2024 09,02 11:11 |
|
こんにちは!
関東地区チューターの遠藤瑞季(えんどうみずき)です。
残暑厳しい中ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日私用で長野県に行っていたのですが東京に戻った瞬間に暑くて汗が止まらず、
地球温暖化の影響をひしひしと感じておりました。 さて、関東地区では8月14日(水)に第2回定例会がオンライン形式で開催されました。
第2回定例会のテーマは「メールでの情報発信について」でした。
ラーニング生はOB・OGを含む他のラーニング生やCSO関係者、環境財団の職員の方が
参加するメーリングリストを利用して情報共有・発信をすることができます。 しかし、ラーニング生の中で実際に活用している人は少ない状況です。
メールは言葉遣いや形式がSNSで使用するものと比較すると異なる点が多く、
中々使いづらいのかもしれません。 しかしメールは、今後社会に出たときにすべての人が必ず使うことになるツールです。
SlackやTeamsなどカジュアルなコミュニケーションツールの普及は進んではいますが、
目上の方への連絡といったかしこまった内容はまだまだメールで送ることが主流のように 思います。 ラーニング生の皆さんにはこの期間にメールを送る実践練習をしスキルを身に着けてほしい
ということで、今回の定例会ではメールを活用し、より効果的な情報発信をするための 勉強会を行いました。 私もメールを送る際は、誤字や脱字がないかや、内容が冗長になっていないかを気にしながらも
最後は「えいや!」と送信ボタンを押しているところがあった(ある)ので、ラーニング生 だった時に様々な内容でメール文を作成したことはとても有意義だったと感じております。 (1)メールでの情報発信について(瀬川さん)
はじめに、SOMPO環境財団の瀬川さんからメールでの情報発信についてレクチャーして
ポイントは主に以下の3点です。
①メールを送っている目的
メールを書く際に重視すべきことは受信した人に読んでもらい、書き手が目的とする行動を
促すことです。 例えば、「イベントに参加してもらう」ことが目的であれば、まず魅力的なタイトルで
メールを開けるよう促し、そしてリード文などで興味を引くことが重要です。 他にも客観的な情報だけでなく、自分が伝えたい魅力(ex:○○が△△で最高!)や自分が
このメール文を書いている目的(ex:参加人数が少なくて困っている...)など「主観的な想い」 を盛り込んで文章を書くことも効果的です。 ②ターゲット設定と内容の整合性
メーリングリストの使用など大多数に向けての文章を作成する際は、より多くの人に読んで
もらえるよう無難な表現を選びがちです。 しかし、そうすると当たり障りのない、誰の興味も引かない文章が出来上がる可能性が
あります。 イベントの案内文などを作成する際は、興味を持ってほしい対象を具体的に絞り、
そのターゲットに刺さるような文章を書くのを意識することが魅力的な文章を書く 第一歩となります。 ③読み手の気持ち
情報を発信する際には「自分が受け取った時にどう思うか」という視点はとても重要です。
「あまりにも冗長な文章だと面倒になり最後まで読まない」、「この見出しであればメールを
開きたくなる」という風に読み手の気持ちを意識することで、自然と読みやすく、 伝わりやすい文章になると思います。 そのためにも書き終わった際には、一呼吸おいて読み直すことが重要です。
(2)グループワーク:メール作成トライアル
次に、実践練習も兼ねて、架空の環境保全イベント(「生物多様性を守ろう!~「食」から
考える環境保全~」セミナー)の告知メールをグループに分かれて作成し、作成したメールを 読み上げるグループワークを行ないました。 グループワーク中は、イベントの内容を吟味した上で、どのようなタイトルや文章を
作成すれば読み手に興味をもってもらえるか盛んに議論がされていました。 限られた時間でのメール文作成でしたが、時間配分もばっちりでした!
グループワーク後、各グループの作成したメールの発表がありましたが、どのグループの
メールも読み手に興味を持ってもらえるよう様々な工夫がされていました! 例えば、
・「タイトル『生物多様性』『農業』『食』『環境保全』に興味がある人必見!」と
タイトルにキーワードを散りばめることで分かりやすくターゲットを絞る ・「私たちの日々の『食』における選択が、生物多様性に関係しているかもしれません!」と
一見関係のなさそうなワードの関連性を強調することで読み手の興味を引く ・「某テレビ番組の△△▲▲教授をゲストにお呼びしています!」と文章の自由度を活用し、
有名人が登壇することで話題性をアピール 同じイベントの告知メールでも言葉選びや構成が変わるだけで、読み手として受ける印象が
全く異なるのだと驚きました。 そして、メールを送る目的意識をしっかりと持ち、ターゲットのことをよく考えて情報発信を
行う大切さを実感しました。 ラーニング生の皆さまも今回学んだことを活かして、メーリングリストでどんどん情報を
発信してください! 本日の内容は以上になります。
次回のブログもお楽しみに! |
|
2024 08,15 10:49 |
|
みなさん、こんにちは!
福岡地区チューターの渡邊翔大です。
8月に入り、日差しがますます強くなってきましたね。
福岡は湿気が多く、ムッとした暑さが続いています。
皆さんも熱中症にならないように、こまめな水分補給を心がけてくださいね!
さて、8月4日に福岡地区で初めての対面定例会を開催しました。
1. アイスブレイク
「自分がやってみたい環境イベントは?」というテーマで「エコスケッチ」を行いました。
みなさん、とても上手にスケッチを描いてくださり、それぞれのアイディアを素晴らしい
プレゼンで共有していただきました! ・山田さん(グリーンシティ福岡):「こども達にゴミの分別を教える」
・宮嵜さん(グリーンシティ福岡):「低山の里山管理」
・叶さん(山村塾):「下草刈り」
山村塾の下草刈りをするイベントです。
・大野さん(グリーンシティ福岡&講師):「こどもと干潟のゴミ掃除」
干潟は生き物にとって、とても重要です!このような活動が増えるのは良さそうですね!
また、ガタレンジャー(干潟を守る活動家)がますます増加しそうです!
2.ラーニング生からの活動内容の発表
派遣先のCSOでどのような活動が行われているのかを知ることができて、とても有意義でした。
それぞれの活動の特徴や工夫を学び、新たな発見がたくさんありました。
山村塾の紹介
3.講師の講話+質疑応答
講師は、グリーンシティ福岡(志賀さん、大野さん)に来ていただきました!
志賀さんはオンラインで参加してくださり、活動内容に加えて、NGO(Non-governmental
Organization)、NPO(Non-Profit Organization)、CSO(Civil Society Organizations)の 違いについても詳しく説明してくださいました。 皆さん、CSOが唯一ネガティブな要素を含まない組織形態だということをご存知でしたか? 質疑応答の時間では、参加者から多くの質問が寄せられ、有意義なディスカッションが 行われました。 また、大野さんは子どもとの接し方についても詳細にレクチャーしてくださり、実践的な
アドバイスをいただきました。(子どものほめ方、安全面の配慮など) 志賀さんの講話
志賀さんに質問する様子
対面定例会が終わる頃には、初めの緊張もほぐれ、参加者同士で活発な会話が交わされて いました。まだ始まったばかりですが、これからも全国の同期と一緒に活動を頑張って
いきましょう! そして、8月末には夏合宿があります。全国のCSOラーニング生と交流できる貴重な機会です。
皆さんの参加を楽しみにしています! 福岡地区チューター 渡邊 翔大 |
|
2024 07,22 13:15 |
|
みなさん、こんにちは!
関西地区チューターの大同唯和です。
近畿地方は梅雨明けとなり、京都は恐ろしいほどの蒸し暑さです…。 熱中症にならないように気をつけて、今年の夏も乗りきりたいですね。
さて、7月17日に関西・宮城・福岡・愛知地区合同の定例会を開催しました。 キックオフミーティング後はじめての定例会となった今回は、アイスブレイクの後、 派遣先CSOの紹介を行いました。 Good & Newといって、24時間以内に身近に起きた良かったことと新しく知ったことを
共有するゲームを行いました。 美味しいごはんやさんを見つけた、Amazonセールで欲しいものが買えた(!) 、
海外で落ち葉から紙を作る技術が開発されたらしいなど、聞いていてとても興味深い話題が たくさんありました。 2.派遣先CSO紹介
それぞれの派遣先CSO団体の活動を理解し、1月までの8ヵ月間の自身の活動目標を
考えるために、次の3点について事前に用意してもらい、ここではグループごとに共有を 行いました。 ①派遣団体の活動目標
➁関わってみたい活動
③インターンシップ担当者の経歴や人柄
ここではラーニング生の発表を一部ご紹介します。
〈山村塾・福岡地区〉 ① 棚田や森林の保全活動を通して、持続的な暮らしを広げる
② 実際に森林や棚田に行って、ボランティアとして山仕事をする
③ 明るくて、優しい方です!
大学で行っている勉強が、現場でどのように活かすことができるのかを学びたい ということも話してくださいました! 〈日本ウミガメ協議会・関西地区〉 ① ウミガメの保護・保全に必要な情報を集め、共有する
② 8月に和歌山県で行われるウミガメ調査
③ 昔から海洋動物の調査や飼育を行っていらっしゃる方です!
〈アジア保健研修所・愛知地区〉
① 「誰もが持てる力を発揮し参加できる社会」の実現
② アジア諸国から研修生がやってくる国際研修への参加
③ 日々の活動について丁寧に教えてくださる方です!
インドやバングラデシュなど様々な国から研修生が来られるそうで、どんな研修に なったのか、ぜひ聞かせていただきたいですね。 〈みちのくトレイルクラブ・宮城地区〉 ① 東北を縦断するみちのくトレイルを通じて、東北復興や地域づくりを目指す
② 様々な自治体の人と関わり現場を知る。広報活動
③ 東日本大震災を経験され、震災復興の役に立ちたいと思い、この事業に関わり始めたそうです!
実は私、まだ東北に行ったことがないのです。今年こそは東北に行き、ラーニング生と 一緒にみちのくトレイルを歩きたいなぁと思いながら、聞かせていただきました。 その他にも多くの皆さんが入念な準備のもと活動先を紹介してくれました! 定例会が終わるころにははじめの緊張感もなくなり、実際の活動についての質問が出るなど、 非常に盛り上がりのあるグループワークとなりました!まだまだ始まったばかりですが、
今後も全国の同期と一緒に活動を頑張っていきましょう! 8月は宮城・福岡地区で、実に5年ぶりとなる対面の定例会を開催する予定です。 また8月末には夏合宿、9月には関西・愛知地区での対面定例会など、 今年度のCSOラーニングはより一層盛り上がるものとなりそうです! 関西地区チューター 大同唯和 |
|
2024 07,18 14:52 |
|
こんにちは!
関東地区チューターの松本慧叶です。
蒸し暑い日が続いており、梅雨をとばして本格的な夏が到来しました。
こんな時でも暑さに負けず、元気に活動していきたいですね!
1.アイスブレイク
Good & New という、24時間以内に起きた良いこと&新しい発見を共有するゲームを、
グループに分かれて行いました!最初は皆さん少し緊張気味でしたが、会話が進むにつれ 緊張もほぐれ、盛り上がっていました。 皆さん、ちょっとした日常の幸せを見つけるのがとても上手ですね!
聞いていて非常に面白かったです。 アイスブレイクが早く終わったグループは、早速それぞれの活動についてお互いに
情報共有していました。 2.派遣先CSOの紹介
「派遣先団体の理解・今後の自分の活動の見通し・担当者とのコミュニケーション」を
目的とし、下記の3つの内容を事前に準備して、グループごとに発表し合いました。 ①派遣先団体の活動目的
②関わってみたい活動
以下、ラーニング生の発表(一部)を紹介します。
・日本環境協会(足立さん)
①こどもエコクラブなどの環境教育事業やエコマーク事業を通して国民各層の環境行動を
促進し、持続可能な社会の実現に貢献 ②全国の子どもたちが作った壁新聞などが集まる、全国エコ活コンクールの運営や広報
③長いこと日本環境協会にいらっしゃる方で、経験豊富な方です!
・オイスカ(田中さん)
①「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球のあらゆる生命の基盤を
守り育てようとする世界」を目指す ②積極的な企画や広報(「子どもの森」計画など)
③明るい方が非常に多く、笑顔が絶えない現場です。
オイスカについてとても詳しく説明してくださり、定例会での初めての発表とは思えない
程でした! OISCAはOrganization for Industrial, Spiritual and Cultural Advancementの訳だったのですね。
初めて知りました! ・JUON NETWORKネットワーク(佐藤さん)
①都市と農山漁村が支え合うネットワークを、森林などをめぐる体験・交流・応援の
活動によってひろげ、持続可能な社会を創造する。 ②様々な地域での森林育成・保全事業への参加、主体的な事業の企画・運営(東京港野鳥公園
里地里山フェスティバルなど) 佐藤さんはJUON NETWORKに派遣されているもう1人のラーニング生と一緒に、
詳しいスライドを作成してきてくれました! とてもわかりやすくまとめられていて思わず聞き入ってしまいました!
以上、相互理解が深まり、これからの活動に期待が高まる発表会でした。
今後もお互いの活動を共有しあって、活動の励みにしていきましょう!!
8月の定例会、そして一大イベントの夏合宿…今年度のCSOラーニング制度も
熱い夏になりそうです! 関東地区チューター
松本慧叶 |
|
2024 06,17 14:10 |
|
こんにちは!
2024年度関東地区チューターを務める遠藤瑞季(えんどうみずき)です。
昨年度まではCSOラーニング生として派遣先CSOでの活動やミニプロジェクトなど
様々な活動に取り組ませていただきました。 どれも大学やアルバイトなど普段の生活ではできない経験ができたと思います。
今年度はチューターとして、少しでもラーニング生の皆さんの力になれるよう頑張ります!
本年度も引き続きよろしくお願いします。
さて、先日選考が終了し、2024度のCSOラーニング生が決まりました。
今年も例年以上に応募者も多かったようです。
選考を突破したラーニング生の皆さん、おめでとうございます。
これから一緒に活動を楽しんでいきましょう!
そして、関東地区では6月7日(金)に損保ジャパン本社ビルで、キックオフミーティングを
開催しました。 昨年度に引き続き、無事に対面で開催することができ、本当によかったです。
まずは、財団事務局長の鈴木さんから開会挨拶がありました。
次に、財団の方とチューターの自己紹介をさせていただいた後、小グループに分かれて
自己紹介を行いました。 いくつかのグループの会話に参加させていただいたのですが、どのグループも所属や学年、
バックグラウンドが異なる人が集まる中で和気あいあいと話していて、今後の定例会や合宿、 ミニプロジェクトがとても楽しみになりました。 続いて、財団の瀬川さんから活動について、活動時間や交通費の申請、メールマナー、
1年間の流れについてのお話がありました。 申請関係は慣れるまで私もミスを連発していたので、ラーニング生のみなさんを上手く
サポートできたらと思います。 これから別の派遣先CSOでの活動にはなりますが、同じ志をもつ皆さんが一同に集まることで、
8ヵ月のインターンの良いスタートを切ることができたのではないかと思います。 同じく関東地区のチューターの松本さんからのご挨拶です。
こんにちは!
遠藤さんと同じく2024年度関東地区チューターを務める松本慧叶(まつもとけいと)です。
昨年度はラーニング生として活動していましたが、本当に貴重な経験ができた8か月間でした。
今年度はチューターという立場になりますが、自分自身も学びを深めつつ、かつラーニング生の 皆さんが充実した8か月間を送れるよう全力でサポートしたいと思います!! 本年度も積極的に様々な活動やイベントに関わりながらCSOラーニング制度を支援していきます!
これから8ヵ月間、どうぞよろしくお願いいたします! 関東地区チューター 遠藤瑞季 ---------- (以下、事務局追記) SOMPO環境財団、CSOラーニング制度担当の瀬川です! 遠藤さんがレポートしてくれた関東地区のミーティングのほか、6月5日(水)には 愛知・宮城・福岡および対面ミーティングに参加できなかった関東・関西地区の24名が オンラインでのキックオフミーティングに参加してくれました。 また、関西地区では損保ジャパン京都ビルにて、11名が対面でキックオフミーティングに 参加してくれています。 以下ではオンラインおよび関西地区ミーティングの様子を写真でお伝えします。 2024年度、5地区65名のラーニング生と一緒に、これから8か月間頑張ります! (オンラインミーティングの様子) (関西地区キックオフミーティングの様子) SOMPO環境財団・瀬川 |
|