みなさん、こんにちは! 愛知地区チューターの吉田です。
11月の定例会はオイスカ中部研修センターのインターンが幹事で、 会場もオイスカ中部研修センターで行われました。 去年のこの時期もオイスカ中部研修センターで1泊しての定例会だったので、 愛知地区では、毎年恒例?の行事になっているような気がします。 今回の定例会は、一風変わって食事からはじまりました。
ここオイスカ中部研修センターでは、 海外、特にアジア中心の国々から技能実習生として派遣され、 男性の方は農業中心、女性の方は炊事中心に技術を学び 祖国に伝えることを目的の一つとしています。
普段から女性の技能実習生の方たちが中心となって食事は作られています。 今回のメニューは和食中心で、 作ってくださる技能実習生の方々の祖国の料理も食卓に並びました。 料理はどれもやさしい味付けで、とても美味しかったです。
今回の定例会から、それぞれの活動の共有時間を少なめにし、 自主プロジェクトの時間を多くとりました。 最終発表が3月に迫り、刻一刻と本番に近づいて選択肢が狭められてきています。 いま手元にある素材、人材、残りの時間を考えて、 理想的なものばかりでなく現実的に考えて逆算して行動に移す。 そういった部分が自主プロジェクトの難しさであり、面白さであると感じています。 チューターの立場としてどこまで踏み込んでいいのか、 どうアドバイスしていいのか試行錯誤の毎日です。
去年のCSOラーニング制度で、僕の人生が変わったと感じることができた 要因の一つが、この自主プロジェクトだったと思っています。 欲を言えば、愛知地区のインターン生全員にそう思ってもらえるような自主プロジェクト、 さらにはCSOラーニング制度になるように、あと残りの時間を使いたいです。
愛知地区チューター 吉田 凱
みなさん、こんにちは! 関東地区チューターの塚本啓之です。
関東地区Aチームの定例会は10月9日水曜日、 日本自然保護協会(NACS-J)にて行われました。 はじめは会議室の雰囲気に呑まれてか、みんな沈黙... そんな中、アイスブレイクで動物同定クイズを行いました! 動物の同定はNACS-Jが生態系のモニタリング調査のときに実際に行っていることで、 生物の種類や数などから、生態系の変遷を把握することが目的となっています。 クイズでは3チームに分かれて、写真に映る動物が何かを選択式で答えましたが、 これが難しい!特に背面のみの姿や夜間時の写真で判断することは困難でした。 良い具合にみんなの沈黙がなくなった後には、 松井さんから日本自然保護協会について団体紹介をしていただきました。 日本自然保護協会は、自然がわたしたちの生活を支えているだけでなく、 将来世代の生活をも支える大切な基盤であるため自然を守りたいという。 各地域での保護活動に加えて、 自然の開発をさせないためのルールづくりをしています。 ①自然を守る②自然を守る仕組みづくり③守った自然をより良くする という3つの軸を持ちながら活動を行っています。 そのなかの事例として「赤谷プロジェクト」の紹介がされました。 荒廃してしまった人工林を自然の森へ戻していく過程で、 人口減少や生態系による変化を捉えつつ、 地域づくりにも貢献する取り組みの数々には驚きを感じました。 その後インターン生同士で活動状況の報告を行い、 最後に自主プロジェクトについて話し合いをしました。 来年1月に新宿環境活動ネットが開催を予定している「”まちの先生”見本市!」 への出展にむけて、スケジュールの計画を立てていました。 みんなで計画的に進められていたので、順調にやっていけるのではないかと思います。 最終成果が楽しみです。 関東地区チューター 塚本 啓之
こんにちは。関東地区チューターの塚本です。 最近は昼夜の寒暖差が大きく、風邪気味になりました。 皆さんも体調管理にはお気をつけて!
今回は関東地区Bチーム11月の定例会がJUON NETWORK (認定特定非営利活動法人樹恩ネットワーク)にて開催されました!
まず、はじめにアイスブレイクとして、いらすとや(著作権フリーのかわいいイラストです) クイズを行いました。あるイラストをみてその名前を当てるゲームです。
このイラストなら「○○○○○○○○○○のイラスト」という問題です。 (著作権フリーなので使わせてもらいました。正解は「ゴミを食べるウミガメ」です。) 一番印象的だったのは、タピオカのイラストですね。みんな頑張って答えていました。 続いて、JUON NETWORKの理事・事務局長の鹿住さんから団体紹介をしていただきました。 JUON NETWARKは、都市と農村漁村の人々のネットワークを結ぶことを通じて、 環境の保全改良や地方文化の発掘と普及、過疎過密の問題解決などを活動の軸として、 1998年に大学生協の支援を受けて誕生した団体です。 現在は、都市と農村漁村が支え合うネットワークを、 森林などをめぐる体験・交流・応援の活動によって広げ、 持続可能な社会を創造することを目的として活動しています。 活動事例として、「エコサーバー」という検定や青年リーダー養成講座などを通じた人づくり、 間伐材の利用を通じた企業・生協の森づくりなどを紹介していただきました。 その後、鹿住さんからCSOラーニング制度について、アドバイスもいただきました。 インターン生に期待していることは「学生・若者ならではの視点」であり、 基本的にインターン生がやりたいことをやりたいだけできる環境にしたいと おっしゃっていました。また、本制度から環境問題の解決のみならず、 何事においても大切な「継続は力」であることを学び取ってほしいと語っていました。 CSO生による活動共有の後に、自主プロジェクトについての話し合いが行われました。 環境財団の斉藤さんから、「最終形を意識して活動を進めてください」とのご指摘。 今までの活動を反省しながら、今後に向けて有意義な改善がなされた模様です。 今後の活動に期待ですね!
関東地区チューター 塚本 啓之
こんにちは。関東地区チューターの塚本です。
電車とバスに揺られること約二時間・・・(それ以上かかった人も) 関東地区Bチームの定例会は神奈川県葉山町、海をフィールドに活動を行っている NPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験センターにて開催されました! 異例となる祝日での開催ということで、特別なプログラムとなりました。
はじめに、代表の海野さんからオーシャンファミリーについてお話ししていただきました。 海は地球上の水の97.5%ということから、 海を守ることは水環境や地球環境を守ることとほぼ同義であるといいます。 印象的だったのは、海表面の水に異変が起きると、 その水が対流して再び海表面までくるのに約4000年も年月を要することです。 私たちが今汚してしまっている海は、 私たちが亡くなったずっと先まで残ってしまうということになります。 オーシャンファミリーは子ども達に海のなかで遊ぶ体験を提供することで、 海を好きになってもらいたいといいます。 海を好きになったり自然の素晴らしさを感じることで、 海・地球環境を守らずにいられないという気持ちにすることができるのだと。
ラーニング生の活動共有を行った後...海岸へ移動して漂着物の観察を行いました! 海がきれい~、毎回こんな場所で活動しているインターン生がうらやましいです。 プラスチックごみの問題となっているマイクロピーズ、石に穴を空けて住む貝、 海綿、コールタールなど、新たな発見がたくさんあって子どもに戻った気分になりました。 その中でも一番の驚きは、海野代表の知識量です! 漂着したせとものの形や着色、 劣化具合などから年代やものを推測できてしまうなんてびっくりです! 専門の方ってすごいな~と改めて実感しました。
人工物がたくさん漂流していることも今回の体験で実感させられました。 海辺に打ち上がるのはほんの一部で、多くは海表面や海中に漂っていることから、 これらのプラごみも「氷山の一角」に過ぎないのだと思うと、とても信じられません。
いつもインターネットや文献で知識を得ているだけで現場の実態を知らなかったので、 このような機会を経験できて良かったです。 人に教えられて行動するのではなく「体験」という学びを通して実態を把握するとともに 、個人個人がそれぞれ異なる「何か」を感じとって、 行動に移していくというプロセスが大切だと思いました。
海岸での観察を終えて、自主プロジェクトの話し合いをしました。 なかなか計画通りには進まないけれど、 みんな試行錯誤しながら頑張っているようです!最終発表が楽しみですね。 懇親会の鍋パーティーも、一部のラーニング生がが調理に手間取っていましたが、 とてもおいしい鍋でした!ごちそうさまでした! 関東地区チューター 塚本 啓之