも仙台在住ではないのです。 私を含めて福島県から2人、岩手県から1人、宮城県からは3人と、 東北を大きく跨いだメンバーが集まっています。 宮城地区は例年インターン生が少人数な為、他の地区とは定例会の進行等が大きく違います。 一人一人が活動報告を十分に行えて、学生同士の距離が近いのも宮城地区の長所です! 初めての定例会ではありましたが、インターン生の皆さんが それぞれの派遣先CSOでの活動を意欲的に報告してくれました。 夏休みは、皆さんにとってインターン活動の最盛期になるでしょう。 来月、再来月の活動報告で、夏の成果を見せていただけるのを楽しみにしております。 内川裕稀
みなさん、初めまして。 2018年度関西地区のチューターを務めさせていただきます、岡です。 よろしくお願いいたします。 関西地区では7月23日に第一回定例会が開催されました。 今年も関西の各地で13人がラーニング生として活動を開始しています。 定例会ではキックオフミーティングに参加できなかったメンバーとの顔合わせもでき、 初回から和気藹々とした雰囲気で話し合いが進んだように思います。 まずは今回定例会の幹事である2人の派遣先であるCSO、 環境市民の大西さんから、団体の概要やラーニング生2人の 活動内容についてお話しいただきました。 エシカルな商品やグリーンな商品を購入する際に参考になる 「ぐりちょ」というサイトや、阪急電車の吊り広告を全て環境のものにする 活動のお話しが個人的にとても興味深かったです! そのあとは各ラーニング生から1ヶ月の活動報告。 そして自主プロジェクトに向けての話し合いが行われました。 「プロジェクトで何をしたいか」を考えるにあたり、 それぞれが「なぜ」このCSOラーニング制度に参加したのかを共有しました。 小さい頃から自然に触れ合う機会が多く、気がつくと環境に興味を持っていた。 始まりは、好きな先生のゼミで環境のことを学ぶうちに募った罪悪感だった。 大学の授業で初めて環境問題を知った。 などなど、人によって本当に様々でおもしろかったです。 どんなプロジェクトに取り組むことになるのか楽しみです。
今後の定例会も積極的に対話できる場になればと思います。
岡 英里奈