みなさんこんにちは! 関西地区チューター 谷玲花です。
1月10日にCSOラーニング制度 関西地区の1月定例会が行われました。 こども環境活動支援協会(LEAF)でインターンをしている2人が幹事をしてくれました。
最初に12月のそれぞれCSO先での活動内容と、 新年らしく初詣について1人ずつ話しました。 大吉の人もいれば、末吉の人もいたり… みんなが幸せな一年になればいいなと思います。
次に、LEAFの方から活動内容などについてお話をいただきました。 西宮市には環境学習システムがあり、 幼児から大人まで町全体で取り組もうという制度があるというお話をしてくださいました。 LEAFでは、各世代の子どもたちを対象にした環境教育制度もしているそうです。 幼少期から川や山、キャンプなど様々なフィールドで自然体験活動ができるのは、 環境教育の面でも心の面でもとてもいい成長につながると思いました。 また、保育士や教員を対象にした研修を行なっていることにも驚きました。
最後に、3月の修了式の自主プロジェクト発表について話し合いました。 スライド作りなど役割を決めました。 3月にももう一度集まろうということになりました。 良い発表ができたらいいなと思います。
活動自体は本当に早かったなという印象ですが、 チューターとしてもインターン生のみんなとたくさんお話ができて、 とても楽しく、とても充実したものになりました! 関西地区ラーニング生のみなさん、 残りの活動と修了式での発表、頑張りましょう!
関西地区チューター 谷 玲花
こんにちは。宮城地区チューターの畠山です。 12月17日に宮城地区の12月定例会が行われました。
それぞれの派遣先でチャレンジしてきた活動が形になりつつあり、 新聞や地元の駅、ブログ記事等でその成果を発表しています。 その一部をご紹介します。 認定NPO法人杜の伝言板ゆゆるで活動している櫻田君は、 河北新報の誌面に仙台で活躍するNPOを取材した記事を書いています。 記事はこちら オイスカ名取事務所で活動をしている森さんは、 東日本大震災からの海岸林再生プロジェクトについて紹介した写真展を企画しました。 記事はこちら 公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワークで活動をしている平澤君は、 スペインで開催されたCOP25に参加してきました。 日本が化石賞を受賞してしまったあの気候変動枠組条約締約国会議に 日本のユースの代表として参加しました。 マドリードの中心部で行われた50万人規模の大きな気候ストライキに参加したり、 日本ブースで東京2020大会に関するプレゼンテーションをしたそうです。 他のインターンも積極的に活動をしています。 1月のブログ記事で紹介する予定です。 活動報告後は、 森のようちえん虹の森の代表、清水様から団体の活動についてお話しをいただきました。 森のようちえん虹の森は、森が園舎のようちえんです。 特定の園舎を持たず、森の中で季節、天気、植物、変化する自然を感じながら 目一杯遊ぶ中で、こども達は感性を研ぎ澄ませ育つことができるそうです。
活動紹介の中では、こども達の普段の様子を写真でたくさん見せていただきました。 どの子も、すごく楽しそうだったり、真剣だったり、みんなで山登りをして疲れていたり。 自然の中で伸び伸びと育っている様子が伝わってきます。 団体のブログにはインターンの丹野さんも記事を書いています。 丹野さんの記事はこちら 宮城地区の自主プロジェクトは、2月1日のCOP報告会での ブース出店に向けて具体的に準備が進んでいます。 ヤシ油を使ったキャンドル作りを通じて、気候変動による海面上昇の問題と、 その被害をうける国々について学ぶプログラムを企画しています。
定例会以外でもインターン同士が集まり、キャンドルづくりを進めています。
また、東北大学で気象学を研究している先生のもとを訪ね、ヒアリングも行いました。 気候変動における日本・宮城の海面上昇、温度上昇について 論文や文献で調べても中々情報が出てこず、研究者に直接聞いてみようと企画していました。 ヒアリングの結果としては、やはり日本においては中々そうした現象は捉えにくく、 また宮城という局所的なデータも中々揃わないとのこと。 「きちんと科学的に見ていくと、そう簡単に主張したい内容と合致して わかりやすいデータが出てくるわけではない。」 当たり前のことですが、きちんと活動を行っているからこそ得られた失敗と教訓でした。 プロジェクトが成功するか失敗する以前に、 インターンたちがこうした生の学びを得られることが一番重要だと、私自身は考えています。
またわかりやすく、気候変動の影響についても詳しく教えていただきました。 インターンたちがお客さん相手に話すための参考としては これ以上ないほど勉強になりました。 泣いても笑っても後1ヶ月のインターン期間です。 悔いのないように懸命に活動を行ってもらえたら嬉しいです。 宮城地区チューター 畠山 紳悟
こんにちは。 CSOラーニング関東地区チューターの塚本です。
12月19日、環境財団会議室にて、 関東地区Aチームの12月定例会が行われました。 久しぶりに担当の定例会に参加できてほっとしました。(遅刻してすみません)
はじめに12月定例会幹事のインターン先である認定NPO法人環境文明21と 特定非営利活動法人樹木・環境ネットワークの団体紹介がありました。 「環境文明21」は、昨今の環境問題が、経済、社会、 ライフスタイル等の文明の在り方と密接に関係しているとの認識のもと、 環境の質の維持、向上に資する新たな文明の在り方を探求することを 目的として1993年に設立されたNPOです。 調査研究、政策提言、普及・教育、交流を4本柱として活動しています。 最近は「若者」に焦点を当て、普及・啓発や協同に力を入れています。 (私も昨年度、環境文明21でインターンさせていただきました!)
樹木・環境ネットワークは、1995年に設立されたNPOで、 森を守る・人を育てる・森と人をつなぐの3つを軸に活動しています。 今回は事務局の種池さんがお話しをしてくださいました。 都会に住んでいると自然と乖離してしまい、 自然と触れ合う機会が普段から少なくなってしまうからこそ、 誰でも気軽に参加できる、このような保全活動を一般の方々に もっと知ってほしいと感じました。
後半は自主プロジェクトについて話し合いました。 関東地区Aチームは1月25日に開催される第19回『まちの先生見本市!』への出展に向けて、 プラスチックに関する企画の具体化を図りました。会場の人数規模や来場者のつかみ方、 子供たちに如何にして楽しく学んでもらえるか等を一生懸命に議論していました!。 皆さんも是非、1月25日『まちの先生見本市!』へご参加ください!! まちの先生見本市の詳しい情報は以下HPをご覧ください。 https://www.shinjuku-ecocenter.jp/project/1551/ 関東地区チューター 塚本 啓之
皆さん、こんにちは。気候危機を止めたいと思いつつも、 寒い冬は苦手なCSOラーニング関東地区チューターの塚本啓之です。 今年も寒い季節がやってきましたね…
今回は12月10日に損保ジャパン日本興亜本社ビル環境財団会議室において、 関東地区Bチームの12月定例会が行われました。
はじめは合同会社LIMONE代表の緒方さんより、 会社のエシカルに関する取り組みについて説明していただきました。 緒方さんはボルネオ保全トラストジャパンのインターンシップに参加して、 現地でのプランテーション農業が及ぼす生態系への悪影響を実際の目で体験しました。 そこから、エシカルな消費活動に取り組むことの重要性を感じて 「自分で選べるものは自分で選ぼう」と決意。 しかし、日常の生活のなかで「エシカル」の選択肢がないことに気づき、 自ら会社を設立。WEBやIT技術を駆使し、選択肢を消費者に提示する側として活動中。 LIMONEでは、主に3つの事業を展開していますが、特に印象に残った事業が、 緒方さん自身がエシカルな商品を使用して、 その使用体験を消費者目線で紹介する「Ethical Gift」です。 消費者が心配しそうな点や、各商品の細部まで善し悪しを紹介している本サイトは、 消費者には大変ありがたい情報源になると感じました。 情報社会で多くの情報が混沌とする現在、 消費者は「本物」を求めているため、有効な手段だと思いました。
また、一度はエシカル商品の購入を頑張ってみようと決めたものの、 エシカルな商品はそうでないものと比較して値段が高いために、 続けられなくなってしまう可能性があるのではないかという質問に対して、 「そのような辛い意識で消費を選択するのではなく、 自分のなかで値段的価値よりも環境配慮の価値が上回った時に変えればいいし、 自分のなかでゆずれないものやマインド (私の場合は気候危機対策→自宅の電力の再エネ化)を情報発信していけばいい。 それぞれが発信することで、個人の接点が広がっていくと思う」という回答に、 焦っていた自分の気持ちに変化がありました。 できる取り組みから、行動と普及を地道に続けていきたいと思いました。
後半は、自主プロジェクトについての話し合いがありました。 緒方さんのお話を踏まえつつ、それぞれの班(WEB班、インスタグラム班、ツイッター班)が 締め切りや最終目標を設定しました。
CSOラーニングも残すところ僅かですが、 今日の定例会はエシカルの普及・啓発に取り組むBチームにとって、 有意義な時間となったのではないかと思います。
関東地区チューター 塚本 啓之