2023 01,17 17:46 |
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関西地区チューターの石部です。
いよいよ2023年が始まりました。皆様好調にスタートできていますでしょうか!
さて、先日1月11日(水)、2022年度ラーニング制度最終回となる、
関西・愛知・宮城地区合同定例会が開催されました。 今回の定例会も、前回と同様のプログラムです。
①CSOでの活動で最も印象に残っていること についての発表
②ミニプロジェクトの話し合い
①CSOでの活動で印象に残っていることの発表
前回に引き続き、派遣先ごとに、これまでの活動期間を通して最も印象的だったこと
についての発表をしていただきました。発表内容について、順にご紹介します。 〇気候ネットワーク(江角さん、岡田さん) こちらは、地球温暖化問題に関して社会全体の変容を促すべく、情報発信や
その他様々な活動を行っている団体です。 江角さんは、Instagramでの情報発信などに取り組まれたそうです。
普段大学などでは環境問題について学ぶことはない中で、自ら積極的に学び、
周りに発信していく主体性、行動力がすばらしいと思いました。 ぜひ今後も続けていただきたいです。 岡田さんは、都エコロジーセンターにて、環境教育についてのヒアリングしたそうです。 岡田さんは、大学でも環境系のことを学んでいらっしゃるようですが、環境問題に 取り組む人の生の声を聞く、ということは、学校の授業では得られない、 CSOラーニング制度ならではの貴重な経験だっただろうと思います。 お二方とも、バックグラウンドが大きく異なっているものの、それぞれ自分なりの
課題意識を持ちながら、互いに協力し、学び合いながら活動なさってきたのだろうな という様子がうかがえました。 〇遊林会(大関さん、山田さん)
こちらは、滋賀県にある「河辺いきものの森」にて、子供を対象にした環境教育、
自然体験活動を行っている団体です。 子供たちと一緒に自然の中で、夏は水辺、秋冬には落ち葉あそびや焚火など、
四季折々の活動に参加なさったことをお話してくださいました。 子供たちの成長を間近に感じながら、とにかく楽しく活動されていた様子が 伝わってきました。 里山について研究する海外の方に、「里山の理想型だ」と言ってもらえたという
「河辺生きものの森」。私もぜひ一度伺ってみたいです! 〇びわこ豊穣の郷(片淵さん)
片淵さんは、実際に小学校で環境問題(海洋プラスチックごみ)に関する授業を
されたそうで、その様子は新聞・テレビにも取り上げられたそうです! ラーニング制度に参加する目的意識を明確に持ち、活動の中で、環境問題や
ご自身の環境問題への関わり方についてしっかりと考察を深めようと取り組まれて きたことが伝わりました。 〇オイスカ中部日本研修センター(加々美さん、寺田さん)
加々美さんからは、外国人実習生と農作業を行う中での学びについてお話し
いただきました。ただ農業についての知識を得るだけでなく、外国の方との交流を 通じて異なる文化についても学ぶことができたというのは、とてもいい経験だった だろうなあと思います。 寺田さんは、外国人実習生への日本語指導についてのお話を伺いました。
3ヶ月という短期間で、仕事が出来るレベルの日本語力をつけなければならないという 切実なニーズに応えないといけない状況で指導を担当するのは、かなり責任感・ プレッシャーも大きかったのではないかと思いました。 ②ミニプロジェクトの話し合い
すでにイベントを実施したグループ、これから実施するグループ、情報発信を
より強化するグループなど、進捗は様々でしたが、どのグループも活発に話し合いが できていたと思います。 なかには、企業や環境省と連携したかなり本格的なプロジェクトを実施したグループも
ありました!イベントの様子については、財団ブログにも記事が上がっていますので、 ぜひご覧ください! 8ヶ月あったラーニング制度も、あっという間にのこりわずかとなってしまいました。
定例会で西脇さんもおっしゃっていましたが、毎月定例会や報告書で皆さんの活動の
様子をうかがっていて、皆さんがどんどん学びを吸収して進化なさっていく様子がわかり、 自分ももっと頑張らないと!と、とても良い刺激をいただいていました。
8ヶ月間本当にお疲れさまでした!
とはいっても、まだ修了までにはもう少し時間がありますね。
やり残すことがないように、精一杯、楽しんで、最後まで頑張ってください!
石部沙季 |
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