2024 01,25 15:43 |
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こんにちは!
関東地区チューターの池田日陽です。
今年は暖冬と言っても、1月に入ってぐっと寒くなりましたね!
皆様温かくしてお過ごしください。
さて、1月16日(火)18:30~20:30に1月のオンライン定例会を実施しました。 6月から実施してきた定例会も今月で最後です。
今回の定例会の流れは 1. 活動発表
2. ミニプロジェクト成果発表
でした!
1. 活動発表 先月までと同様、派遣先での活動のなかで最も印象的だったことについてお話して
いただきました。 田代さんにとって印象的だった活動は、レンジャーズプロジェクトです。
レンジャーズプロジェクトには田代さん自身も何度か参加したことがあったそうですが、 参加するなかで学生同士の関わりだけでなく社会人の方とお話できることも魅力的だと 感じたので、「学生限定」ではなく「学生交流」というタイトルにしたとのことです。 当日は自分から参加者に積極的に声をかけることができた一方で、準備段階では スケジュールを立てて進めていく難しさがあったとお話されていました。 イベント企画を実際に経験したからこその気づきですね! オーシャンファミリーは、関東地区の派遣先のなかでは珍しい「海」に関する活動が
中心の派遣先ですね! 西さんは印象に残っているエピソードとして「子どもたちがたくましすぎる」ことを
挙げていました。都会での姿とは異なる自然豊かな環境での子どもたちの姿、 私も見てみたいです! 東さんは、イベントで子どもたちがたくさん質問してくれたことを挙げていました。
初めての活動で緊張しているときに子どもたちの側から声をかけてくれるのは嬉しいですね! また、オーシャンファミリーは現在ビジターセンター設立のためのクラウドファンディングに
挑戦しているのですが、その関連業務にも関わることができ貴重な経験になったとも お話されていました。 小島さんは、里地里山フェスティバルのことをお話されていました。
ゴム鉄砲の作り方を分かりやすく伝えるのが難しかったそうですが、子どもたちが ゴム鉄砲で楽しそうに遊んでくれたのが嬉しかったとのことです。 JUON NETWORKでの活動を通して様々な世代の方とお話でき、色々な考えを知ることが できたともお話されていました。 神谷さんは、奥多摩ふれあい農園でのオプション講座についてお話されていました。
インターンという立場でありながらも、1人の受講者として参加者と同じ目線で学びを 深められたのが良かったとのことです。また、林業に関わる人のなかで花粉症の人が 増えており神谷さん自身も森林に関わる活動をされるなかで花粉症のような症状が 出てきたそうで、林業との関わり方を考えていきたいとお話されていました。 パンダのロゴマークで有名なWWFジャパンでは、今年は5人のラーニング生が活動しています。
1つの団体で5人のラーニング生が活動しているのは珍しいですね!それぞれ異なる事業部で 異なる業務を担当されているそうです。 広報関連業務を担当されている柴さんは、活動を通して誤解のないように情報を伝えるには
どのようにすれば良いかを考えて情報発信をするようになったとお話されていました。 田村さんは、次世代環境リーダー育成プログラムの企画に関わるなかで、どのようにしたら
興味を持ってもらえるかを考える重要性を感じたそうです。このプログラムの応募が 開始される日が楽しみです! 野生生物グループで活動されている平間さんは、若者向けのエキゾチックペットガイドの
拡散企画として、エキゾチックペットのガチャガチャを考案したそうです。 若者に人気のガチャガチャを通して、エキゾチックペットの問題を多くの人に知って もらえればとのことです。 ファンドレイジング関連業務に携わるキムさんは、WWFパンダショップで販売される
新商品のディレクション・撮影が印象的だったとのことです。ロケーション設定なども キムさんが担当されたそうです!環境系NGOでの業務のなかにはこのような撮影なども あるのだと驚きました! 江田さんは森林グループでの業務を担当されているのですが、ご自身の専門分野である
国内の森林・林業についてだけでなく、活動を通して海外事例についても学ぶことが できたそうです。CSOでの活動を通して視野が広がったのは素敵ですね! 阿部さんは「環境日記」の事業を紹介していました。「環境日記」は小学生が環境に関する
ことを8週間書くというものなのですが、小学生が考えたり調べたりするだけでなく行動に 移している点が印象的だったそうです。ごみ拾いを企画して友人と行った小学生もいたとの ことで、その行動力に私も驚きました! 工藤さんは、活動を通して今の小学生がどのような環境教育を受けているのか、どのような
トピックに興味があるのかを知ることができたとのことです。 植竹さんは、様々な講座に参加して、自分たちが伝えたいことを子どもたちに伝えるためには
手を動かしながら学んでもらうなど工夫が必要だと感じたそうです。また、講座の準備や 片付けを通して、自分は何をすべきなのかを考えて動けるようになったともお話されて いました。 私も昨年新宿環境活動ネットでインターンをしていたので、3人のお話に共感しながら
聞いていました! 坂巻さんは、幅広い業務に関わっているそうです。具体的には、公募中の基金の条件に合う
団体の抽出、日本のコミュニティ財団のデータ整理、事業報告書の校閲などを担当された とのことです!データ整理等は大変なこともあると思いますが、NPOが扱っているデータに 触れられる機会はなかなかないので貴重な経験になったのではないかと思います。 また、Teamsを用いたコミュニケーションやエクセル関連の業務も多く経験したとのことです。 そのような経験はラーニング制度を卒業しても様々な場面で活かせそうですね! 2. ミニプロジェクト成果発表
8月末の合宿から約5ヵ月にわたって準備してきたミニプロジェクトの成果発表です。
各グループ、オリジナリティあふれる実践になっているので必見です!!!
エシカル消費のグループでは、1人1店舗東京近郊のエシカルショップを取材し、
『ECHICAL BOOKLET2024』を作成しました。 完成した冊子はこちらです↓
デザイン性の高いおしゃれな冊子で素敵です! 店舗の方の声も含まれているのもポイントですね!
エネルギーのグループでは、国際基督教大学(ICU)に嘆願書を出そうプロジェクトを
実施しました。国際基督教大学(ICU)に対してエネルギー対策の強化を求める嘆願書を 作成し、メールにて送信したところ、大学の職員の方と詳細をお話する機会をいただけた とのことです。また、プロジェクトを通じて、環境団体とのつながりもできたそうです! さらに、「電気を作ってみようプロジェクト」も実施したそうです。自転車をこいで発電し
ゲーム機などの電源をつけようとしたもののかなり大変で、電気を大切に使う重要性を 改めて実感したとのことです。 ごみ問題・フードロスをテーマにした関東と関西の合同グループでは、「新たな”R” Rethink」
と題してInstagramでの情報発信を行いました。ものを捨てる前に工夫するアイデアを メンバー10人で1ヵ月間投稿し続けたそうです。その継続力が素晴らしいですね! 多くの方に届けるため、相互フォローをしたり学内の掲示板にチラシを貼ったりといった 工夫もしたそうです。 Instagramのアカウントはこちらです↓ 気候変動のグループは、『Planet Update~Climate Change』というニュースレターを
作成しました。気候変動は規模が大きく自分ごととして捉えてもらうのが難しいですが、 日本で起きている事例を挙げるなどして身近に感じてもらえるようにしたそうです。 普段の派遣先での活動で広報を担当しているメンバーもいたとのことですが、発信媒体が 異なると工夫の仕方が異なるため、今回のニュースレター作成は多くの学びがあったそうです。 完成した冊子を私も見たのですが、書店で売られている雑誌のような素敵な仕上がりでした! 生物多様性のグループでは、『~Learn to love biodiversity~いきものハンドブック』を
作成しました。ラーニング生の通う大学周辺の生物多様性を紹介したハンドブックだそうです。 さらに、メンバーの派遣先の職員の方のご紹介で、1月30日(火)から2月末まで、八王子市 北野環境学習センターにて「Learn to Love Biodiversity」の展示会を開催できることになった そうです!CSOのつながりを活かして、自分たちの活動をさらに広めることができていて 素晴らしいですね。ぜひ足を運んでみてください! 以上、ミニプロジェクトの成果発表でした!
派遣先での活動と並行してミニプロジェクトもやり抜いたラーニング生の皆さんに拍手です!
最後になりますが、私も3月の修了式でチューターを卒業します。
ブログで皆さんにお会いするのは今回が最後かと思います。
1年間、お読みいただきありがとうございました!
読んでくださった皆さんに少しでも新たな学びや気づきがあったら嬉しいです!
関東地区チューター
池田日陽 |
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2024 01,17 18:12 |
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CSOラーニング制度関係者の皆さん、こんにちは。関東地区チューターの納富です。
今年の冬は、気象庁によると暖冬らしいですが、例年通りの冬のように寒く震えております。
まだまだ1月や2月にかけてさらに寒くなり、風邪をひきやすい季節は続きます。 インフルエンザ等にも気をつけて、冬を精一杯、満喫しましょう! さて、12月20日(水)18:30~関東地区の定例会が開催されました。
今月の定例会では、以下2つのことが行われました。
1、各CSO団体による活動発表
2、ミニプロジェクト打ち合わせ&振り返り
1、活動発表について
CSOラーニング生による、この8か月間での活動を約5分で発表してもらいました。
発表者は、①環境エネルギー政策研究所(ISEP) ②環境文明21 ③共存の森ネットワーク
④日本環境教育フォーラム(JEEF) ⑤森づくりフォーラム ⑥CDPジャパンでした。
各団体の発表について簡単にまとめてみました。
①環境エネルギー政策研究所(ISEP) 熊谷さん、廣川さん
ISEPさんは、持続可能なエネルギー社会を実現するために、エネルギー政策、エネルギー事業、
ファイナンス、コミュニティの主に4つの領域における社会への発展を目指す団体です。 主な活動として、事例調査やISEPでのイベント補佐、ISEPでのイベントの視察や意見交換会 への参加、様々なイベントのフィードバックです。 私が、今回の活動報告を聞いた際に印象に残っているのは、福島研修の時の発表です。
その中でも、福島研修2日目に行っていた「二本松ソーラーシェアリング&垂直型ソーラー パネルの見学」です。発電×農業という一見、相容れない取り組みを実現しているところに 驚き、再生可能エネルギーを広く普及させるという想いの強さに圧倒されました。 ISEPさんの挑戦する精神がこれからの再生可能エネルギーの未来を国内外問わず担うことを 願うのと同時に、今、私たちができることは何かを考える機会にもなるような発表でした! 熊谷さん、廣川さん、発表ありがとうございました。 ②環境文明21 遠藤さん
環境文明21さんは、環境への負荷が少なくし、人々が心豊かに生きられる持続可能な
環境文明社会を作り上げる認定NPO法人です。主な活動として、環境文明21における セミナー、意見交換会への参加、イベントのお手伝い、会報誌の校正、セミナー等の 議事録作成、経営者「環境力」大賞の選定の手伝い、最近始めたインスタグラムの運営です。 私が今回の発表の中で印象に残ったことは、「経済」と「環境」の理想の持続可能な社会が 違うということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、より良い社会の未来像には、 各々の目的が存在します。経済における持続的可能な社会への取り組みは、資源や食料の確保、 超高齢化・人口減少への対策である。一方で、環境における持続可能な社会への取り組みは、 グローバルな共生、多様性への寛容等になります。この2点を比べた際に、環境が見据える 持続可能な社会は経済の目指す持続可能な社会を含んだより大きな目標であるように 感じました。 環境文明21さんの未来を誰よりも考えているところはもちろん、そのことを踏まえたうえで 行動するところは見習うべきだと強く思いました!遠藤さん、発表ありがとうございました。 ③共存の森ネットワーク 高橋さん
共存の森ネットワークさんは、人と自然や人と人そして世代と世代をつなぎ、新たな価値観と
社会を創造することを目的としているNPO法人です。 高橋さんは、東京都青梅市御岳山にて行われた自然イベントについて発表していました。 このイベントは、自然に触れることの少ない小学生と一次産業が衰退しそうになっている 東京の自然公園エリアをつなぐ。そうすることで、環境保全と関係人口の増加の相乗効果が 期待されるイベントです。 高橋さんの発表を聞き、印象に残ったことは、環境教育の大変さを知ることができました。 以前、私も環境教育のお手伝いをしたことがありますが、自分が教わることと他人に教える ことはこんなにも違うことなのかと感じたことがあります。高橋さんの発表にもありましたが、 1日目の夜には小学生が夜にはしゃいで大変だったことや影絵のやり方、NPOの意義等を 説明することはそう簡単なことではないなと思いました。大自然で行った貴重な体験も影絵の 発表会も必ず人前に出るため、その人前に出て話す勇気を私も見習わなければいけないと 感じました!高橋さん、発表ありがとうございました。 ④日本環境教育フォーラム(JEEF) 梅本さん、山口さん、吉冨さん
日本環境教育フォーラム(以下JEEF)は、次世代も心豊かに笑顔で暮らしていけるよう、
多様なパートナーと協働しながら、持続可能な社会の実現を日々目指している団体です。 JEEFは、環境教育の力で環境の問題を対処することを志しています。一般的には、環境問題を 解決するための一手段として用いられる環境教育ですが、JEEFはその逆で活動していました。 発表していただいた活動内容ですが、全国の研究者やNGOの責任者が集まり、環境問題に どう向き合うかを議論する清里ミーティングや、幼稚園から高校生を対象とした科学・数学 領域の参加型プログラム「GEMS」の開催、子供が奥多摩の森で行うキャンプの運営など その活動は多岐に渡ります。 私は、この中でもGEMSに参加してみたいです。なぜなら、GEMSでは、自分なりに生物を 生み出すことができ、その生物が今の自然環境に溶け込めるかをイメージできる場だからです。 なんだか、映画「ジュラッシックパーク」の研究者になったような気分を味わえそうだなと 思い、説明を聞いただけでも胸が躍りました! 梅本さん、山口さん、吉冨さん、発表ありがとうございました。 ⑤森づくりフォーラム 大串さん
森づくりフォーラムは、人々が森と共に暮らす社会を目指すことを目的としたNPO法人です。
大串さんは、他の方々と違い、四季に分けて森づくりフォーラムが行っていることを発表して いました。 春は植林、夏は下草刈り、秋は間伐、冬は枝打ちです。この周期から分かることは、 日本に新たな“緑”を増やすよう呼びかけるのではなく、今ある“緑”を大切にしているという ことです。私はこの発表を聞き、懐かしい気持ちになりました。 なぜなら、私が去年活動したことと活動内容が同じだったからです。夏の下草刈りは本当に 「地獄」です。言葉の通りの意味です。しかし、このような大変な活動の裏には、感謝して いる人、救われる自然も多くいます。夏の猛暑日に流した一滴の水が、森林を救う。 そのように思うと、頑張ってよかったと心から思います。今回の発表を聞き、改めて そのような考えが浮かびました。大串さん、発表ありがとうございました。 ⑥CDPジャパン 清原さん、水さん
CDPジャパンは、人々と地球のための長期的な経済の繁栄を実現する未来を目指すNGOです。
主な活動は、投資家や企業、国家、地域、都市が自らの意志で環境の影響を管理するための グローバルな「情報開示システム」を運営しています。 水さんは、自治体のケーススタディを英語で発信したことや海外から届いた環境通信を 日本語に訳すなど日本と海外の中間管理職のようなお仕事を行っていました。 一方で、清原さんは日本企業400社を対象とした気候変動対策に関する取り組みの スコアリングやSBTiのモニタリングレポートを和訳するといった活動をしていました。 お二人とも日本の環境問題だけではなく、世界から見た日本の環境問題の評価という点に 着目を置き、活動していたことが分かります。 私は、発表を聞き、日本は環境問題に取り組むことは海外からも評価はされている。しかし、 環境問題やそれを管理することが厳しい世の中であることを学ぶことができました! 清原さん、水さん、発表ありがとうございました。 長くなってしまいましたが、簡単に今回の発表者の活動をまとめてみました。
2、ミニプロジェクト打ち合わせ&振り返り
ミニプロジェクトの打ち合わせと振り返りを行いました。どこの班も順調に進んでおりました。来月には、ミニプロジェクトの発表があります。早く聞きたいです!
以上が、12月の定例会の内容でした。
8か月間という長いようで短い期間も残すところ約1か月!!都市において自然に触れること、
環境教育を多くの人に届けること、NPO・NGO団体のイベントで国内外問わず、環境問題に ついて知ること、このようなチャンスはめったにありません。 今のうちに体験できることは、前向きに取り組み、吸収し、今後に活かしていきましょう!
皆様、忙しいとは思いますが、くれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。
関東地区チューター 納富虎太郎 |
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2024 01,17 17:57 |
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皆さんこんにちは。愛知地区チューターの加々美薫と申します。
このブログが公開されたころには本格的に冬が到来しているかと思います。
暖房器具や冬服、スタッドレスタイヤなどのご準備は間に合っていますでしょうか? また、私の大学ではインフルエンザが大流行しています。友人が次々とインフルエンザで 欠席になっていく中、私はウイルスに怯えつつ講義を受けています。皆さんもご自愛ください。 さて、先日12/13(水)に関西、宮城、愛知、福岡地区12月定例会を行いました。 今回も含めてもいよいよ定例会も残すところあと2回となりました。 今月の定例会のラインナップは以下のようになります。 ・CSOラーニング制度が賞を獲得 ・瀬川さんからの最近の所感
・活動発表
・ミニプロジェクト打ち合わせ
今月は私個人的に申しますと、学生は必読だと思います。 学生に有益な情報の多い定例会となり、このブログを読むだけでも価値があると感じます。 多くの人に読んでもらい、一人でも多くの行動変容のきっかけになってほしいと思っております! 【CSOラーニング制度が賞を受賞】
私たちがラーニング生として活動しているSOMPO環境財団のCSOラーニング制度が
持続可能な社会づくり活動表彰のESD活動賞に選出され表彰されました! この表彰は公益社団法人環境生活文化機構が2016年より始めた表彰制度です。 表彰された部門のESD活動賞とは、持続可能な社会の担い手の育成に関する優れた環境教育
活動を実施している企業または団体に贈られる賞です。 20年強も続いている私たちの歴史ある活動が表彰に値すると評価されたのはひとえに関係者 皆様のおかげさまだと考えます。 最前線でパワフルに活動するラーニング生やそのラーニング生を受け入れてくれるNPOの方々、 現役ラーニング生を気にかけてくださるOBOGの方々、またそれを裏でずっと支持し続けて くださるSOMPO環境財団の方々、市民のための環境公開講座の講師を務めてくださる方々、 その他にもいっぱい関係している方がいると思います。 このような活動の一員であることに私は誇りに感じます。 【瀬川さんからの最近の所感】
先の喜ばしい一方とは裏腹に、最近ラーニング生の不誠実な行動が目立つ、との旨を ラーニング生の担当をしてくださる瀬川さんからご指摘をいただきました。 11月、12月に入り研究や就活がそれぞれ忙しくなる頃で、その時に私たちは前述のことで 頭がいっぱいになり余裕がなくなります。 余裕がない状態になると多方面への連絡を怠るなど、行動が自分本位になっていく傾向が あると瀬川さんが丁寧に説明してくださりました。自分を振り返ってみると、恥ずかしながら 全くおっしゃる通りで、私も必要な連絡を見落としてしまったり忘れてしまうなどで迷惑を かけてしまった経験があります。 ラーニング生のように活動的な学生であればあるほど、上記のような状況に陥りやすいです。 考えたら自明であるし、私の周りで連絡のつかない友人が何人かいるからです。 連絡が返ってこないのは迷惑でもありますが、同時に残念であったり寂しいとも感じます。 先方に必ず分かった時点で連絡を入れることや、そもそも「NO」と言えることがとても 大事だと再認識するとても貴重な機会でした。 社会人になる前に、常に先の見据えた行動をとれる人間になれるように学生一同、 私と一緒に皆さんで頑張りましょう! 【活動発表】 今月は以下の6団体から活動の発表をしてもらいました! ・環境市民(関西地区) ・気候ネットワーク(関西地区)
・びわこ豊穣の郷(関西地区)
・冒険遊び場せんだい・みやぎネットワーク(宮城地区)
・みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)(宮城地区)
・グリーンシティ福岡(福岡地区)
<環境市民>
「企業のエシカル通信簿」の作成をメインに行いました。企業のエシカル通信簿とは、
どの企業が持続可能な消費に配慮しているかを企業にフィードバックする活動です。 <気候ネットワーク>
「提案・発信・行動」のNGO
龍谷大学地域で市民協同発電所全国フォーラムのコーディネーターをラーニング生の
大同さんが担当しました。コーディネーターとしての準備期間や実務を振り返り、 「貴重な経験ができた」と語っていました。 いろいろある貴重な経験の中で、「今ある問題に対して何が問題なのかを生の声で 聞けたこと」が一番印象に残っているそうでした。 <びわこ豊穣の郷>
環境教育:水辺の生き物と触れ合う体験学習
ラーニング生の眞田さんは昆虫が苦手で活動との親和性があまりないように感じていましたが、
資金調達等の裏方作業で貢献でき、楽しみを見いだせられたと紹介してくれました。 また、2泊3日のフィールドワークもかなりハードで大変だったそうです。 インターン先の職員さんから「20代は失敗した方がいい」との助言もいただけたそうです。
<冒険遊び場 せんだい・みやぎネットワーク>
子供が自由に遊ぶ「遊び場づくり」を掲げて活動
「危ないからダメ」で止めるのではなく、どうしたら実現できるのかを一緒に考える
お手伝いをしています。 普段活動していない方がボランティアに来ていただいた際、その方々への対応(子どもに
どう対応するか等)が不十分だったと振り返りました。 事前セミナーの開催で対応ができるのではないかと仮説を立て、解決への糸口を探っています。 活動全体を振り返り、子供の普段見ない一面をいっぱい見ることがあり、当活動が
子供の居場所づくりを体現できていると実感できたそうです! <みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)>
SDGs環境出前講座や中小事業者のための環境経営セミナーなど、手広いターゲットに
環境教育を提供しています。MELONフェスタというイベントでブース出展もしました。 <グリーンシティ福岡>
自然豊かな新しい都市形態を提唱・創出することを目的として活動をしています。
生き物観察会、夜のホタル観賞会、企業向けの環境研修会などの具体的な活動を開催しており、
生き物体験からオンライン配信、講義まで屋外から室内までのいろんなことを執り行って います。 知識だけでなく、現場のニーズにあったプログラムを提供、変更できる手腕の方が理事を
しており、これを見てラーニング生の渡邊さんはファシリテーションの参考になったと 紹介していました。 ラーニング生のみなさん、発表をうけてとてもいい経験ができていることがしっかりと
伝わってきました! 今月の皆さんの発表を聞いていて、実務を通して自分のやりたいことや興味の解像度が
あがったこと、反省点で社会の常識や人間関係・礼儀があがっていたことが特徴だと 感じました。振り返りをしっかり言語化できていたので、インターン前よりも確実に 成長できているように思います! 来月はいよいよ2023年度CSOラーニング最後の定例会となります。
内容も活動発表に加え、ミニプロジェクト活動報告とかなりゴージャスです! 楽しみにしていてください! 今月は以上となります。お時間いただきありがとうございました!
愛知地区チューター 加々美薫 |
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2023 11,24 18:24 |
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こんにちは!
関東地区チューターの池田日陽です。
一気に寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
さて、11月14日(火)18:30~20:00に11月のオンライン定例会を実施しました!
今回の定例会の流れは
1. 活動発表 2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ
でした! 今回からインターン生による派遣先での活動発表が始まりました! これから1月まで3回にわたって活動発表を行っていく形になります!
1. 活動発表
派遣先の活動内容も紹介しつつ、これまでで最も印象的だった CSO 先での活動エピソードを 1つ紹介していく形になります! ① アサザ基金(木村さん・山川さん)
「農業」というとお米を作るだけだと思っていたが、活動を通してより広い視点で考えられる
ようになったという木村さんのお話が印象的でした。また、山川さんがお話していたように、 来年からはイベント自体の企画も担当するそうです! 津田さんは「田んぼのイロハ」という新潟県南魚沼市での休日農業講座についてお話しして
くれました。稲刈りが終わったときには達成感を感じたそうです。 また、田んぼのイロハに参加するために東京から自転車で参加された方もいらっしゃった というエピソードには驚きました!多様なバックグラウンドを持つ参加者の方々と出会えて、 色々な方の人生のストーリーを知ることができたそうです! 中屋さんは、印象的な活動としてオンラインイベントでの登壇を挙げていました!
職員の方のサポートもありつつも、企画・運営はほぼインターン生が担当したとのことで、 インターン同士の仲を深めるきっかけにもなったそうです! 梅本さんも、団体としての活動拠点が国内だけでなく海外にも及ぶことから、多様な活動を 経験できているとお話していました。活動を通して自分の強み・弱みを知ることにも つながっているというお話もあり、活動を通して学びを得られていて良いなと思いました! ④ 樹木・環境ネットワーク協会(荻原さん)
参加者によって自然の捉え方が異なるというお話がありました。子どもは自然を遊び場として
捉えている一方で、高齢者の方→自然を守りたいという思いで活動されている方が多いとの ことです。活動を通して、自然環境への興味の窓口はたくさんあると気づいたという素敵な 学びをお話してくれました! ⑤ 日本自然保護協会(溝上さん)
様々なセクターの方々と連携しながらワークショップを行い、協力組織との関係づくりの
重要性を感じたそうです。日本自然保護協会の、他の組織をつなげるハブとしての役割を 感じたという学びも共有してくれました!年上の参加者の前で司会進行をするのは私も 緊張しそうです…! ⑥ 日本環境教育協会(松本さん)
松本さんは派遣先で環境教育ゲームの企画制作を行っているとお話してくれました! 大学でゲームシミュレーションに関する研究をされており、CSOでの活動にも大学での学びを 活かしているそうです。ゲームの企画制作というのは今までにも類を見ない活動内容で 興味深いですね! 学習効果を高めることとルールを簡単にすることを両立させるのが難しいというお話も
ありましたが、ワークショップの実施に向けて引き続き頑張ってください! 2. ミニプロジェクトについての打ち合わせ
昨年度のミニプロジェクトはイベントの実施というアウトプットが比較的多かったのですが、 今年はアウトプットの形が多様で面白いですね! CSOの活動もあと3ヵ月を切りました!
ラーニング生の皆さん、派遣先の活動と合わせてミニプロジェクトもあり少し大変かも
しれませんが頑張ってください! 最後に「やりきった」と思える8ヵ月間になると良いなと思います! それでは、皆様体調に気をつけてお過ごしください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
関東地区チューター
池田日陽 |
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2023 11,24 18:11 |
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皆さん、こんにちは!
宮城地区チューター佐々木湧雅です。 11月10日18:30〜からオンラインで定例会を開催しました。 今回の定例会では
1.各インターン先の活動報告
2.ミニプロジェクトの話し合い
が行われました。 1.各インターン先の活動報告
CSOラーニング制度での活動を通じて「最も印象的だったもの」を4団体のインターンが
発表しました。 ①関西地区:NPO法人愛のまちエコ倶楽部・大聖さん
最も印象的だった活動は「だれんち」という古民家の一斉清掃とのこと。
「だれんち」は古民家をリノベーションして、新しく作られた活動拠点で、
活動は他のインターン生や理事の方々などみんなで掃除をしたそうです。 大聖さんからは、空き家を交流の場として活用することはもちろん、農村地域移住希望者の
生活体験の場となることが、「だれんち」活動の意義だと思うとのお話がありました。 その他に小中学校での出前授業なども行っているようです。 昨年度から活動に参加していて、団体の皆さんに感謝されることがやりがいに
なっているとのことでした。 ②愛知地区:オイスカ中部日本研修センター(荒川さん、松本さん)
オイスカ中部日本研修センターは、愛知県豊田市に位置するNGO団体です。
主な活動はアジア太平洋地域からの海外実習生への農業研修、日本語研修や、
植林などの環境啓発活動で、8月に行われたバザー出店では野菜、卵、米などの
販売も経験されたそうです。 他にも農業ボランティアデーではさつまいも、うめの収穫なども体験し、
卵かけご飯が美味しかったとのことでした。 最も印象的だった活動としては、英語キャンプを挙げられていました。
バンブーダンス、つみき体験などを行い、海外の技能実習生が子どもたちと優しく、
暖かく関わっていたのが印象的だったそうです。 ③関西地区:里山保全活動団体 遊林会(本谷さん)
遊林会では、子どもを対象に環境学習を実施しており、森で昆虫を捕まえたり、
魚を捕まえたりして、豊かな心を育んでもらうことを活動の意義としています。
子どもたちが継続して活動に参加するため、活動を通した子どもたちの成長を 感じられることも特徴的な点です。 本谷さんは将来環境に関わる仕事をしたいと考えており、インターン活動では 非常に貴重な経験ができているようです。 なお、スタッフであること忘れるくらい、自分自身が環境学習に夢中になって
しまう点は反省点ということでした(笑)。 ④宮城地区:オイスカ名取事務所(和泉さん)
オイスカ名取事務所のインターン活動では、団体が行っている「海岸林再生プロジェクト」に
参加するボランティアのサポートを主に行っているそうです。 中でも葛の刈り取りは農薬が使えないためすべて手作業での刈り取りとなるため、 非常に大変だったとのことでした。 印象に残った活動として、班のリーダーとしてボランティアをまとめていた際、
突発的に発生した作業に熱中してしまい、予定されていた体験活動を忘れてしまった というエピソードを紹介してもらいました。 団体の方からは「林業は常に危険と隣り合わせ。指示に従って行動できないことは 生死に直結することもあることを忘れないで欲しい」というアドバイスをいただいたとのこと。 一年前からボランティアとして参加していたこともあり、ボランティアの延長のような
感覚で参加してしまっていたことを反省し、団体の一員として活動する自覚を持つ必要性を 痛感する、貴重な機会になったようです。 2.ミニプロジェクトの話し合い 活動発表後はミニプロジェクトの話し合いが行われました。
すでにイベントを開催したり、冊子を作ったり、YouTubeでの動画投稿を計画したりと、
昨年度よりも活発に動いていて、チューターに頼らず、話し合いが進んでいました。 定例会はあと2回となりました。
来月も各インターン先の活動報告とミニプロジェクトの話し合いとなります。 今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
宮城地区チューター 佐々木 |
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