2022 08,24 11:16 |
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こんにちは。
関東地区チューターの吉田美波です。
街中のショーウィンドウには秋の気配、
夏も終盤に向かっているのを感じるこの頃です。
さて、8月17日に関東地区で第二回目の定例会を開催しました。
今回はラーニング生にメーリングリストを活用してもらうために、
1.効果的なイベント告知メールの書き方講座
2.架空イベントのメールによる告知コンテスト
の二本立てて、知識の習得から実践まで行いました。
1.効果的なイベント告知メールの書き方講座
SOMPO環境財団の瀬川さんから、メーリングリストでイベント告知を行う際のいろはを
教えていただきました。 実際に昨年度のラーニング生がメーリングリストに流したメールを用いての説明だったので、
とてもわかりやすく、勉強になりました。 私自身、これまでメーリングリストから参加したイベントが多数ありました。その時の
イベント告知メールを見返してみると、自分の興味にピンポイントに刺さってくるような 文章ばかりだったなと思い、今回の瀬川さんの講座の内容には頷くばかりでした。 2.架空イベントのメールによる告知コンテスト
習うより慣れろ、ということで、架空のイベントをCSOラーニング制度で用いている
メーリングリストに流すという設定の下、実際に告知メールを作成してみました。 ただそのまま作成しても面白みがないため、6グループに分かれてグループごとに一通の
メールを作成、その後、メールを読んで一番行きたい!と思ったグループを投票で決める ことにしました。 私が参加したBグループの様子です。
メールを複数人で作成する機会はなかなかないもので、最初はグループワークの進め方に
戸惑っていました。 最終的にはgoogle document を使って、オンタイムで全員が一つのものを作り上げていく
スタイルに。 課題解決に対して、適切なツールを見つけるスキルも重要ですよね!
主に、①どういう対象にこのイベントに参加してほしいのか、②イベントの主催者としては
どういう部分を推していきたいのか、の2点を考えながら文章を作成していきました。 あっという間にグループワークの時間が終わり、各グループからの発表の時間です。
Cグループの発表の様子です。
同じイベントの告知であるにもかかわらず、
リード文の雰囲気や、そのイベントの推しポイント、文の構成などなど…
メールにそれぞれのグループの色が出ていて面白かったです。
私が特に素敵だな、と思ったのがCグループのメールでした。
自分の生活を振り返る時間を作るようなメールの掴みで、そのイベント自体に興味がなくても
メールに惹きこまれてしまいました。 さらに、そのあとに続く文章も秀逸で、イベントの概要を見なくても、どんなイベントが
開催されるのかが伝わってくる、シンプルかつ的確なリード文でした。 CとFが同率一位という結果でした。みなさんお疲れ様でした!
結果発表の後、SOMPO環境財団の方々からの講評をいただきました。
今後メールを作成する際に参考になるコメントをたくさんいただきました。
私が特に印象に残ったコメントが、西脇さんからの“グループワークで自分の意見を言う
重要性”のお話と、瀬川さんからの“本音がにじみ出ているメール”のお話です。 グループワークでは、ついつい他のメンバーに頼ってしまうことがあります。しかし、3人 寄れば文殊の知恵、とあるように、自分なりに意見を持って発言していくことで最終的に 素晴らしいものを作り上げることができます。CSOラーニング制度のグループワークを 練習台にして、活発なグループワークを通し、今後ラーニング生の皆さんが自信をもって 発言していけるようになったらいいなと思います。 “本音がにじみ出ているメール”のお話にはとても共感しました。瀬川さんの実体験から、 人の心を動かすメールには本音がにじみ出ているという趣旨のお話でした。みな同じ人間 ですから、共感できることも本当は多いはずです。私も、相手の隠れた共感や興味を 引き出すような、本音のスマートな出し方ができるようになりたいと思いました。 また、関東地区と関西・愛知・宮城地区ではメールの味(本音のにじみ方)が違う、 ということをおっしゃられていたので、他の地区の方がどういうメールを作成したのか、 気になりますね。 今回の定例会を踏まえ、CSOラーニング制度のメーリングリストも賑わっていくことを
願っています。 関東地区チューター
吉田美波 |
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2022 08,19 09:45 |
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8月10日(水)に、関西・愛知・宮城地区 第二回定例会を開催しました。 第二回目のテーマは、“メーリングリストを活用した情報発信”。 CSOラーニング制度では、ラーニング生やCSO関係者、環境財団の職員が参加している メーリングリストを利用して情報共有・発信をすることができます。 ただ、ラーニング生の中で実際に活用している人はあまり多くないというのが現状…。 しかしメールは、今後社会に出たときにほぼすべての人が必ず使うことになるツールです。 ラーニング生の皆さんにはぜひこの期間にたくさん練習して、スキルを身に着けてほしい!! というわけで今回の定例会では、 メールを使ってより効果的な情報発信をするための勉強会を行いました。 (1)メール活用についてのレクチャー(瀬川さん) はじめに、損保環境財団の瀬川さんから、メールでの情報発信についてレクチャーして 教えていただいたポイントは主に以下の3点です。
①メールを送っている目的 を意識しよう メールを書くとき、つい “送ること” が目的になってしまっていませんか? しかし大事なのは、受信した人に “読んでもらうこと” であるはず。 メールを読んだ人に、イベントに参加してもらう、ということが目的であれば、 “なんか面白そう!” と思ってもらえるように、 興味をそそるようなタイトルやリード文を考えなければなりません。 また、客観的な情報だけでなく、自分が伝えたい魅力など“主観的な想い”を 盛り込んで文章を書くことも重要です。 ②ターゲット設定と内容の整合性 を確かめよう 大多数に向けての文章を作成するとき、なんとなく誰が見てもいいように 無難な表現を選んでしまいますよね。 しかし、それは当たり障りのない、誰の興味も引かない文章が 出来上がってしまう要因にもなり得るんです…。 どんな人に興味を持ってほしいのか、より具体的に対象を絞り、 そのターゲットに確実に刺さるように意識して文章を書くと、 よりメッセージ性の強い内容になるかもしれません! やはり情報を発信する際、 “自分が受け取った時にどう思うか”という視点はとても重要です。 あまりにも長すぎる文章だと、自分だったら最後まで読まないだろうな、 こんな見出しだったらメール開きたくなるな、という風に 読み手の気持ちを意識することで、 おのずと読みやすく、伝わりやすい文章になるのではないでしょうか。
次に、メール告知の実践練習も兼ねて、架空の環境保全イベント(「生物多様性を守ろう! どのグループのメールも、読み手に興味を持ってもらえるように 様々な工夫がなされていました!! 具体的には、 “○○さんのお話を聞くチャンス!” “○○人限定!” という文言を入れることで、イベントの特別感を出す “一人暮らしをしているあなた!” “パックの野菜しか買わないあなた!” など、ターゲットを明確に絞ってアピールする “食べ物の選び方などで生物多様性を守ることに貢献できるかも” と、人々に身近なテーマであることを伝え、関心を持ってもらう “命を持続させる食が生物を危機に!?” といった一般的なイメージとのギャップを生み出し、興味を引く …などなど、 同じイベントの告知メールでも、言葉の選び方や文の構成が変わるだけで、 こんなにも読み手として受ける印象が異なるのだと驚いたと同時に、 目的意識をしっかりと持ち、相手のことをよく考えて、情報発信を行う大切さを ラーニング生の皆さんも、定例会で学んだことを生かして、 今後メーリングリストもぜひたくさん活用して、どんどん情報発信していってください! さて、いよいよ全国合宿の開催も近づいてきましたね! 今年も対面ではなくオンラインでの開催となってしまいましたが 皆さんにとって、楽しく、学びの多い、充実した合宿になれば良いなと思っています。 皆さんにお会いできるのを楽しみにしています! 関西地区チューター 石部沙季 |
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2022 08,10 13:40 |
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こんにちは。
関東地区チューターの吉田美波です。
マスク生活に加え、暑さも猛威をふるっており、息苦しい日々が続いています。
こんな時でも暑さに負けず、元気に活動していきたいですね!
さて、7月22日に関東地区で第一回目の定例会を開催しました。アイスブレイクと
派遣先CSOの紹介を行い、お互いへの理解が深まった定例会になりました。 1.アイスブレイク
Good & New という、24時間以内に起きた良いこと&新しい発見を共有するゲームを、
グループに分かれて行いました。 SOMPO環境財団の瀬川さんから、GOODなニュースの例。
家庭菜園は日々発見があって楽しいですよね。 私のグループの様子です。大学生はこの時期、期末テストということもあり、
テストトークで盛り上がりました。大学院生にもなると、テストがないため、 懐かしい気持ちで聞いていました。 2.派遣先CSOの紹介
「派遣先団体の理解・今後の自分の活動の見通し・担当者とのコミュニケーション」を
目的とし、下記の3つの内容を事前に準備して、グループごとに発表しあいました。 ①派遣先団体の活動目的
②関わってみたい活動
③インターンシップ担当者の方の人柄
以下、私が参加したグループの発表を紹介します。
・JUON NETWORK(納富さん)
①Mission:都会と田舎の共存、どちらも生きやすい世界に。
Vision:人が自然を正しく自由に使える社会の構築。
Value:自然に対し敬意をもって利用していく。
②森の学校というイベントに一度参加者として参加させてもらったので、今度からは
サポーターとして、自然に興味を持ってもらえるような場を提供していきたいです。 ③とても優しく寛容な方で、聖人のような方です!
定例会での発表が初めてとは思えないくらい、スラスラとわかりやすくお話しされている
印象を受けました。 ・ECOPLUS(酒井さん)
①環境教育、国際交流、自然体験を通して、人と自然の関係を見つめ直す。
②自分自身、環境に興味を持つようになったきっかけが、自然体験でした。
子供たちの“原点”になり得る活動を支えていきたいです。 ③まだお会いしたことがないようで、これからの活動に期待です。
エコプラスは海外のフィールドでも活動しているようなので、感染状況が落ち着いて、
行けるといいですね! ・樹木・環境ネットワーク協会(吉川さん)
①人と自然が調和する持続可能な社会の構築。
②森づくりボランティア!
③苔の分類に詳しく、じつはご近所さんでした。
吉川さんはスライドを作成してきてくれました!わかりやすくて聞き入ってしまい、
ついついメモを取るのを忘れてしまいました。 ・アサザ基金(伊藤さん)
①かっぱん田の運営や環境教育などを通した、環境保全循環型の社会の実現。
②主にかっぱん田の管理になると思います。保全活動を通して、環境や保全に詳しく
なりたいです。 ③気さくで話しやすい、体力オバケの方!
実際に、既に参加されているかっぱん田での活動のお話もしてくれて、生き生きと
話している伊藤さんの姿がまぶしかったです。 以上、相互理解が深まり、これからの活動に期待が高まる発表会でした。
他のグループのみなさんはどうだったでしょうか?
8月の定例会、それに続いて夏合宿…CSOラーニング制度も熱い夏になりそうです!
それではまた来月の定例会でお会いしましょう!
関東地区チューター
吉田美波 |
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2022 07,22 11:38 |
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こんにちは!
2022年度愛知・宮城地区チューターの大脇藍です。
7月13日に関西・愛知・宮城地区で今年度初めての定例会を開催しました! 今回は3地区混合のグループに分かれて、アイスブレイクと派遣先CSOの紹介を行いました。
1.アイスブレイク 「GOOD&NEW」
アイスブレイクで行った「GOOD&NEW」は、24時間以内にあった良いことや
新しい発見を発表し、その人自身を知るきっかけをつくるコンテンツです。 私たちのチームでは、大学の課外活動などで良かったこと、新しく始めたことを共有し、
とても盛り上がりました。 2.派遣先CSO紹介 このパートでは、事前課題となっていた項目について、各自が5分間ずつ発表を行いました。
(発表する項目) ・派遣先団体の活動目的は?
・関わってみたい活動は?
・インターンシップ担当者の方はどんな人?
最初に進行役やタイムキーパーを決めて発表を進めました。
発表の目的は、派遣先CSOの活動と自分の目標のベクトルを合わせること、担当者の方との コミュニケーション促進です。 以下では私が参加したグループの発表内容をご紹介します。
①三浦さん:冒険あそび場 -せんだい・みやぎネットワーク
団体の理念は、こどもたちが主体的にやりたいことができる場を提供すること。
遊びに来る子どもたちは、室内では乳幼児、屋外では小学生が多いようです。 プレイパークというところに手作りの工具があり、三浦さんはじめインターン生が
プレイリーダーとして一緒に活動します。プレイリーダーは、子どもたちがやりたいことを 邪魔せず、本当に危ない時は、「私はこういう風にしたほうが良いと思うな」など 伝え方に工夫しているそうです。 今後関わってみたいことは、プレイリーダー自身が遊び場を見つけてみたいとのこと。 担当者の方は、見た目と性格のギャップがすごいとのことでした。
②平井さん:日本ウミガメ協議会 1990年設立、全国のウミガメ保護団体をつなぐ仲介者になることが団体の活動目的。
様々なデータを収集し、アカウミガメの上陸回数が減り続けているのは何故か?という
謎を解き明かしていきます。ウミガメの産卵後の次期は、8月中旬から10月までは 孵化率の調査、12月にはウミガメシンポジウムを沖縄で開催する等の活動をするそうです。 関わってみたいことは現地での調査で、早速調査に参加されているそう。
ライトが使えずに真っ暗な中を歩いたり、川に入るのには苦労したそうです。
担当者の方は、自分の家は散らかっているのに、調査施設はきれいに!と厳しいそうです。 ③寺田さん:オイスカ中部日本研修センター 1969年に設立され、人材育成や啓発普及、こどもとの交流事業、植林活動を行っています。
参加してみたい活動は、技能実習生への日本語の授業。
担当者の方にはインタビュー形式で答えていただき、オイスカに入ったきっかけと、
オイスカの推しポイントをお伺いしたそうです。ちなみにきっかけは、以前保育士として 働いていたとき、海外旅行で夜遅くまで働いているボランティアの方々を見て、国際協力に 関心を持つようになったことだとか。その後オイスカを紹介され、最初はボランティア、 そして今は職員として働いているそうです。推しポイントは、幅広い年代の方や政治家の 方など、いろんな方と交流できるところとのことです。 ④寺田さん:環境市民
環境市民は京都所在、誰もが参加できる環境NGOという目標を掲げている団体です。 持続可能で豊かな生活ができる消費生活を推奨するため、環境市民が主体となって、
他の団体とも協力しながら「エシカル通信簿」や「ぐりちょ」を運営しています。 担当者の石崎さんは、彼女に会うためにヨーロッパ旅行に行ったり、一か月放浪したり、 引きこもったりといった経験を経て、現在環境市民の理事を務めているという面白い方 だそうです。 以上のように、改めて同期の仲間がいろいろな活動をしていることが分かる発表でした。
メンバーからは、地区の垣根を超えた交流で刺激がもらえた!との声があがっていました。 最後にお知らせとして、夏合宿の日程が発表されました。 8月31日(水)15:00~20:00 オンライン開催
9月 2日(金)12:30~18:00 対面開催
皆さんと熱い夏が過ごせること、楽しみにしています! 愛知・宮城地区チューター 大脇 藍 |
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2022 02,02 16:47 |
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こんにちは!
愛知地区チューターの岸拓実です。 1月20日に関西、愛知、宮城3地区合同の第7回定例会が開催されました。 今回も11月・12月と同様の二部構成でした。 1.CSOラーニング制度で印象に残った活動について派遣先ごとの発表 2.関心テーマについてのディスカッション
1.CSOラーニング制度での活動についての発表 今回は以下の5団体が発表してくれました。簡単に発表内容も紹介します。 ①愛のまちエコ俱楽部(https://ai-eco.com) 菜の花を活用した地域内資源循環モデル(菜種油の生産→油の回収→せっけんや燃料の生産
→農作業利用)である「菜の花エコプロジェクト」などの事業を通し、様々なことを学んだ そうです。 何に価値を感じるかは人それぞれであり、持続可能や環境に取り組む人にはきっかけがありますが、 それは大体危機感から来るものです。 環境問題に取り組むことにプラスのイメージ・価値を感じる人を増やしたいと思ったので、 自分自身もプラスのイメージを感じつつ、必要だと感じたことを行っていきたいという感想を 述べてくれました。 ②気候ネットワーク(https://www.kikonet.org) 気候ネットワークは気候変動に対して幅広い活動をしている団体です。
気候ネットワークはオンラインでの活動に限られてしまっているにも関わらず、3人が3人とも
オリジナルの活動をしています。それぞれの人が職員やボランティアなど関係する人たちを 巻き込んで活動しています。 ③日本ウミガメ協議会(http://www.umigame.org) 日本ウミガメ協議会は、ウミガメを含む自然と人との共存を目指す団体です。
最も印象に残った活動は、和歌山県みなべ町での産卵調査でした。フィールドワーク調査や 関係者のネットワークづくりを通し、以下のような学びを得てくれました。 ④オイスカ名取事務所(http://www.oisca.org/kaiganrin/project) オイスカ名取事務所では、東日本大震災復興の一環で「海岸林再生プロジェクト」を行っています。
松の植林に加え、つる植物の駆除、溝切り、ゴミ拾い、活動理解のための広報活動です。 クロマツは湿気に弱いのですが、盛り土によって排水に問題があるため、溝切り排水経路を 確保する必要があります。 ⑤環境会議所東北(https://www.kk-tohoku.or.jp) 「みやぎグリーン購入ネットワーク」について主に話してくれました。
グリーン購入とは、商品やサービスを購入する際に必要性をよく考え、価格や品質だけでなく、 環境への負荷ができるだけ小さいものを優先的に購入することです。主な活動は以下の通りです。 環境について学ぶイベントを通して、エネルギーの便利さやそれを創り出す大変さを感じた そうです。また、イベントが子供たちへの環境教育につながると考えてくれました。 今回で全ての団体の活動発表が終了しました。毎回質問もたくさん出ており、ラーニング生 同士たくさん刺激をもらったのではないでしょうか。 どの団体も素晴らしい発表をありがとうございました! 2.関心テーマについてのディスカッション 今回は最終回ということで、各グループが考えてくれた、
「問題解決に向け、修了後に取り組むこと」を発表しました。 ①気候変動チーム 気候変動のことを分かっている人は多いのに行動が伴わないことが現状であるため、
持続できるかどうかが大切であるということを意識し、小さいことからできることを 考えてくれました。 情報共有ができるコミュニティに入ることや、知識をつけると、実際に情報共有をする ことなどです。確かにこうした取り組みを広げていくことで、より問題意識を持ち行動に 移してくれる人が増えてくれそうですね。 ②生物多様性チーム 生物多様性とは、生き物たちの豊かな個性とつながりを指します。
しかし、知るきっかけがないことや、誤った認識や行動によって具体的なイメージが わかない人が多いです。そこで、イラストを活用した情報発信により、幅広い世代に 正しい情報を伝え、興味を持ってもらおうと考えてくれました。 既に2つのイラストを描いてくれました!そして、なんとSNSまで開設してくれました!(https://instagram.com/cso2021_sns) ③エネルギー問題チーム このチームは、劇のようなストーリーで発表をしてくれて、楽しんでみることができました!
温室効果ガス排出量削減に関して、アンモニアの混焼やCO2を回収して貯蓄する技術 「CCS」や、それを利用する「CCUS」など様々なことを紹介してくれました。 これからの社会を担う私たちは、エネルギー問題を自分事として考え、声を上げていくべきです。
電力会社を選ぶ、パブリックコメントを出す、選挙で環境問題に関心のある政治家を選ぶなど、 できることからはじめていこうと発表してくれました。 このチームは、いくつかのトピックに分けて発表をしてくれました。
海洋ゴミ問題に関して、マイクロプラスチックを回収するボートやビーチクリーンアップ
イベントを紹介してくれました。 また、在庫を確認してから購入したり、長期間の保存方法を調べたりするなどの上手な 買い物方法、複数の企業で対策されている商品の個包装の見直しについても発表して くれました。 さらに、不用品の海外への寄付やダンボールコンポストなどのゴミを出さない取組も 紹介してくれました。 この他、国や企業の取組、身近にできるリサイクルについて、まとめてくれました。 ⑤食糧問題(フードロス)チーム このチームもトピックを分けて発表してくれました。
ファストフードや食べ放題など、便利や安くてお得感のある反面ロスが多い飲食店
事情に関して、SDGsに積極的に参加している企業を選ぶ、頼み方を意識するといった 行動を紹介してくれました。 また、環境に負荷の多い牛肉生産に関して、消費量そのものを減らす工夫、給食の配膳方法の 見直しなど学校現場での環境教育の重要性について発表してくれました。 他にも、尻腐れのトマトに「闇落ちトマト」という名前をつけて売り出したことなど 規格外品に関するアップサイクルについて紹介してくれました。 ⑥食糧問題(飢餓)チーム 飢餓に対する国内の課題として、食糧自給率が低いことや気候変動による農林水産物の
収量低下などが挙げられます。問題解決に向け、「地産地消」に着目した取り組みを 紹介してくれました。 地産地消マップの作製やSNSの活用、スーパーへの提案などの取組です。 こちらのチームもSNSアカウントを開設してくれています!(https://instagram.com/cso_chisanchisho) ※#地産地消ラーニング生 のタグをつけて投稿しましょう! 各グループで発表方法が異なり、「伝える」ことに関して学ぶことが多かったです。 発表してくれた内容に関して、私自身も何か1つでも良いので今後行動に移していきたいと 思いました。 2時間に亘る定例会皆さんお疲れさまでした。最後までオンラインの定例会となりましたが、 オンラインだからこそ地区を超えた繋がりができたのではないでしょうか。 活動はこれでひとまず区切りとなりますが、3月には修了式もあります。 最後に皆さんの活動のまとめを聞くのが楽しみです。 この8か月間私も多くのことを学ばせていただきました。これからのラーニング生の皆さんの 活躍を期待しています。ありがとうございました! 愛知地区チューター 岸拓実 |
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